先日、天馬のプラチェスト「フィッツプラス」が「フィッツチェスト」にリニューアルされることをお伝えした際に、「フィッツケース」なども変更が加えられる可能性があることに少し触れました。2月に入り、そろそろプレスリリースが出されるかと思っていましたが、今のところ公式には何も発表されていません。
しかしながら、これから新生活を迎える方にとっては一大事です。せっかく信頼できるフィッツシリーズを買い揃えたのに、買い足すときに仕様が変わってしまっていては残念に思うことでしょう。そこで今回は、現時点で分かっている情報をまとめてみたいと思います。
※この記事は2025年2月3日時点の情報に基づいています
フィッツケース→ロゴ変更など
まず、スタンダードモデルである「フィッツケース」から。まだプレスリリースがないので詳細は不明であるものの、写真を比較するだけでもいくつか違いが見て取れます。
ひとつめは、ロゴが変更されています。FC40と同じシンプルなフォントデザインに変わりました。次に、カプチーノ色からホワイト色になっています。また、写真では分からないこととして、再生プラスチックを10%以上使用したTSPP(天馬サステナブルプロダクツプログラム)対象商品となりました。
一方で、サイズおよび、前板の持ち手や外箱の形状には顕著な変化は見られません。基本的に新旧製品で互換性は確保されているものと考えられます。
なお、品番はこれまで「幅39cm M-53」(Mは高さ23cmを示す)などというかたちでしたが、新型では「53-39M」などというふうに「奥行-幅・高さ」の順に改められた模様です。少し分かりやすくなったんじゃないでしょうか。
フィッツユニット→アドバンスに
ハイエンドモデルの「フィッツユニットケース」も同様の変更が加えられています。商品名は「フィッツケース アドバンス」に変更されました。また、ロゴが変更、カラーはカプチーノ色からホワイト色に、またTSPP対象商品になっています。
サイズや外箱の形状などは変更がなさそうです。ただ、引出前板は上から手を差し入れても引き出せるように形状が見直されています。この点がアドバンスたる所以でしょうか。
なお、こちらもフィッツケース同様に品番が変わっています。たとえば「(L)3923」(奥行74cm×幅39cm×高さ23cm)が「74-39M」(Mは高さ23cmを示す)に変更されたという具合です。
フィッツFC40→マルチに
2023年9月に発売されたばかり(?)の「フィッツケースFC40」もリニューアルされます。商品名は「フィッツケース マルチ」です。
実はこの商品名は既に使われています。大人かわいいカラーバリエーションの「フィッツケース マルチ OTONA KAWAIIfits」がそれです。こちらもTSPP対象商品となっています。
マルチもTSPP対象商品ですが、ロゴも色も変更はありません。その証拠に、amazonではFC40の商品写真がそのまま使用されています。
一方で、FC40が4色展開だったのに対し、現状でマルチはホワイト×クリアの1色しか確認できません。カラーバリエーションを絞り込む可能性があります。再生プラスチックを使用するなら外箱も含めてクリア色はさすがに難しいでしょう。
なお、こちらも品番は「FC40-4030」(奥行-幅・高さ)から「40-40M」(奥行-幅・高さ30cm)などというふうに、他のフィッツケースと統一されています。
以上の通り、今回のフィッツケースのリニューアルはかなり広範囲に変更が加わるようです。基本的に新旧製品でサイズなどの互換性は保たれる見込みですが、旧フィッツケースと旧フィッツユニットケースは色が変わるようなので注意が必要です。
一方で、ニトリでフィッツユニットケースのホワイト色を買っていた方は影響が少ないかもしれません。仮にニトリが販売をやめてしまっても、プロパーを買い足せば済む可能性があるからです。
もっとも、まだ天馬から公式発表がない間は油断できません。なるべく早くスッキリとさせていただきたいところですね。
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