天馬から組立式の「PRXスタイルケース」登場。ルームケースと比較してみた

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今に始まったことではありませんが、最近は木製タンスを購入する人がかなり減っています。特にこの1年くらいは強烈で、経済産業省の統計を見ると、毎月50~80%ほど出荷量が減っています(対前年比)。

木製タンスは重くて大きくて、模様替えや引っ越しの際に不便ですし、地震のことを考えても心配です。おまけに、下手な木製タンスよりも天馬の「フィッツプラス」のほうが安くて引出しの開閉もスムーズだと思います。見た目は木製タンスのほうが有利とは言えるものの、日常使いではもはや木製チェストを買うメリットは少ないと言えるでしょう。

そういう流れに乗ってか、先日から天馬が新作チェストを矢継ぎ早に投入してきています。今回は「プロフィックス スタイルケース組立式」という新商品。いったいどんなチェストなのでしょうか。詳しく見て参りたいと思います。

※この記事は2022年12月5日時点の情報に基づいています(2023年7月23日一部更新)

 

天馬・プロフィックス スタイルケース組立式

こちらがこのたび新たに発売された天馬の「プロフィックス スタイルケース組立式」です。天馬のプロフィックスシリーズのチェストには他に「プロフィックス ルームケース」がありますが、パッと見て違うものだと分かる人は少ないことでしょう。

スタイルケースは組立式

従来のルームケースは完成品ですが、スタイルケースは組立式であることが最大の違いと言えるでしょう。組立式なら荷姿がコンパクトになり、物流コストを抑えることが可能です。一方で、組み立てが面倒なうえ、強度が落ちてしまうこともあります。

なお、ルームケース、スタイルケースともに日本製です。

サイズバリエーションが違う

スタイルケース組立式
幅65cm
5段深型 65×45×139
4段深型 65×45×112
3段深型 65×45×85

※いずれも幅×奥行×高さ(cm)。以下同。

ルームケース完成品
幅34cm 幅54cm 幅60cm
5段 34×42×108 54×42×108 60×45×115
4段 34×42×88 54×42×88 60×45×93
3段 34×42×68 54×42×68

サイズバリエーションも違います。スタイルケース組立式は幅65cmのみなのに対し、従来のルームケースは幅34cm、幅54cm、幅60cmの3サイズです。

また、スタイルケース組立式はすべて引出しが深型のため、同じ段数でもルームケースより背が高くなっています。よって、両者はサイズ的には競合しないと言えるでしょう。

セルフクローズ機構搭載

スタイルケース組立式はセルフクローズ機構を搭載しており、引出しをスルッと開閉できます。もっとも、従来のルームケースも引出しの開閉は割りとスムーズですから、それほど大きな違いとは言えないと思います。

天板にアルミ補強枠付き

スタイルケース組立式は天板にアルミ補強枠が入っています。ただし、従来のルームケースも幅60cmサイズには同様にアルミ補強枠が入っています。幅60cm以上になるとプラスチックだけではたわみが発生しやすいからでしょう。木製天板のフィッツプラスには必要ないものです。

簡易キャスター付き

スタイルケース組立式には簡易キャスターが4つ付いているので移動が楽です。もっとも、これはルームケースの幅60cmタイプと同じです。

ちなみに、ルームケースの幅34cmは自在キャスター4つ、幅54cmは後輪のみ自在キャスターとなっています。こんな風に同じ商品でもサイズ違いでキャスターが異なる仕様というのは珍しいですよね。

価格の比較

ルームケース スタイルケース フィッツプラス フィッツプラスイージー フィッツプラスデコ
幅60cm 幅65cm 幅65cm 幅65cm 幅65cm
6段 24,800円
5段深型 17,800円
5段 14,800円 19,800円 17,800円 19,800円
4段深型 13,800円 21,800円
4段 12,800円 17,800円 16,800円 17,800円
3段深型 10,800円 19,800円 19,800円
3段 16,800円

※すべて2023/07/23現在のテンマフィッツワールドでの税込価格

価格はどうでしょうか。スタイルケース組立式はルームケースとは幅も高さも違うので、単純に比較することはできません。しかしながら、それほど価格差はないと感じる一方、組立式であることを考えると割高感もあります。

フィッツプラスシリーズと比較するとどうでしょうか。3段深型で比較すると、フィッツプラス、「フィッツプラス デコ」ともに税込19,800円ですからスタイルケース組立式は半値近いです。これくらい差があると、組立式でも納得して買えるように思います。

一方で、スタイルケース組立式の5段深型とフィッツプラス、「フィッツプラス イージー」、フィッツプラス デコを比較すると微妙。引出しの深さが違う(=収める洋服の種類や畳み方が違う)とは言え、価格はほぼ同じですからね。悩ましい場面もあるかもしれません。

 

というわけで、新商品のプロフィックス スタイルケース組立式は従来のルームケースと直接競合することはなく、フィッツプラスシリーズとの間を補完するラインナップと言えます。

一方で、機能的な目新しさは少なく、組立式のメリットは消費者にはあまり伝わって来ません。個人的には幅54cmなら後輪キャスター付きのルームケースのほうが便利だし、幅65cmなら丈夫なフィッツプラスシリーズのほうが良いかなと思ってしまいます。

果たして、天馬の思惑通りとなるでしょうか。

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