今春、息子の部屋に山崎実業の「ウォール折り畳み物干し竿ホルダーtower(タワー)」を取り付けました。竿は矢崎化工の「イレクターパイプH-900」を使用。良い感じになったので、娘の部屋にも取り付けてあげたいと考えておりました。
一方で、この場所では「エアコンハンガー」のように見えてしまいます。また、息子にはこんなに長いパイプは要らないんじゃないかと考えていました。そこで、これは娘の部屋に付け替えて、息子の部屋に別のものを取り付けることにしました。
山崎実業・ウォール衣類ハンガーtower
今回ご紹介するのは、山崎実業の「ウォール衣類ハンガーtower(タワー)石こうボード壁対応」です。
基本的には石こうボード壁に取り付けるものですが、木質系壁にも取り付けできるように木ネジが付属します。また、ホワイト色(10100)のほか、ブラック色(10101)もあります。
こちらはハンガーを掛ける穴が6つ開いているだけでコンパクト。息子が洋服をチョイ掛けするならこれで十分だと思ったのです。
折り畳み物干し竿ホルダーと比較
ウォール折り畳み物干し竿ホルダーと比較してみると、特に縦方向の大きさが違います。また、壁から出っ張る長さもウォール折り畳み物干し竿ホルダーのほうが大きいです。
ちなみに、開放時のサイズはウォール折り畳み物干し竿ホルダーtowerがW40×D349×H340mm、ウォール衣類ハンガーはW50×D284×H180mmとなっています。
ウォール折り畳み物干し竿ホルダーが竿受けを手前に倒す構造なのに対し、ウォール衣類ハンガーは左右に振る構造という点でも異なります。
なお、ウォール衣類ハンガーを2つ使って竿を渡すことは禁止されています。耐荷重はウォール折り畳み物干し竿ホルダーが1つあたり5kg、ウォール衣類ハンガーは6kgなんですけどね。ウォール衣類ハンガーは壁から離れたところに荷重を掛けるには適さない設計ということなのでしょう。
ピンで石こうボード壁に取り付け
それでは早速、取り付けて参りたいと思います。取付方法は至って普通で、付属のピンを3本ずつ×4ヶ所=計12本刺せばOKです。
コインでも刺せますが、ピンを曲げてしまう可能性が高いので、私は小槌で打つことが多いです。
石こうボード壁に固定完了
ピンをすべて刺せば取り付けはほぼ完了。ハンガー部を倒した状態のほうが作業しやすいです。
キャップでピンを目隠し
仕上げにキャップを被せればOK。
取り付け完了!
こうして、あっという間に取り付けが完了しました。2倍のピン(ホルダー1本あたり)を刺す必要のあるウォール折り畳み物干し竿ホルダーに比べれば楽勝です。
コンパクトで良い感じ
ウォール折り畳み物干し竿ホルダーに竿を渡していた状態に比べるとコンパクトで良い感じです。エアコンハンガーみたいな見た目ではなくなったことにも満足しています。
ハンガーを掛けやすい
ハンガーを掛ける穴が6つあり、しかも穴が大きめなので、ハンガーをとても掛けやすいです。
洋服を掛けたままでも畳める
ウォール衣類ハンガーは洋服を掛けたままでも畳むことができます。
畳むと省スペース
畳んだ状態で正面から見るとこんな感じ。鴨居に洋服を掛けた状態に近いですね。
大型ピンチハンガーも掛けれるが…
ウォール衣類ハンガーは大型のピンチハンガー(コグレ・アルミ角ハンガー44)を引っ掛けることもできます。ただし、耐荷重は穴ひとつあたり1kgなので、部屋干しには使えません。
折り畳み物干し竿ホルダーは娘の部屋へ
息子の部屋で使っていた折り畳み物干し竿ホルダーは娘の部屋へ移設しました。今後、就職したら洋服が増えるはずなので、大活躍間違いなしだと思います。
というわけで、設置場所の関係でエアコンハンガーみたいな感じになってしまっていた折り畳み物干し竿ホルダーからウォール衣類ハンガーに変えたことで、見た目がスッキリして私としてはとても満足しています。
ただ、息子からは「洋服を(ハンガーを使わずに)バサッと掛けにくくなった」と言われてしまいました。息子としては見た目よりも使い勝手のほうが重要だったようです。これは私としても今後の課題として検討しなくてはなりません。
あと、我が家には関係のないことですが、ウォール衣類ハンガーは室内物干しとして使えないのはネックかもしれないですね。ご検討中の方はニーズを明確にして、最適なものを選んでいただければと思います。
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