「家の中での10cmの違いは大きな違い」と言われます。広い家具売場ではそれほど大きく感じなくても、実際に家の中に置いてみるとイメージしていたよりもかなり大きく感じるものです。
リビングダイニングのような一般的に広いスペースでも10cmの差は大きいのですから、1畳くらいのトイレでは相当大きな違いに感じられるはずです。
※この記事は2019年3月29日時点の情報に基づいています
山崎実業・ハンドル付きスリムトイレラックTOWER
山崎実業の新商品「ハンドル付きスリムトイレラックTOWER」(4307:ブラック/4306:ホワイト)はトイレ収納ラックとしては珍しいスチール製です。外箱が薄いため、奥行は13cmとスリム。木製だと20cm前後あることが多いですから、トイレのような狭い空間でも圧迫感を感じにくいサイズに仕上がっていることは大きなメリットです。
こういう感じなら、トイレの壁面にウォールシェルフを取り付けるような面倒なことをしなくても、それと同等以上の収納力を確保できますね。ちなみに、幅は47.5cm、高さはH68cmなので、2段カラーボックスの奥行を半分以下にしたような感じです。
裏返せば「隠す収納」
この商品は裏返して置くことで中身を隠すこともできます。来客がある一方で、見せたくないモノもあるわけですから、これは助かります。
ただ、キャスター付きで動かしやすいとは言っても狭いトイレの中です。そんな簡単に中のモノに手が届くとは思えません。
なお、ハンドルは左右どちらにでも取り付け可能ですが、表裏をチェンジするとハンドルが反対側になってしまいます。
山崎実業・スリムトイレラックTOWER
収納物を取り出しやすい状態と隠す状態を切り替えて使おうと思ったら、幅13cm×奥行17cmの「スリムトイレラックTOWER」(3510:ブラック/3509:ホワイト)のほうが良いかもしれません。商品名の通りスリムなので、比較的簡単に向きを変えることができます。
なお、天然木を使った「RINリン」(3192:ブラック/3193:ホワイト)のバージョンもありますが、価格は3割ほど高価になります。
ちょっとネガティブなことも書いてしまいましたが、今回の新商品「ハンドル付きスリムトイレラックTOWER」は個人的には良いと思います。木製では実現できない薄さですし、裏面も美しいです。
ただ、欲を言えば上半分だけでも両面から引き出せる引出しみたいな感じにしてもらったらなお良かったと思います。もしくは、一部にフラップ扉が付いているとか。また、マガジンラックを装備したタイプがあっても良かったですね。
逆に、トイレブラシは一緒に収納しなくても良いのではないかと思います。他のモノと一緒に収納したくない人も少なくないのではないでしょうか。
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