先日、「やわらかゴミ入れ」という商品の存在を知りました。やわらかい素材でできているから隙間に押し込むことができるというゴミ箱です。また、底がない筒状のため、レジ袋の底から押してやればレジ袋ごと捨てる必要がなくエコに繋がるというメリットもあります。
でもこれって、自分で作れそうに思えるくらいシンプルな構造なのに税込2,300円もするんですよ(Yahoo!ショッピングにて2019/04/13現在)。なので、実際に作ってみることにしました。
巻きダンボールで作ってみた
まず最初に巻きダンボールで作ってみました。梱包材としてストックしてあった巻きダンボールを切って2枚を貼り合わせてガムテープで留めただけです。
しかしながら、これでは耐久性がなさすぎてダメな感じでした(苦笑)
クッションフロアで作ってみた
そこで100円ショップに行ってPPシートでも買ってこようかと思ったのですが、本家やわらかゴミ入れはどう見てもクッションフロアっぽい素材なので、オフィスの床を貼ったときに余ったクッションフロアがあるのを思い出して、それで作ることにしました。
まずはクッションフロアを600×300mmにカットします。これは本家やわらかゴミ入れが直径174mm×高さ270mmであることを参考にした大きさです。
ボンドG17で筒状に接着
本家やわらかゴミ入れはシート状のものをハメ込み式で組み立てるようになっているようですが、そういう作り込みは面倒臭いので私はボンドG17で接着することにしました。最近はセリアやダイソーでも買えるのですごく助かります。
マスキングテープで養生してからG17を塗り広げ、10分ほど放置。ほどよく乾いてから貼り合わせ、養生テープで押さえます。そしてそのまま一晩放置。
筒状に貼り合わせ完了
接着するまで一晩放置してから確認してみると、期待以上にキレイに貼り付けられていました。これでほぼ完成なんですけど、次はレジ袋の持ち手を挿し込む穴を開けていきます。
カッターナイフで側面に切れ込みを入れる
貼り合わせて筒状にしたクッションフロアの側面にカッターナイフで切れ込みを入れます。レジ袋の持ち手は2つあるので、反対側も同じようにプスッと切ります。
レジ袋を掛けてみた
切れ込みにレジ袋の持ち手を挿してみると、切れ込みがどこにあるのか分からない感じです。作り方は簡単なのに、思いのほかキレイにできました。
自作やわらかゴミ箱が完成!
というわけで、実質30分も掛からずに自作やわらかゴミ箱が完成しました!
底から見るとこんな感じ
底から見るとこんな感じです。ゴミがいっぱいになったら、レジ袋の底を持ち上げてゴミを捨てるわけですね。
洗面化粧台横の隙間に
自作やわらかゴミ箱を洗面化粧台の横の隙間に置いてみました。自在に変形するので、隙間なくピッタリ収まります。
トイレの便器の後ろにもピッタリ
トイレの便器の後ろのような狭いところにもピッタリ収まります。まさに使い方は自由自在という感じですね。
今回は手元にあった材料と道具を使って作ることができたのでコストは0円でした。加工も簡単、手間も掛からずで、それでいて思いのほか本家に近いものを作ることができました。自宅を新築したりリフォームしたお宅ならクッションフロアの端材を保管していることも多いので、試してみる価値はあるのではないかと思います。子供の工作にもちょうど良いかもしれません。
使い勝手については、狭いところにピッタリ収まるというのが便利です。また、最近はレジ袋有料化が進んでいるので、ゴミを捨てる度にレジ袋を捨てる必要がないのは助かりますね。
ただ、ゴミを捨てやすいかというと、そこはやや微妙。レジ袋の中が汚れるようなものを捨てることが多いなら、普通にレジ袋ごと捨てるようにしたほうが良さそうです。
それにしても、クッションフロアって何だかいろいろ使えそうですね。そんな気付きを得られたのも良かったと思います。
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