BenQの4Kプロジェクター「TK800」を用いてプロジェクターの収納法を考えるという今回のプロジェクト。第1弾は無印良品の「PPキャリーボックス」、第2弾はIKEAの「LACKコーヒーテーブル」を使ったアイディアをご紹介しました。
第3弾となる今回はメタルラック、より正確に言うとドウシシャのルミナスラックを使った収納法をご紹介したいと思います。
※メタルラックはアイリスオーヤマの商標です。
※この記事はBenQの提供でお送りしています。
実はニンテンドーラボが邪魔な我が家のリビング
実はここまでフレームアウトさせていましたが、我が家のリビングでは「ニンテンドーラボ」が入ったオリコンが邪魔になっています。最近、息子はスプラトゥーン2やフォートナイトばかりやって、ニンテンドーラボには見向きもしないので余計に邪魔です(苦笑)
ともあれ、コイツを何とかやっつけないとプロジェクターを置くというのは厳しいわけでして、それならメタルラックを設置して収納を2階建てにしてやろうというのが今回のプランです。
ルミナス・ウッドシェルフラック
今回お取り寄せしたのは、ドウシシャの「ルミナスウッドシェルフラックWS6090-3BR」です。改めて紹介するまでもないので、パパっと組み立ててしまいましょう。
10分も掛からずに完成。やっぱりネジ釘不要っちゅーのは早いですね。いや、別にIKEAの組立家具がダメだと言っているわけではないですよ(苦笑)それぞれに持ち味というものがありますから。
今回、ルミナス互換ラックの「EL19-90603」ではなくルミナスウッドシェルフラックを選んだのは、ギンギラ銀よりもブラウン色でウッド天板が付いているほうがインテリアとして良いと考えたからです。
価格が1.5倍以上も違うというのは正直イタイですけど、そんなこと言ってたらインテリアは良くなりません。むしろ、高級なTK800にはせめてこのくらいのラックのほうがふさわしいと言えるのではないでしょうか。
ルミナスラックにプロジェクターをON
さて、組み立てたルミナスウッドシェルフラックにプロジェクターを乗せてみましょう。下段にはリビングで邪魔者扱いされていたニンテンドーラボが入ったオリコンを収めます。これはまたシンデレラフィットですね(笑)
リビングでオモチャ箱などが邪魔になっているお宅では、同様の方法が使えるのではないのでしょうか。
電源タップも一緒に収納
幅約60cmというサイズなら、プロジェクターの横に電源タップや余ったケーブルも一緒に収納することができます。これなら床面もスッキリしますし、プロジェクターを使う度にいちいち配線する必要もありません。もちろん、プロジェクターはこの位置のまま投影できます。
ちなみに、今回は余ったケーブルを幾重もの円を描いた状態でギアータイで束ねています。そうすると、かさ張るし見た目もアレなんですけど、家電メーカーさんの手前、不具合を起こす可能性のある束ね方はできませんからね(苦笑)
天板でパソコンを操作するのも便利
ルミナスウッドシェルフの天板の上には飾り物をしても良いと思いますが、ノートパソコンを置いて操作するにも便利です。
一人でソファに座って観る場合はテーブルの上に置いたほうが良いわけですが、写真を順番に見せたりプレゼンのようなことをする場合はこういうスタイルのほうが便利でしょう。蛇足ながら、仕事でプロジェクターを使う場合もメタルラックに収納するというのは便利だと思います。
ちなみにこちら、パソコンとプロジェクターをHDMIケーブルで接続しておりませんが、TK800にはWi-Fiネットワーク上でデータを受信するという機能はございませんのでご注意ください(苦笑)
もうひとつ、上写真の状態だとプロジェクターの上に結構な空間があります。棚板の上にブルーレイレコーダーなどを置いて、その上にプロジェクターを置くというのもアリではないでしょうか。
天板の上にプロジェクターを置くのもアリ
ルミナスウッドシェルフの天板の上にプロジェクターを置き、その下の棚板にノートパソコンを置くという方法もアリだと思います。あまりメリットは感じられないのですが(苦笑)
こちらのルミナスウッドシェルフの天板の高さは94cmです。この高さから画面が床から40~50cmの位置に投影されるようにするには、プロジェクター後ろ側のアジャスター脚を目いっぱい伸ばしても足りません。
台形補正は可能なものの、アジャスター脚を板などでかさ上げすると、プロジェクターがかなり前傾姿勢になってしまって不安定です。プロジェクターは腰より高い位置に置くのはあまり適切ではないのかもしれないですね。
背が高いと我が家ではちょっと邪魔…
メタルラックを使って収納を高層化しつつプロジェクターの置き場所を確保するというのはナイスアイディアなのですが、我が家の場合はテレビを遮ってしまってちょっと邪魔になってしまいました。
しかしながら、それはあくまで我が家のレイアウトの問題です。常時接続ではなくワゴンとして少し離れたところから移動してきて使えば問題ないはずですし、レイアウトに支障がなければもっと背の高いメタルラックで収納を高層化させるというのも良いでしょう。
PC接続でプロジェクターから音が出ない場合の対処法
ちょっとここで余談ですが、私がノートパソコン(富士通FMVA45JW)をTK800に繋いでYouTubeの映像を観ようとしたときに、音声がプロジェクターから出ずノートパソコンから出力されて困りました。
解決方法はWindows8.1の場合、コントロールパネルを開き、「ハードウェアとサウンド」→「BenqPJ」を右クリックして「既定のデバイスとして設定」を選べばOK。Windows10の場合は実際には試していませんが、設定を開き、「システム」→「サウンド」→「サウンドコントロールパネル」→「BenqPJ」を右クリックして「既定のデバイスとして設定」を選べばOKと考えられます。
一般的にはノートパソコンのスピーカーは貧弱ですからね、やはりプロジェクターからの出力のほうが迫力があります。
閑話休題。以上の通り、中途半端な高さにプロジェクターを置くと、圧迫感を感じさせたり、動線を遮ってしまう場合があります。レイアウトはよくよく考えたほうが良いと言えそうです。
一方で、レイアウトの問題さえなければ低い家具などの上の空間を利用して、その中にプロジェクターの置き場所を確保するという方法は使えると思います。また、特にビジネスユースではパソコンを繋ぐシーンも多いでしょうから、メタルラックは使い勝手が良いのではないかと思います。
プロジェクター収納法は今回の第3弾で終了です。ですがこれで終わりというわけではなく、次回はプロジェクターを使う際の配線収納をご紹介します。乞うご期待ください!
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