二世帯住宅を建てるにあたって、洗面化粧台はそれほど迷うことなく決めることができました。しかし、ユニットバスは結構悩やましかったですねー。アキュラホームからはTOTO「サザナ」とパナソニック「オフローラ」を標準品として提示されたのですが、結果的に親世帯はサザナ、子世帯はオフローラを選びました。
今回はそれぞれがそれぞれを選んだ理由をご紹介したいと思います。
※以下は原則として2019/11/01現在のアキュラホームでの標準仕様となります
母が「サザナ」を選んだ理由
水栓金具がシッカリしている
母がTOTOのサザナを選んだのは、コレと言った決め手があったわけではありません。総合的に見て、高齢の母にはサザナが良いだろうなと思った次第です。
まず水栓。毎日使うところだから大事なところだと思うのですが、パナソニックでアキュラホームの標準仕様となっているものよりシッカリしており、操作感も良いように思いました。
冬場でもヒンヤリしない「ほっカラリ床」
そして床は発泡ウレタンを仕込んだ「ほっカラリ床」。やわらかくて気持ちが良いだけでなく、冬場でもヒンヤリとせず、おまけにカラリと乾きやすいというのがメリットです。
換気暖房乾燥機がすっきりビルトイン
アキュラホームではTOTOでもパナソニックでも浴室乾燥機が標準設定されています。パナソニックは浴室乾燥機が天井から出っ張ってしまうんですけど、TOTOなら天井からほとんど出っ張らずスッキリとビルトインされているんですね。
浴槽内手すりの追加オプションがある
あと、これは年寄り特有の事情ですが、パナソニックでは手すりを浴槽内に2つ付けようとすると1つは別注扱いで割高になるところ、TOTOならちゃんとオプションが用意されています。総じて、TOTOのほうが年配者にやさしい仕様になっている感じがしますね。
私と妻が「オフローラ」を選んだ理由
オフローラの浴槽のほうが窮屈さを感じない
対して、私がオフローラを選んだ最大の理由は浴槽にありました。サザナには浴槽の形状が5タイプ用意されているのですが、私はどれも窮屈さを感じてしまうのです。おそらく、割りと肩幅があるからだと思います(つまり極めて個人的な理由)。
その点、オフローラの浴槽のほうが私の体形には合ってました。ちなみに、パナソニックの浴槽の形状は4タイプで、我が家はアーチ浴槽をチョイスしました。
オフローラなら人大にしても負担小
浴槽について付け加えると、サザナは浴槽をFRPから人工大理石にランクアップすると価格も相当アップするのですが、オフローラは人造大理石(スゴピカ浴槽)にしても負担が少ないというメリットがありました。正直それほど重視していなかったポイントですが、少しの負担で掃除が楽になるならということでスゴピカ浴槽を選んだ次第です。
ついでに、アキュラホーム標準仕様の水栓がショボかったので、こちらもスゴピカ水栓にランクアップ。これ自体は追加費用ナシで良いのですが、同時にスゴピカカウンターをチョイスする必要があり、こちらは追加費用が発生しました。
隅にカビが生えにくい「スミピカフロア」
TOTOの「ほっカラリ床」も魅力的だったのですが、パナソニックには「スミピカフロア」があります。スミピカフロアは床パネルに立ち上がりを設けることで、目地に汚れが溜まりにくく、カビが生えにくいというメリットがあります。
2段階調色可能なフラットラインLED照明
アキュラホームの標準仕様では、白色と電球色の2段階で調色可能なフラットラインLED照明が付くというのも魅力でした。くつろぎの電球色だけでも十分と言えばその通りですけど、白い明かりのほうが体の隅々までシッカリお手入れできると思います。何よりオシャレです。
ちなみに、アキュラホームでは1616サイズが標準で、それ以外のサイズは割高になってしまいます。メーカーやシリーズで価格が変わるであろうことは予想していましたが、サイズまで限定されているとは思っておらず、当初1818サイズを検討していた私は面食らいました。
おまけに、1818は1616や1618と浴槽の大きさは変わらず、水栓の上にカウンター状の段が生じるだけで、そこが汚れやすいように思いました。そのため、当初の1818から、母世帯は1616、子供世帯は1618に変更しました。1618ならカウンター状の段はなく、1616よりも洗い場が広くなります。
これまでの仕事ではユニットバスのコーディネートをすることがなかったので、今回は経験不足が露見したかたちですね(苦笑)
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