引越し直後というのは些細なことでも不便に感じるものです。たとえば我が家の場合、旧居のシステムキッチンでは棒状の取っ手にタオルを掛けていました。しかし、新居はアルミライン引手をチョイスしたため、タオルを掛けることができません。
一応、リクシル標準のタオルクリップが付いているのですが、タオルを掛けにくいうえに乾きにくいというデメリットがあります。そこで、市販のタオル掛けを取り付けることにしました。
山崎実業・タオルハンガーワイドPlate
まず試しに私のオフィスのミニキッチンで山崎実業の「タオルハンガーワイドPlate(プレート)ホワイト2794」を使ってみることにしました。スチール製でシンプルなデザイン、価格も約1,000円と決して高くありません。
オフィスのミニキッチンに
早速、オフィスのミニキッチンに取り付けてみました。キッチンはタカラスタンダードの「スタイリッシュP型」。タオルはニトリの「ディーバ(グレー)」です。
幅30cmのタオルハンガーに幅35cmのフェイスタオルはちょっと小さかったですね(苦笑)しかも、デザインで選んだはずのタオルハンガーもタオルを掛ければほとんど見えません。
システムキッチンに
キッチンがショボすぎるから映えないのかと思って自宅のシステムキッチンにも取り付けてみました。ですがまあ、たいして変わりませんね(苦笑)
ちなみに、システムキッチンはリクシルの「AS」です。
洗面化粧台に
洗面化粧台にもセットしてみました。なんとなくですが、こちらのほうがダークブラウンの木目にホワイトのタオルハンガーが映えるような気がします。
ちなみに、洗面化粧台はTOTOの「オクターブ」です。
ゆとりがありすぎてすぐズレる
オフィスのミニキッチン、自宅のシステムキッチン、洗面化粧台と試してみて思ったのは、ゆとりがありすぎてすぐズレるということです。扉の厚み約14~20mmまで対応できるのは結構なのですが、それが仇となって我が家ではどこで使っても簡単に左右に動いてしまうのですね。
また、薄いウレタンの緩衝材が付いてはいるものの、タオルで手を拭くたびにアルミライン引手にガチャガチャと当たります。これではそのうちキズが付いてしまうに違いありません。
デザインの良さもタオルを掛けてしまえば台無しということが分かり、自宅キッチンは実用性重視で選ぶことにしました。
レック・伸縮タオルバーKK-194
山崎実業のほうはオフィスで使うことにして、自宅用にレックの「ライン取っ手対応ドア用伸縮タオルバーKK-194」を購入しました。こちらはパイプがスチールで、ほかはスチロール樹脂とポリアセタールでできています。
ライン引手に最適化された形状
シンク下の扉に引っ掛けるタイプのタオル掛けなんて100円ショップでも買えます。しかし、こちらはさすがにレックが作っているだけあって良くできています。ライン引手にちょうどハマるように突起が設けられており、さらに扉の厚みに合わせて調節できるようになっているのです。
なお、厚さ12~27mmの扉に対応しています。また、伸縮式で最小200mmから最大350mm幅のタオルを掛けることができます。
システムキッチンに
というわけで、レックの伸縮タオルバーをシステムキッチンに取り付けてみました。扉厚に応じて調節する部分はカバーで隠れますから結構スッキリして見えます。タオルがヨレヨレなのが残念(苦笑)
フラットな扉にも取り付け可能
こちらの伸縮タオルバーはライン引手用の突起を取り外すことで、フラットな扉にも取り付け可能です。そのため、バータイプの取っ手が付いた洗面化粧台にも取り付けできます。
体がぶつかると縮んでしまう
ライン引手に最適されており、ライン引手以外の扉にも取り付けでき、しかも扉厚に合わせて調節できるだけでなく、幅も伸縮可能という非常に良くできたレックの伸縮タオルバーですが、弱点もありました。それは、体がぶつかると勝手に幅が縮んでしまうということです。
突っ張り棒みたいに回すと長さが固定できるようにはできなかったんですかね。
ともあれ、次にタオル掛けを買う機会があれば、私は迷わずレックの伸縮タオルバーを買うと思います。体が当たると幅が縮んでしまうのは残念ですが、こちらのほうがしっかりと扉に取り付けできます。見た目も思ったほど悪くありません。おまけに、コストは山崎実業の半分くらいです。
あと、タオル掛けにこだわるよりもタオルそのものにもうちょっとこだわりを持たないといけないと痛感しました(苦笑)落ち着いたら順次タオルを買い替えたいと思います。
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