先日ご紹介した山崎実業の新商品「立体斜めカトラリーケース tower(タワー)」は、Joseph Joseph(ジョセフジョセフ)の「ドロワーオーガナイザー コンパクト」をtower流に使いやすくアレンジしたカトラリー収納ケースです。
「これは収納グッズオブザイヤー当確間違いなし!」と勝手に確信して早々に予約。ようやく手元に届いたので、早速レビューしたいと思います。
※この記事は2021年8月3日時点の情報に基づいています(2023年6月6日一部更新)
山崎実業・立体斜めカトラリーケースtower
こちらが「立体斜めカトラリーケースtower」のホワイト(5413)のパッケージとその中身です。
本体は仕切り板も含めて365gあり、思いのほか重量感があります。ご丁寧に取扱説明書が付属しており、仕切り板は2cm間隔で調節できるとのことでしたが、より正確には1.75cm間隔であることなどが書かれています。
仕切り板は意外とシッカリ
どうして1.75cm間隔かと言うと、仕切り板を挿し込む部分が0.25cmあるから。仕切り板はポリスチレン樹脂でできていますが、約2mmの厚みがあるので意外とシッカリしています。高いところから落としたり、踏みつけたりしない限り、通常の使用において割れる心配はなさそうです。
底面4隅にはシリコン製の滑り止め
底面の4隅にはシリコン製の滑り止めが貼り付けられているため、引出しの中に収めたときにズレる心配はなさそうです。決して安くないものなので、こういう気配りはうれしいですね。
食器棚の引出しに収まりやすいサイズ
立体斜めカトラリーケースtowerの外寸は350×120×55mmです。たいていの食器棚の引出しに収まるサイズだと思います。我が家のパモウナの食器棚の引出し(深さ約60mm)にも問題なく収まりました。
なお、隣に並んでいるのはイノマタ化学の「キッチントレー スリム」ですが、奥行と高さはほぼ同じです。幅も含めると「同ワイド」とほとんど同じ大きさです。
見やすい!出し入れしやすい!
実際にナイフやフォークを収納してみました。仕切り板の位置を調節できるので、大きめのフォークもケーキ用の小さいフォークも収めやすいです。また、仕切り板が透明なので、下側のフォークも見やすいです。これは文句なしに使いやすいと感じます。
異次元の使いやすさ!
ほぼ真上から見るとこんな感じ。下側のカトラリーも丸見えという状態は今まで体験したことがありません。そのためすごく不思議な感じなんですけど、とにかく見やすく、出し入れもしやすいです。
収納量はそれほど多くない
調子に乗ってキッチントレー スリム2つ分のフォークやスプーンを収納しようとしたところ、さすがに収め切れませんでした。特に木のスプーンがダメです。
斜めになった仕切り板の下はデッドスペースですから、冷静に考えれば今回の場合も「出し入れしやすい=収納量は少なくなる」という法則が成り立ってしまうのですね。
ペンも収めやすい!
このケースはひょっとして文房具の収納にも使えるんじゃないかと考えて試してみたところ、まさしくその通りでした。いや、むしろこのカトラリーケースはペンの収納にこそ威力を発しそうです。
ハサミや定規などの収納にも
ペンだけでなく、ハサミや定規、カッターナイフなどの収納にも便利です。私はあまり文房具をたくさん持っていなくて、一ヶ所にゴチャっとまとめていただけなんですけど、これからはこのカトラリーケースで収納することにしました。
以上の通り、山崎実業の立体斜めカトラリーケースtowerはとても使いやすいものでした。耐久性も問題なく、見やすく、出し入れも容易です。
ただし、たくさん収納したい場合は不向きなシチュエーションもあると思います。我が家ではイノマタ化学のキッチントレーを2段重ねにして、上段に1軍、下段に2軍を収め、食事のときは上段のカトラリーを鷲掴みにすれば家族4人分が揃うようになっているので、そっちのほうが使い勝手が良いです。
一方で、ペンやハサミなどの文房具を収めるのにはこれ以上ないくらいに最適だと思いました。複数の色を揃えているペンはもちろん、大きさの異なる文房具も見やすく、取り出しやすいです。これについてはそのうち、「立体斜めペントレーtower」という商品名で販売されることになるかもしれませんね(笑)
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