我が家では浴室の洗い場で使う風呂マットを上写真のようにフックに掛けています。この方法なら風呂マットが床や壁につかず、風通しが良い状態をキープできます。入浴時に使わないときも邪魔になりません。
ただ、穴がたくさん開いているので、どうしてもそこに黒カビが発生するんですよね。でも、風呂マットはどれも同じようなものだから仕方ないと割り切っていました。
ところが、そうじゃない風呂マットもあったのですね。さっそく試してみることにしました。
東和産業・Kufuたためるお風呂マット
今回ご紹介するのは東和産業の「Kufu たためるお風呂マット」という商品です。Kufuは”工夫(くふう)”が語源なのでしょうか。東和産業のオリジナルブランドのようです。
カラーはベージュとライトグレーの2色がラインナップされており、今回は我が家の浴室に合わせてライトグレーをチョイス。ちなみに、Kufuブランドではないベージュ色は以前から販売されており、サイズ、重量、仕様とも、まったく同じみたいです。
アイリスの風呂マットと比較
広げた状態
これまで使っていたアイリスオーヤマの風呂マットの大きさ(表示寸法)は60×85×2cm。対して、東和産業のほうは厚みこそ1.5cmと薄いものの縦横は同じはずですが、実際にはアイリスオーヤマのほうが大きい。
実際に測ってみると、どうやらアイリスオーヤマのほうは5年近く使って厚みが0.5cm減り、縦横に1.5~2cmほど伸びてしまったみたいです。
折り畳んだ状態
折り畳むと60×42.5×3cmになりますから、面積はアイリスオーヤマの半分です。ですが、風呂椅子の大きさと比較してもらえば分かる通り、座るには十分な大きさだと思います。
コンパクトになって、狭い浴室でも取り回しやすい大きさです。
立てかけた状態
東和産業のバスマットをコの字型にして立ててみると、かなりコンパクトに感じられます。
アイリスオーヤマの風呂マットは680g、東和産業のほうは830gで、後者のほうが重いはずですが、実感としてはむしろ後者のほうが軽いです。
東和産業のほうが滑りにくい
東和産業のバスマットのレビューを見ると、滑りやすいという意見がいくつか見られます。そこで滑りやすさを比較してみましたが、個人的には東和産業のほうが滑りにくいと感じました。
その理由は裏面にあると思われます(上写真参照)。アイリスオーヤマのほうは裏面がコイン状のドットが設けられており接地面が少なくなっているのに対し、東和産業のほうは凸凹が少なく浴室の床面にグリップしやすい形状です。
アイリスオーヤマの材質はポリエチレン樹脂、東和産業はEVA樹脂で少しモチモチした感じというところも影響しているのかもしれません。
我が家の浴室にピッタリな色
ともあれ、ライトグレーのKufuたためるお風呂マットは我が家の浴室にはピッタリな色です。床の色に馴染み、浴室が広く明るく感じられます。
妻に感想を求めたところ、厚みがあって良いとのことでした。実際にはアイリスオーヤマのほうが厚いのですが、EVA樹脂製のためそう感じられるのかもしれません。もしくは、アイリスオーヤマのほうは5年近く使ってヘタってしまった可能性もあります。
壁に掛けられるほうが便利かも?
一方で、我が家の場合はやっぱり壁にフックで引っ掛けられた方が便利だと感じました。
我が家は風呂マットも足拭きマットも家族それぞれが使うたびに外すことがルールのようになっています。今回の風呂マットはコの字型にして風呂フタの上に置くことも可能なものの、そうすると洗い場と浴槽を移動するたびに風呂マットも移動させることになります。これは微妙に面倒臭いわけです。
今後、穴をあけてフックに掛けられるようにするか、山崎実業の「マグネット風呂ふたホルダー 組み合わせ用 tower」で壁に固定できるようにしたいと思います。
というわけで、Kufuたためるお風呂マットは我が家の浴室にピッタリな色で、これまで使っていたものよりも底つき感がないという点が良かったです。また、折り畳みできるため狭い浴室内で取り回ししやすいのもメリットだと感じます。穴があいていないので洗いやすく、黒カビが発生する心配も少ないはずです。
一方で、コの字型にして立てかけられることがこの商品のメリットのはずですが、我が家ではやっぱり壁に掛けられるほうが便利だと感じました。いくら好評な商品でも使う人次第というのは収納グッズと同じですね。
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