良品につき継続希望!東和産業「KP 収納袋付 圧縮パック」

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前回は東和産業の「Ag抗菌 座ぶとん圧縮パック」を使って座布団を圧縮した話を紹介しました。

実はこれには続きがありまして、いくつかの圧縮袋などに分散していたシーツや毛布などもまとめて圧縮することにしたのです。

※この記事は2018年3月6日時点の情報に基づいています(2023年7月16日一部更新)

 

東和産業・KeePack 収納袋付 圧縮パック

東和産業「圧縮 KP 収納袋付 圧縮パック」

今回購入したのは前回同様に東和産業の商品で、「KeePack 収納袋付 圧縮パック シングル掛ふとん用」です。

普通、こういうボックス付きの圧縮袋は1つあたり2,000円以上するんですけど、今回は普通の圧縮袋並みの価格で購入することができてラッキーでした(笑)同じシリーズの圧縮袋がほとんど見当たらないので、おそらく廃番品につき特価ということだろうと思います。

注意書きが別紙で同封されている

注意書きが別紙で同封されている

この商品の説明を始める前に、ひとつ感動したことを紹介したいと思います。それは注意書きが別紙で同封されているということです。※注意書きが同封されていたのは前回紹介した「Ag抗菌 座ぶとん圧縮パック」でした。

使用説明はパッケージ外面に書いてあるんですけど、おそらくは読まない人が多いので、わざわざ別紙を同封しているんでしょうね。とても重要なことが分かりやすく書かれています。

  • 圧縮袋を引きずらない
  • 布団などを詰め込みすぎない
  • 過剰な力でチャックを閉じない
  • チャックのたるみに注意
  • カチカチに圧縮しない

…などなど。当ブログでは何度も注意喚起していることですが、アマゾンでの圧縮袋のレビューを見ると、どうもそれを確実におこなっていない人が多い印象です。

この商品に限らず、布団圧縮袋は正しく使えばとても便利な商品です。国民生活に非常に重要なものなので、できればNHKに1時間くらいの特番を組んでもらいたいところですね。

PP製で丈夫な収納袋+圧縮袋2枚

ポリプロピレン製で丈夫な収納袋+圧縮袋2枚

それはさておき、商品そのものに話を戻しましょう。こちらの収納袋付圧縮パックは、収納袋と2枚の圧縮袋がセットになっています。

この収納袋はポリプロピレン製ですが不織布っぽい素材ではなく、ビニールっぽい丈夫な袋です。また、この手のボックス付き圧縮袋は圧縮袋がボックスの内側にくっついていることが多いと思うのですが、こちらは完全に独立しています。

このチャックが好きだ!

閉じやすいチャック

これまでに軽く100枚は布団圧縮袋を使った経験があるわたくし収納マンは、このタイプのチャックが一番好きです。チャックの片面が黄色、もう片面が青色になっており、チャックを閉じると緑色に見えるものです。

ちゃんと閉じられているかが一目瞭然なだけでなく、厚すぎず薄すぎず開閉が非常にスムーズです。

レバーロック式バルブ採用

レバーロック式バルブ採用

こちらの収納袋付圧縮パックは、今となっては珍しいレバーロック式バルブを採用しています。最近はほとんどオートバルブですからね。

オートバルブは特に何の操作も必要ありませんが、レバーロック式バルブは吸引時に「開」にし、吸引が終わったら「閉」にする必要があります。今となっては何のメリットもありません。

バルブの取り付け位置が悪い

バルブの取り付け位置が悪い

毛布などを圧縮して収納袋に収めようとしたときに、この商品が欠陥品であることに気づきました。バルブの取り付け位置がちょうど収納袋の端に来てしまうのです。

この収納袋付圧縮パックは掛け布団用なので、毛布よりも厚みのある掛け布団ならもうちょっと中央寄りにバルブが来たのかもしれません。しかし、収納袋に圧縮袋がくっついているタイプならそんなことにはならなかったでしょう。

収納完了

収納完了

ともあれ、無事に毛布などを収納することができました。左側に2つ同じものが重なっているのが今回使用した収納袋付圧縮パックで、その右側の銀色っぽい袋が前回使用した「Ag抗菌 座ぶとん圧縮パック」です。

ちなみに、一番上のも東和産業の収納袋付圧縮パックで6年半ほど前に購入しました。一番下のは石崎資材のもので、3年半前に購入したものです。

その間、普通の圧縮袋は破けましたが、これらの収納袋付きボックスタイプは一度も破れていません。いずれも2,000円以上で価格は高いですが、長い目で見ればコスパは良いと言えるでしょう。見た目も良く、収まりも良いです。

結果的に、我が家ではもう普通の圧縮袋は使わなくなりました。前回の座布団用は除いて、すべてボックスタイプに買い替えて今のかたちになりました。

圧縮袋は思いのほかデリケートで、ちょっと乱雑に扱うと破れてしまうようです。でも、収納袋で保護してやると破れることなく使い続けられるということでしょう。

 

一方で、現在は東和産業も石崎資材もほとんど収納袋付きのボックスタイプを扱わなくなってしまったようです。やはり普通の圧縮袋に比べると価格が高いところが消費者に敬遠されているのかもしれません。

ですが、収納のプロとしては収納袋付きのボックスタイプを断然オススメしたいと思います。繰り返しになりますが、そのほうが長持ちするので元は取れるし、見た目の収まりも良いからです。

このまま、収納袋付きのボックスタイプの圧縮袋は先細りしてしまうのでしょうか。東和産業、石崎資材のどちらでも良いので、何とか頑張って継続していただきたいと願うばかりです。

2019/05/28追記:一時は絶滅が危惧された収納袋付きの布団圧縮袋ですが、現在も東和産業から販売されています。

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この記事を書いた人

日本で初めて一般家庭向け収納&インテリア・コーディネートサービスを始めて20年の収納&インテリアのプロ。TVチャンピオン収納ダメ主婦しつけ王優勝。
安全性を第一に、コスパを重視した収納グッズ&家具選びを心掛けています。詳しいプロフィールはこちら

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