石膏ボード壁に手軽に取り付けられる棚板が近年増えていますが、希望通りのサイズのものが見つからないということはないでしょうか?
大きめの棚であればプラスターブラケットを使えば良いのですが、リビングや玄関に小物を飾る程度なら、そんなにたいそうなものは必要ありません。もう少しコンパクトで目立たないものがあれば素敵…と思っておりました。
しかし、偶然にもそんな希望を叶えるものに出会う幸運に恵まれたのです!
※この記事は2016年11月20日時点の情報に基づいています
大里・グッドラック
幸運にも私が出会ったのは、大里のグッドラック!グッドラック自体は棚の両端の部品で、そこに好きなサイズにカットした1×4(ワンバイフォー)材をセットすることでチョイ置き棚として使用できるのです。
石膏ボード壁への固定は付属の細ピンを数本挿し込むだけでOKで手軽です。ただし、耐荷重はたったの2kgしかありません。1×4材自体の重さを考えるとそれほど幅の大きな材は使えず、実質的には小型のチョイ置き棚しか作れないのが少々残念です。
なお、カラーバリエーションは上写真のオレンジのほかに6色あります。
市販のカラーボードも使える!
1×4材のサイズはmm単位で言うと18×89mmです。一方、ホームセンターで販売されているカラーボード(化粧棚板)の厚みも18mmが多いですから、棚の奥行方向を89mmにカットすればカラーボードをセットしてグッドラックを使うこともできます。
1×4材って構造材ですから、表面は荒く、安全に使用できるようにするにはヤスリを掛けたり塗装する必要があります。でも、カラーボードならその必要はありませんし、芯材がファルカタのカラーボードなら1×4材よりも軽いので、棚板自体が重くなりすぎることもありません。
もちろん、カラーボードの表面はプリント紙で安っぽく感じられますから、見た目に応じてチョイスしてもらえばと思います。
大里のグッドラックはなんとなく、以前に紹介した平安伸銅工業のラブリコにコンセプトなどが似ているように思います。グッドラックもラブリコもプラスチック製で、4インチ材をセットして使用しますし、女性でも手軽に使えるようにできています。いずれもDIYと言ってもゼロから始めるのではなく、肉と野菜さえ用意すればカレーが作れるカレールーのような存在です。
こういうのって今まではあまりなかったんですけど、これからはどんどん増えていきそうな気がします。そうするとDIYがますます手軽に、楽しくなるのではないでしょうか。
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