この季節、窓ガラスの結露は我が家にとって悩ましい問題です。リビングの窓ガラスの結露は滝のようになり、寝室では結露が水滴になって私の顔に落ち、それで目を覚ますこともあります。
もちろん、今まで無策だったわけではありません。いろいろと結露防止グッズを試しました。しかし、目立った効果を感じられるものに巡り会うことのないまま今日に至ります。
窓ガラス断熱シートも結露対策としては役立たずですが、冬と夏の断熱効果は感じられるので貼ったままです。
しかし、これであきらめる収納マンではありません。今年の冬こそは何とか結露を対策したいと考え、アマゾンで評価の高かったアサヒペンの「結露の水だれ防止スプレー」を試してみることにしました。
※この記事は2016年12月25日時点の情報に基づいています(2024年1月26日一部更新)
アサヒペン・結露の水だれ防止スプレー
アマゾンで取り寄せたアサヒペンの「結露の水だれ防止スプレー」は中身が漏れているというトラブルが発生しましたが、すぐに交換品を送ってくれました。アマゾンのこういうところは流石ですねー。
ともあれ、窓ガラスに結露が生じ始める季節になったので、早速、使ってみました。使い方は簡単で、キレイにした窓ガラスにスプレーし、サッと拭き取るだけです。
しかし、効果が見られない!
使い方は簡単なんですけれども、実際の効果は残念ながらほとんど感じられませんでした。強いて言うと、撥水効果で窓枠サッシは少し結露の水滴がまとまらず、「結露の水だれ防止」を達成しているように見えるだけです。しかしそれすら、そう見えるところが少しあるだけで、ほとんどの場所はまったく変わらずでした。
模様ガラス=型板ガラスには効果がない!?
「あー、またアサヒペンに騙された!」と思いつつもパッケージをよく確認すると、注意事項として”自動車のガラス・眼鏡・鏡(視界の確保が必要な部分のもの)、スリガラス、模様ガラス、浴室のガラス、樹脂製ガラス、壁などのガラス以外の面への使用は適しません。 ”との記載がありました。
アマゾンの商品詳細ページにはそのような記載がなく、まったく気付きませんでした。我が家の窓ガラスは表面に凸凹がある型板ガラスで、それがどうも注意書きにある”模様ガラス”に当たるようです。
アサヒペンの「結露の水だれ防止スプレー」は、撥水効果により水垂れを防止するものです。窓ガラス表面の水滴を小さくすることで、水滴がまとまって下に流れ落ちるのを防ぐというわけですね。
おそらく、我が家の型板ガラスの場合は、ガラスの表面に凸凹があるため、撥水効果が得られなかったのでしょう。逆に言うと、高分子ポリマーで結露を吸収してしまう方式の結露キーパーだったら効果があったのかもしれません。ただ、これも何となくあまり期待できない感じがするんですよねー。
そんなわけで、今回の結露対策も失敗に終わった収納マン。しかし、まだあきらめたわけではありません!次の手は既に考えてあります。
「にっくき結露め、首を洗って待っていろ!」…そう心の中で叫びつつ、秘密兵器の準備を着々と進めるのでした。
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