ザ・ホワイト!オシャレな白いオープンシェルフ6選

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「ホワイトのオープンシェルフを探しています」と言われることが多いんですが、これが意外とないんですよね~。ただでさえ選択肢が少ないのに、サイズが合わなくて断念ということもありますから、なおさら難しいです。

以前にも同様のご相談があって、必死で探し当てたら、「やっぱりこっちにしま~す」と黒いオープンシェルフを見せられて、口あんぐりになったというツライ経験もあります(苦笑)

そんなケースは極端な話として、私の経験から言うと、色ってすごくこだわりがあるようで実はあんまりないんですね。「白が希望」と言いながら結局はナチュラル色で決まったということは数え切れないほどあります。

ともあれ、やっぱり白いオープンシェルフに憧れる気持ちは分かります。今回はオシャレな白いオープンシェルフを6つチョイスしてみました。

 

市場・ウッドラック4段R-2849WH

市場ラック ウッドラック4段 幅62×高さ112cm ホワイト R-2849WH

まずは市場(Marche)の「ウッドラック4段R-2849WH」。市場って言っても楽天市場じゃないですよ。兵庫県加西市に本社を置く家具メーカー・市場株式会社です。ややこしいからか、最近は「Marche(マルシェ)」というブランド名を使っていることもあります。

もうひとつややこしいことに、日本のメーカーと言っても国産ではありません。市場の家具は基本的に中国のほか、最近はベトナムに生産をシフトしており、こちらのウッドラックもベトナム製となっています。

このくらいの高さ120cmくらいまでのホワイト色のラッカー塗装のパイン材ラックというのは割りとよくあるんですよね。軟らかいパイン材でもこのくらいの高さならあまりグラつきが気にならないし、ラッカー塗装ならコストも抑えられるからです。

サローネ・フォールディングシェルフ5段

お次はもう少し背が高い1570mmで、フラットに折りたたむことができる「サローネ・フォールディングシェルフ5段」。一部に「North Orange」という表示がありましたが、そういうメーカーは存じ上げません。ちなみに中国製です。

奥行230mmで本などを収納するには良さそうですけど、5段タイプは棚板の間隔が305mmですので一般的な雑誌がギリギリ収まるという感じです。また、奥行が浅いため不安定でもあります。

こちらもパイン材のラッカー塗装ということで、お値段相応の品質です。

 

ワイエムワールド・ラザロ6段

ホワイト色のオープンシェルフで木製のものと言ったら、個人的にはこれが一番イメージに近いかなと思います。ワイエムワールドという会社が販売している「ラザロ6段」というオープンシェルフです。

こちらもパイン材のラッカー塗装ですが、幅782×奥行420×高さ1870mmというサイズで1万円以下というのは、割りとお手頃だと思います。また、棚板はネジ留めではなく乗せるだけなので調節が簡単ですし、12cmピッチで調節できるので使い勝手が良いですね。

もっとも、棚板を乗せるだけの構造の場合、ある程度の横揺れは覚悟しなければなりません。棚板1枚あたりの耐荷重が約10kgとなっているのも、そういう構造上の問題があるからでしょう。

 

フナモコ・ハイタイプシェルフFBS-75T

これをオープンシェルフと呼ぶかどうかは意見の分かれるところかと思いますが、結局、いろいろ考えるとこういうタイプのほうが良いと思えてくることが多いと思います。

国産&完成品の書棚メーカーとして定評のあるフナモコの「ハイタイプシェルフFBS-75T」なら、側板も背板も備えた構造ということもあって頑丈です。表面材はプリント紙ですけど、ラッカー塗装よりも変質が少なく、汚れてもたいていは拭き取れます。

そもそも、ホワイトの塗装というのはすごく難しいんですね。ツヤありだと汚れにくいですが、安っぽく見えるので売れません。ツヤなしにすると汚れやすいのでやっぱり敬遠されます。木の地色が見えないように重ね塗りをするとコストが上がりますし、変質の少ないウレタン塗装を使うとやっぱりコストが上がるので価格が高くなってしまって売れません。

そうすると結局、「安いから仕方ないよね」という値段で売れる売価を目指して作ることになり、安いパイン材を使って安いラッカー塗装で仕上げざるを得ないのです。そして、そういうのがイヤなら、プリント紙で貼った書棚のような感じのほうが無難だと思えてくるわけです。

ちなみに、フナモコなら同様のシェルフのサイズバリエーションは豊富にあります。

 

無印良品・スチールユニットシェルフ・ワイド大

無印良品・スチールユニットシェルフ・スチール棚セット・ワイド大・グレー

出典:無印良品

ホワイトというよりは正確にはホワイトグレーですけど、無印良品の「スチールユニットシェルフ・スチール棚セット・ワイド大」なら線が細いのでそれほど気にならないのではないでしょうか。

スチールユニットシェルフならサイズバリエーションも豊富ですし、何よりオプションパーツが豊富ですので、お好みに応じて使い方をアレンジできます。また、棚に置くのに最適な奥行の収納ケースも各種用意されているので、何をどう組み合わせれば良いかを悩む手間が省けます。

スチールユニットシェルフはリニューアルによってほぼホワイトになりました。

アイリスオーヤマ・カラーメタルラックCMR-9018J

「スチールでもアリかなー」と思えてきたら、アイリスオーヤマの「カラーメタルラックCMR-9018J」もアリではないかと思います。メタルラックだと思ってしまうとダサいと感じられる方もいらっしゃるかもしれませんが、コーディネート次第でまったく問題ないと私は思いますよ。

スチールワイヤーシェルフがイヤなら、棚板がほぼフラットなパンチングラックもあります。それぞれサイズバリエーションもいくつかありますし、メタルラックのオプションパーツが使えますので、使い勝手は良いですし、価格も手頃ですし、何より頑丈で安心して使えるのが良いと思います。

 

以上見てきた通り、木製限定で探すとかなり難しいのですが、スチール製も検討の余地があるなら選択肢は結構あります。無印良品のスチールユニットシェルフに似たオープンシェルフはいろいろありますし、いわゆるメタルラックのホワイト色も各社から発売されていますからね。

また、どうしても木製のホワイト色で、ピッタリサイズのオープンシェルフを設置したいという場合は、平安伸銅工業の「LABRICO(ラブリコ)2×4アジャスター」を使って、2×4材をカットして水性ペイントを施してDIYするというのも良いと思います。

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