「マットズレ防止粘着シート」を貼ればロボット掃除機でもズレない!

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我が家のキッチンマット「シャトー」

早いもので、今の住まいに引っ越してきてからもうすぐ5年が経ちます。家そのものは比較的キレイな状態をキープできているのですが、スティッククリーナーやロボット掃除機などはそろそろ買い替える時期がやってきた感じです。

キッチンマットも購入当初と比べると滑ってズレやすくなりました。100均の滑り止めシートを敷けばズレは収まるものの、ロボット掃除機だとめくり上げてしまいます。かと言って、テープのようなもので貼ったら剥がすのが面倒です。

そんなことは分かり切っていたのですが、魔が差したんでしょうかね。楽天市場で販売されている粘着マット状の商品を試してみました。

当記事は楽天プレミアムパートナー制度に基づき、Beefine様から商品提供を受けてレビューしております。毎度のことながら、その他金品の受領や執筆内容の指示等はありません。
この記事は2025年1月27日時点の情報に基づいています

 

マットズレ防止粘着シート

マットズレ防止粘着シート

今回ご紹介する商品は「マットズレ防止粘着シート」というもの。英語で「ANTI-SLIP RUG GRIPS」と書かれているほか、説明文はすべて英語です。メーカー名はおろか、製造国も材質なども一切記載されていません。

今回は三角形と台形がそれぞれ12枚ずつ(計24枚)セットになった「ミックス」を選びました。

いわゆる粘着ジェルマット

マットズレ防止粘着シートはいわゆる粘着ジェルマット

マットズレ防止粘着シートは一般的に粘着ジェルマットなどと呼ばれるものです。耐震ジェルマットのようにベタベタとしており、粘着と吸着の性質を併せ持つ感じ。粘着力が落ちてきたら水で洗うことで粘着力を復活させることができます。

キッチンマットに貼ってみた

マットズレ防止粘着シートをキッチンマットに貼ってみた

早速、キッチンマットを裏返してマットズレ防止粘着シートを貼ってみました。四周を万遍なく貼ると剥がすのが面倒そうなので、手前側だけを貼っています。

厚みはほとんど感じない

マットズレ防止粘着シートを貼っても厚みはほとんど感じない

マットズレ防止粘着シートは厚みが約1.5mmあります(収納マン実測に基づく)。当然、シートを貼ったところは厚みを感じるだろうと思いましたが、意外とそんなことはありません。スリッパを履いているときはもちろん、素足でもどこに貼っているかほとんど分からないほどです。

ただし、あとでサンコーのデスクカーペット(置くだけ吸着)に貼ったところ、厚みは感じられました。一定の厚さがあるカーペットなら厚みが感じられないというのが正確なところかと思います。

ロボット掃除機もOK

マットズレ防止粘着シートを貼ればロボット掃除機もOK

普通にシステムキッチンの前で移動してみてもキッチンマットがズレないことを確認したうえで、ロボット掃除機に登場してもらいました。もしキッチンマットがしっかりとフローリングに貼り付いていなければロボット掃除機がめくり上げてしまうはずです。

しかし、期待通りにロボット掃除機はスムーズにキッチンマットに乗り上げてくれました。

あららら…?

ロボット掃除機がキッチンマットをめくり上げてしまった

喜んだのも束の間、ロボット掃除機はキッチンマットをめくり上げてしまいました。これは一体どうしたことか…?

マットズレ防止粘着シートは裏表がある

マットズレ防止粘着シートは裏表がある

キッチンマットがめくれ上がってしまったところは、マットズレ防止粘着シートがカーペットではなくフローリングに残っていました。剥がそうとしても強力に貼り付いていて、なかなか剥がれません。

それでも強引に剥がそうとすると、フローリングの上に透明のシート状のものが残っています。実はこれ、本来はカーペットに貼る面をフローリングに貼っていたのです。粘着面は両面とも同じ構造ではなく、カーペット側はカーペットに貼り付きやすいように二重構造になっていたのですね。

取扱説明書にも書いてある

マットズレ防止粘着シートの正しい使い方は取扱説明書にも書いてある

取扱説明書にも正しい使い方が書いてあります。まず白い剥離紙を剥がしてカーペットの裏に貼り付けてから、透明の剥離フィルムを剥がして床に貼ってくださいと。また、透明の剥離フィルムには「on floor」(床に)と印字されています。

実は私もこの使い方をチェックしたうえで、「両面とも同じじゃないの?」と訝しく思って、手前2ヶ所は説明書通りに、奥の2ヶ所は裏表を逆にして貼ってみたんです。そのため、ロボット掃除機が手前側は上手に乗り越えたものの、奥側はめくり上げてしまったのですね。

これは使える!

マットズレ防止粘着シートは正しく使えばカーペット側に残る

カーペットを剥がすと、取扱説明書通りに正しく貼ったほうはカーペット側に粘着シートが残ります。一方で、裏表を逆にしたほうはフローリング側に残ります。これはつまり、カーペット側は強粘着で、フローリング側は弱粘着になっているということです。

裏表とも同じ粘着力なら、平滑でくっつきやすいフローリング側に粘着シートが残ります。カーペット側を強粘着にすることで、カーペット側に粘着シートが残るようにしてあるんですね。これはなかなかナイスなアイディアだと思います。

 

今回のマットズレ防止粘着シートを使うまでは、「粘着シートがフローリングに貼り付いてしまって、まったく使い物にならない!」という顛末を想定していました。ところが、そこはちゃんと考えられていて、裏表で異なる粘着力にすることで、カーペット側に粘着シートが残るようにしてあるんですね。

耐久性についてはしばらく使ってみないことには分かりませんが、今回のセットは24枚入りですから、1度に4枚を使って、1ヶ月に1度交換しても、6ヶ月は使えます。水で洗うことで粘着力を復活させることもできるので、実際にはそれ以上は使えるでしょう。その結果はまたこちらに追記させていただければと思います。

台形12枚1,080円~

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この記事を書いた人

日本で初めて一般家庭向け収納&インテリア・コーディネートサービスを始めて20年の収納&インテリアのプロ。TVチャンピオン収納ダメ主婦しつけ王優勝。
安全性を第一に、コスパを重視した収納グッズ&家具選びを心掛けています。詳しいプロフィールはこちら

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