押入れに本や雑誌を収納するのはできるだけ避けたほうが良いです。それは押入れは奥行が深く、それに対して本はかなり小さいため、相性がかなり悪いからです。「押入れ用ブックカートに本を収めればキャスターが付いているから引き出せるじゃない?」と思われるかもしれませんが、押入れ用ブックカートに本を収めるとかなりの重量になり、なかなか容易には出し入れできません。
押入れに本を収めるなんて難しいことを考えるよりも、もっと押入に収めるのに適したモノがあるはずだと思いますが、「それでもどうしても押入れに本を収納したい!」ということであれば、以下の3つの本棚をオススメしたいと思います。
アイリスオーヤマ・収納カート
以前はどこにでもあった押入れ用ブックカートですが、最近は少し減ったように思います。アイリスオーヤマの場合も収納カートという商品名で、しかも持ち手は大型のハンドルではなくツマミになりました。これはおそらく、本や雑誌を収めると重すぎて、持ち手を引くと持ち手のほうが壊れてしまうからだと思います。おそらく、メーカーもこういうものに本を収納することは推奨していないということでしょう。
ただ、棚板の高さを変えることができるし、キャスター付きで押入れのサイズに合ったカラーボックスと考えれば、コストパフォーマンスの良い商品だと思います。
アイリスオーヤマ・CBボックス
アイリスオーヤマのカラーボックスはサイズバリエーションが豊富なので、押入れの空間を無駄なく活用して本棚を設けることができます。縦置きにすれば実用書が収まるサイズ、横置きにすれば雑誌が収まるサイズになります。また、棚受金具を取り付けて好みのサイズにカットした連結用棚板を乗せれば、さらに空間の無駄をなくしてピッタリサイズの本棚にすることも可能です。キャスターを取り付けるのもOKです。
いろいろとオプションパーツを使うとそれなりにコストは掛かりますが、基本的にカラーボックスはコストパフォーマンスが良いので、押入れの中に本を収めるには良いですね。
ニトリ・ウッドシェルフ
ニトリのウッドシェルフは横連結が可能で、棚板の高さを揃えることも可能です。また、上写真の商品は一般的な押入れの下段にちょうど収まるサイズですが、棚板の高さを約30mmピッチで調整することができるので、押入れの下段の空間を無駄なく使うことが可能です。
ただ、ニトリのウッドラックは無塗装で表面処理も甘いところがありますから、品質的には過度の期待は禁物です。
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