薬の扱い方は各家庭で意外と異なります。救急箱を用意しているお宅もあれば、引出しや棚の一角に薬置き場を設けているお宅もあります。置き薬をメインで使っておられるところもあります。
それぞれに一長一短があり、一概に良し悪しは判断できないものの、薬の管理が少なからず面倒であることは間違いないでしょう。キッチリと救急箱に収めたつもりでも、時間の経過とともに薬が追加されてオーバーフローしてしまうんですよね。
その点、今回ご紹介する布製で大容量の救急箱は良いかもしれません。
bon moment・メディスンボックス
今回ご紹介するのはアンジェのオリジナルブランド・bon moment(ボンモマン)の「メディスンボックス」です。
”メディシン”じゃなくて”メディスン”。でも、”バックス”じゃなくて”ボックス”。発音がちょっとちぐはぐな感じがするものの、商品名からして強いこだわりを感じさせる薬箱です。
ともあれ、外観はナイロンの布でできており、まるでメイクボックスのよう。薬箱には見えず、とてもオシャレだと思います。
大きさはおよそ幅24×奥行22×高さ18cm。500mlのペットボトルはもちろん、500ml缶よりもちょっと低いくらいの高さとなっております。
仕切りがないから使いやすい
ファスナーを開けて中を見ると、メインスペースの内壁やフタの内側にはポケットはあるものの、真ん中の広いところはまったく仕切られていません。仕切り板が付いていたほうが良いとおっしゃる方もいるでしょうけど、個人的には仕切られていないほうが大小様々な薬の箱や袋を収めやすくて良いと思います。
内服薬を収めてみた
内服薬を中心に収めて、実際の使い心地を確認してみました。
仕切り板がないので最初はちょっと薬の配置に悩むものの、処方された薬の袋などが収めやすくて、やっぱり仕切りがないほうが良いと思いました。
メインスペース
もうちょっと詳しく見てみましょう。メインスペースは仕切りがないのでそのままだと薬の箱が倒れがちですが、100均のプラ箱ひとつで簡単に仕切ることができます。
ちなみに、今回はダイソーの「ONE storage 収納ケース No.108」(85×170×87mm)を使いました。
ギャザーポケット
正面から見て左側にはギャザーポケットが設けられています。伸び縮みするので厚みのあるものも収めやすく、倒れるとイヤな感じのモノや、よく使うモノを収めるのに最適です。
ループ付きゴムバンド
その反対側、正面から見て右側の内壁にはループ付きのゴムバンドになっています。体温計、塗り薬、ピンセットなどの細いものを計5本収納可能です。
メッシュ式フラットポケット
手前側の内壁はメッシュのフラットポケットになっています。領収書や使用説明書などを収めるのに便利そうです。
カードポケット
奥側の内壁にはカード4枚分のポケットがあります。診察券などを収めると良いのでしょうか。4枚だけというのは少ないと感じますし、そもそも薬箱に入れておく合理性に欠けるように思いますが。
フタ裏ポケット
フタの裏にもフラットな大ポケットがひとつと、メッシュの小ポケットが2つ付いています。よく使うモノ、忘れがちなモノなどを収めると良いでしょう。
外側背面ポケット
外側の背面にもフラットポケットがひとつあります。こちら側を正面に向けて、忘れがちな薬の袋などを入れておくというのもひとつの使い方でしょう。
どこに置いてもオシャレ
3段カラーボックスに収めてみるとこんな感じです。どんな場所に置いても素敵に見える佇まいだと思います。
ちなみに、横にあるのは以前に紹介した、同じくボンモマンの「じゃばら式ファイルSサイズ」です。このファイルをセットで使って医療費の明細書などを収納しておくと便利でしょうね。
というわけで、ボンモマンのメディスンボックスを紹介しました。こういう布製の救急箱って他に選択肢が少なく、しかもこんなにシンプルでオシャレなものは皆無です。
木製やプラスチック製の救急箱だと、薬が1mmでも大きすぎると収まらなかったりしますが、こちらは布製なので融通が利くというのもナイスです。落として割れたり壊れたりする心配がなく、血圧計などの電子機器を収めるにも安心だと思います。
救急箱をお探しの方には、これは結構オススメできるんじゃないでしょうか。
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