うらやましい!「カインズ町田多摩境店」改装で3DプリンターやCNCルーター導入

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ホームセンターの木材加工コーナーって便利ですよね。

私の事務所には工具もスペースもあるので大抵のDIYはできるんですけど、ホームセンターの木材加工コーナーでカットしてもらったほうが切断面がキレイですし、準備や後片づけの手間もありません。たまに組み立て始めてから指定した寸法とは違う大きさにカットされていることに気づいて慌てることもありますけど、まあ人間のやることですからそういうこともあります(苦笑)

そんな便利なホームセンターの木材加工コーナーですが、残念ながらできることはある程度限られています。基本的に頼めるのは直線カットのみ。有料で電動工具を貸してくれるところなら穴開けや少し複雑なカットも可能ですが、基本的に手作業なので精密な加工は難しいです。

そんなとき、家具メーカーの工場にあるような大型機械があればと思ったりするわけですが、誰にでも扱えるわけじゃないし、そもそも高価なので、ホームセンターに置くわけがないと思っていました。ところが、10月18日にリニューアルオープンするカインズ町田多摩境店にはCNCルーターなどを工房に設置するというではありませんか!

 

CAINZ工房のレーザー加工機と大型CNCルーター

CAINZ工房のレーザー加工機と大型CNCルーター出典:PR TIMES

カインズ町田多摩境店のいわゆる工作室「CAINZ工房」には、たとえばレーザー加工機や大型CNCルーターが設置されます。

レーザー加工機というのは私にはまったく馴染みがないのですが、trotec(トロテック)のホームページを見ると以下のように書かれています。

レーザー加工機とは、レーザー光でさまざまな素材に「カット・彫刻・マーキング」の3つの加工ができるデジタル工作機械です。その機能から別名、レーザーカッター、レーザー彫刻機、レーザー刻印機とも呼ばれています。

引用:trotec

先にレーザー加工機が導入されたカインズ鶴ヶ島店を紹介した日経トレンディの記事を見ると、より具体的な使い方が紹介されています。どちらかというと装飾的な使い方のようですが、使いこなせるようになるとかなり凝ったことができるのではないでしょうか。

一方の大型CNCルーター(ShopBot)。NCルーターというのは聞いたことがある方もいらっしゃるかと思いますが、これは「Numerical Control Router」の略で、数値制御ルーター、つまり数値を入力することで複雑なくり抜き加工をする機械です。CNCルーターはその頭に「Computer」が付いたもので、より進化したNCルーターと言えます。

大型CNCルーターに設計図を入力して板をセットすれば、たとえば3段カラーボックスのパーツを作ったりすることができます。指定の寸法に板を切り出すだけでなく、任意の位置にネジ穴や溝を加工することができるのです。そのほか、普通なら卓上糸のこ盤を使って手で板を動かしながら複雑なカットをするところを、大型CNCルーターを使えばデータを入力してスイッチひとつで複雑な形状に板をカットしてくれるのです。

家具メーカーでも同様の機械を使うのですが、データの作成や入力に丸一日掛かることもあり、いくら機械がやってくれると言ってもベテランの職人が重宝されます。私も一度チャレンジしてみたいですが、なかなかハードルが高いですね。

カインズ町田多摩境店のCAINZ工房にはそのほか、3Dプリンター(ダヴィンチPro 3in1)や溶接機も設置されるそうです。小物から大物まで幅広いDIYができそうですね!



カインズで大型CNCルーター導入は4店舗目

今回のカインズ町田多摩境店リニューアルのプレスリリースでホームセンターに大型CNCルーターを置くなんてことがあるんだと初めて知った私ですが、カインズに大型CNCルーターが導入されたのは実は4店舗目だそうです。ほかに置いている店舗は以下の3店です。

  • カインズ鶴ヶ島店(埼玉県鶴ヶ島市)
  • カインズ名古屋堀田店(愛知県名古屋市瑞穂区)
  • カインズ広島LECT店(広島県広島市西区)

いずれも比較的最近リニューアルしたお店や新規オープンしたお店ですが、まったくうらやましい限りですよね~。関西では2013年にカインズホーム奈良二名店がオープン、2015年にカインズ高槻店がリニューアルして以来、動きがありません。

私も妻もカインズが好きなんですけど、やっぱり関西ではカインズが定着しないんでしょうか。頑張って欲しいんですけどねー。

 

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