これからの季節、洋服をカーテンレールに掛けたくなる場面が多いと思います。洗濯物は乾きにくいし、一度袖を通したジャケットやコートなどをクローゼットにすぐに戻すのは抵抗があったりするからです。
でも、カーテンレールに直接ハンガーを掛けると、カーテンを開け閉めしにくくなってしまいます。見た目にもだらしなく見えがちです。
というわけで今回は、賃貸住宅でもOKのカーテンレールに取り付けることができるハンガー掛けを6点ピックアップしてみました。
※この記事は2023年12月14日時点の情報に基づいています
カインズ・カーテンレール室内物干しハンガー
まずは割りと最近に発売されたカインズの商品から。「取り付け簡単 カーテンレール室内物干しハンガー」は一般的なダブルタイプのカーテンレールにシッカリとボルトで固定するハンガー掛けです。
スチール製でブラックとホワイトの2色。まるで山崎実業の「tower(タワー)」シリーズのような感じです。壁面でも支えるL字アーム構造のため、耐荷重は1つあたり5kg、2つで1kgとなっています。
別売のポールを渡せば、物干し竿のように使うこともできます。洋服を掛けた状態でもカーテンを開け閉めできるのが良いですねー。
ライクイット・どこでもハンガー
定番のカーテンレール用ハンガー掛けと言えば、ライクイット(吉川国工業所)の「どこでもハンガー」。こちらはカーテンレールのブラケットに引っ掛けつつ、壁面でも支える構造です。そのため、カーテンレールのブラケットが窓枠もしくは窓枠の外側になければなりません。
どこでもハンガーにハンガーを掛けた状態ではカーテンを閉めることはできず、上写真の状態では耐荷重が2kgしかないのも心許ないところ。しかしながら、カーテンレールだけでなく引出しの取っ手などにも引っ掛けて使えるところがメリットと言えるでしょう。
アイセン・カーテン4連フック LK442
アイセンの「カーテン4連フック LK442」はダブルタイプのカーテンレールに引っ掛けて使います。壁で支えることはせず、2本のカーテンレールのすき間に引っ掛ける構造です。ネオジム磁石内蔵のためカーテンレールにピタッとくっつきます。
アームを収納した状態ならドレープカーテンを問題なく開閉できます。また、カーテンレールの中央に取り付ければ、ハンガーを掛けたままでもカーテンの開け閉めにもほとんど支障ないと思います。
ロングタイプ ダブルカーテンレール用 洗濯ハンガー
「ロングタイプ ダブルカーテンレール用 洗濯ハンガー」もダブルタイプのカーテンレールに取り付けて使います。ステンレス製の針金を曲げただけのシンプルな構造で、てこの原理でハンガーを支えます。
レースは開閉できなくなりますが、ドレープは問題ありません(ハンガーの肩の部分が引っ掛からなければ)。全長310mmのロングタイプのほか、250mmタイプもあります。
シーダース・小物用ハンガー eda
シーダースの「小物用ハンガー eda」も前述の洗濯ハンガー同様に、2本のカーテンレールにテコの原理でハンガーを引っ掛けるというものです。ポリスチレン製で全長は270mmとなっています。
カラーは4色用意されており、小枝のようなデザイン。生活感が出がちな室内干しもオシャレに見えるかもしれません。
cozy plus・MOTTA(モッタ)
cozy plus(コージープラス)の「MOTTA(モッタ)」はちょっと変わった取り付け方です。アームの上部に飛び出た部分をカーテンレールの溝に引っ掛けたうえで、レール両端の穴に結束バンドで固定します。2枚組なので、上写真のように物干し竿を掛けることもできます。
この構造であればカーテンの開閉にも支障ないはずですが、いかんせんアームが短いので洗濯物などを掛けたままでは難しいようです。
以上、カーテンレールに取り付けるタイプのハンガー掛けを6つ紹介しました。
こうやって見てみると、カインズのカーテンレール室内物干しハンガーが段違いで良くできていると感じます。壁でも支える構造なので耐荷重が比較的大きいうえ、カーテンレールの両端に取り付ければカーテンの開閉にもほとんど支障がないからです。
ほか5点も壁にネジ留めなどする必要がないので、賃貸住宅でも使えるのは助かります。もっとこういう商品が出てくれば良いのにと思うところですが、今後に期待しましょう。
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