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ルミナスラック互換品より割高?DCM「ニューワイヤーシェルフ」

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ケーヨーD2泉北原山台店

昨年(2017年)、ケーヨーD2がホームセンター最大手のDCMホールディングスの傘下(持分法適用関連会社化)となって以来、ケーヨーD2にはとんとご無沙汰しておりました。どうせDCMのオリジナル商品ばかりだろうし、ケーヨーD2の売場は基本的にコンパクトなので、それだったらダイキに行ったほうが品揃えが多いと思ったからです。

個人的には、ケーヨーD2は買い物しやすい売場でした。前述の通りコンパクトなだけでなく、什器が低くて売場が見渡しやすく、変にDIYの品揃えがなくて日用品が充実していたからです。布団圧縮袋など、D2オリジナルの商品もなかなか魅力的なものが多くありました。

それでも久しぶりにケーヨーD2に行ってみると、まあこれが残念ながら予想通りの事態となっていました(苦笑)ことごとくDCMオリジナルの商品が売場を占領し、少し小さめのダイキに行ったような感じです。

※この記事は2018年4月28日時点の情報に基づいています(2023年7月26日一部更新)

 

DCM・ニューワイヤーシェルフ

ケーヨーD2は山善のメタルシェルフが入手できるということも特徴のひとつでした。しかし、それもやっぱりDCMオリジナルの「ニューワイヤーシェルフ」(上写真)に置き換えられていました。

DCMのワイヤーシェルフはルミナスラックのドウシシャ製とは一切書かれていません。パッケージはもちろん、物流用のシールを見てもそのようなことは記載していません。

しかし、パッケージのデザインがルミナスラックと酷似していますし、JANコードを見ればドウシシャ製であることは明らかです。よって、DCMのニューワイヤーシェルフはドウシシャのルミナスラックと互換性があると考えて間違いないのではないでしょうか。産地もルミナスラック同様、中国製です。

なお、売場にはルミナスレギュラーのオプションパーツが並んでいますが、互換性については否定も肯定もしていません。「そこは察して」と暗に言っているような感じがします(笑)

DCMオリジナルとルミナス互換品の比較

DCMオリジナル

品番サイズ(mm)耐荷重キャスター税込価格
WSD9018-5915×460×174080kgなし8,778円
WSD9015-4915×460×15107,678円
WSD9018-3915×460×1785あり7,678円

ルミナス互換ラック

品番サイズ(mm)耐荷重キャスター税込価格
EL25-90185915×460×178580kgあり6,980円
EL25-90154915×460×15556,480円
EL25-90183915×460×17856,987円

※耐荷重はいずれも棚板1枚当たり ※ルミナス互換品はamazonの価格 ※価格はすべて2023/07/26現在に更新済み

そうなると、気になるのはamazonや楽天市場で販売されているルミナス互換品(エコノミーラック)との違いです。というわけで、上表にまとめてみました。

DCMオリジナルの5段タイプと4段タイプはキャスターなしなのでルミナス互換ラックとは高さが異なりますが、キャスターを付ければサイズはまったく同じになります。また、棚板1枚当たりの耐荷重はいずれも80kgです(ワイヤーの張り方や本数も多分同じ)。

一方、ルミナス互換ラックは2017年夏からクリアコーティングを実装しました。DCMオリジナルにはそのような表記はないものの、パッと見た目には違いは分かりません。

以上を踏まえると、スペック的にはDCMオリジナルはルミナス互換ラックと同等かそれ以下の可能性が高いと言え、にもかかわらずルミナス互換品のほうが安い(約10~26%オフ)と言えます。

ネット通販で購入すると、宅配業者に放り投げられて変形した状態で届く可能性もありますが、重いワイヤーシェルフを玄関まで運んでもらえることも考慮すれば、断然ネット通販でルミナス互換ラックを購入したほうがお得と言えるでしょう。

 

DCMに限らず、ホームセンターのオリジナル商品って本当にロクなものがないんですよねー。粗利を確保したいという思惑が見え見えで、消費者にとってメリットが感じられません。

その点、D2オリジナルは山善のメタルシェルフはともかく、割りと魅力的なものが多かったんですけどね。そのケーヨーD2がDCM傘下に収まったことは残念でなりません。

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