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今さら聞けない?いわゆる「メタルラック」(スチールワイヤーシェルフ)の基礎知識

お片づけブログメディア”cataso(カタソ)”に収納マンの新しい記事が公開されましたのでお知らせします。

[スチールラック応用編]ホームエレクターのポストとルミナスの棚の組み合わせは可能? | cataso[カタソ]
人気の家庭用スチールラックメーカーの「ホームエレクター」と「ルミナス」。自宅に合う収納仕様にできたら便利ですね。今回は、ホームエレクターとルミナスの各々のスチールラック部品の応用的な組み合わせについてご質問を頂きましたので、ご紹介します。

今回のカタソの記事ではホームエレクターとルミナスラックのパーツの組み合わせの可否についてでしたが、クライアント宅でも同様の相談がしばしばあります。

いわゆる「メタルラック」の組み合わせについては、「スチールワイヤーラックのすべて」をご覧いただければ概ね解決するはずです。互換性はあると言えばあるし、ないと言えばないです(苦笑)

今回はあまりマニアックなところに突っ込まずに、いわゆる「メタルラック」の基礎知識をまとめてみたいと思います。

 

メタルラックはアイリスオーヤマの商標です

この手の商品は一般的に「メタルラック」と呼ばれることが多いんですが、メタルラックはアイリスオーヤマの登録商標です。ですから総称としては「スチールワイヤーシェルフ」などと呼ぶのが適切です。

スチールワイヤーシェルフのブランドで大手と言えるのは以下の3つです。

ほか、メーカーとしては山善のものが割りと一般的と言えます。ニトリやカインズなどホームセンターのプライベートブランドのものもあります。コーナンとDCM系列は基本的にドウシシャ製ですね。

手持ちのラックのブランドの見分け方

【ルミナスレギュラーシリーズ】ロゴプレート

スチールワイヤーシェルフ大手3ブランドの正規品であれば、上写真のようなロゴプレートが棚板の側面に取り付けられています。また、棚板の角のポールを通す筒状の部分にブランドロゴの刻印が付いています。

ただし、ドウシシャとアイリスオーヤマのシェルフにはそれぞれ「ルミナス」や「メタルラック」を冠していない廉価版が存在します。それぞれの正規品と互換性はあると言えるものの、見た目でブランドを見分けるのは困難です。

その他のメーカーやホームセンター各社のプライベートブランド品も外観で見分けるのは難しいと言えるでしょう。

 

ポール径25mm、19mm、12.7mmが主流

スチールワイヤーシェルフと言えばポール径25mmのものが一般的ですが、19mmや12.7mmのものもあります。また現在、ニトリだけは22mmのものがメインとなっています。

ポール径19mmや12.7mmにも力を入れているのはルミナスラック(ドウシシャ)とメタルラック(アイリスオーヤマ)です。「25mmm、19mm、12.7mmのどれを買ったら良いの?」と聞かれることもありますが、それぞれ棚板のサイズバリエーションが違いますから、基本的には必要なサイズに合わせて選べば良いでしょう。25mmのほうが耐荷重性能は大きいと言えますが、ホームユースであれば19mmでも大丈夫なことが多いです。

 

価格の違いはどこにある?

メーカーそれぞれの価格、プライベートブランド品の価格の違いにはもちろん理由があります。決してメーカー品だから高いということはありません。

まずホームエレクターはポスト(支柱)がステンレス製だから価格が高いと言えます。また、オーダー品など一部製品は国内で製造するなど、品質管理とブランドイメージを重視するために高級品となっていると言えます。

ルミナスラックやメタルラックは防錆加工を施していることが価格が高い要因と言えるでしょう。サイズバリエーションやオプションのラインナップを維持するにもコストが掛かっていると思われます。

対して廉価版やホームセンターのプライベートブランド品は、一般的に防錆加工が施されておらず、水に濡れなくても空気中の湿気で表面が錆びてしまうことが多いです。また、棚板のワイヤーの本数が少なくて耐久性に乏しく、箱を開けたら棚板が変形していたということもよくあります。おまけに売ったら売りっぱなしでオプションパーツで拡張するという使い方もできません(ニトリなど一部除く)。

もしこれから購入するなら、ホームエレクター、ルミナスラック、メタルラックのいずれかのブランドで指名買いすることを強くオススメします。高級なホームエレクターは別格として、ルミナスラックとメタルラックに関しては、ホームセンターのプライベートブランド品などと比べても価格差はほとんどありません。安く見えても品質は十分なのです。

 

スリーブは同径なら基本的に互換性あり

クライアント宅で多いのが、「引越し後にスリーブを紛失した」というものです。スリーブとはポールと棚板を固定する際に使用する部品のことで、ホームエレクターでは「テーパー(テーパードスリーブ)」、ルミナスラックでは「スリーブ」、メタルラックでは「棚板固定部品」と呼びます。

私の今までの経験で言うと、ポール径25mmであればスリーブは各社互換性があると言って良いと言えます。ただし、ポールに彫ってある溝の深さが各社で微妙に異なるため、若干滑りやすく感じる場合もあります。できるだけ使用しているラックのブランドを特定し、同じブランドのスリーブを使うに越したことはありません。

 

キャスターなどの脚パーツには互換性なし

【ルミナス25mm】ストッパー付ナイロンキャスター・ストッパーなしナイロンキャスター 各2個セット NCL-60CST

カタソの記事でも触れたことですが、各社で異なる最たる点が脚部パーツ取付用のネジやポールの連結用ネジです。そのため、アジャスターをキャスターに取り替えたり、ポールを継ぎ足そうと思ったら、ブランドを特定して同じブランドのパーツを取り付けないと無理だと思ったほうが良いでしょう。

ただ、オプションパーツというのはだいたい割高なものですし、もともと使っていたラックのブランドが特定できない場合は安物と言って間違いないので、難しいことを考えるよりは買い替えたほうが手っ取り早いと思います。

ちなみに、棚板のサイズも各社で微妙に異なるので1枚だけ他社製を組み合わせるということは基本的にはできません。ただし、ポール径が同じであれば、A社のポールにB社の棚板5枚といった組み合わせは可能です。

 

近年はメタル以外のラックも

メタルラックと言うとギンギラ銀のクロムメッキというイメージではないでしょうか。また、クロムメッキ以外のカラーの場合はセット品のみでオプションパーツを使って拡張することができないというのが一般的でした。

しかし、近年は上写真の「ルミナス・ノワール」のようにハンマートーン加工を施したブラウン色で、オプションパーツやサイズバリエーションが豊富なシリーズも登場しています。また、「ルミナス・リシェ」のようにワゴンやテーブルなども用意されており、トータルでコーディネートしやすいシリーズもあります。

 

以上、簡単に説明するつもりがついつい長くなってしまいました(苦笑)でも本当に、互換性の有無について難しいことを考えるよりは買い替えたほうが早くて良いです。どこで買ったどこのメーカーのものか分からない時点で、おそらくサビが生じるなど劣化が見られるからです。

ブランドイメージ重視ならホームエレクター、入手のしやすさやラインナップの豊富さならルミナスラックがオススメだと個人的には思います。ポール径25mmのホワイトやブラックのセット品をご希望ならメタルラック、ルミナスラック、山善など選択肢がいくつかあります。カラバリについては多様化しているので悩みどころですね。

 

エレクター・ホームエレクター

ドウシシャ・ルミナスラック

アイリスオーヤマ・メタルラック

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