昨今のアウトドアブームもあって、無印良品の「ポリプロピレン頑丈収納ボックス」やリスの「トランクカーゴ」が売れています。天板耐荷重が100gと大きいため、積み重ねることはもちろん、ベンチやテーブル代わりにもなり、おまけにインドアでもアウトドアでも使えるという点が支持されているのでしょう。
ただ、こういったコンテナボックスはなまじ大容量のため、中に積めたモノがゴチャッとなりがち。持ち運んだり、車に積み込もうものならなおさらです。紙袋やレジ袋で中身を小分けにすれば解決するものの、あまりスマートな解決策とは言えません。
そんな不満を解消するアイテムがホームセンター最大手のDCMから発売されました。
※価格および仕様はすべて2022/07/08現在
DCM・トランクカーゴ用バッグ
このたびDCMから発売されたのは、リスが製造し、トラスコ中山のブランドでも販売している「トランクカーゴ」用のインナーバッグです。ポリエステルでできており、大きな取っ手が付いているので、トランクカーゴから引っ張り出したり持ち運ぶ際に便利な仕様となっています。
SとLの2サイズ展開
サイズ | 税込価格 | |
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S | 15×30×22cm | 878円 |
L | 30×30×22cm | 1,098円 |
DCMのトランクカーゴ用バッグはSとLの2サイズ展開。SはLの半分の大きさで、トランクカーゴの30リットルサイズならバッグのLが1つもしくはSが2つちょうど収まります。
トランクカーゴの50リットルサイズならSが3つ、もしくはSとLが1つずつ、同じく70リットルサイズならSが4つ、Sが2つとLが1つ、Lが2つといった組み合わせで使うことができます。
トランクカーゴの色違いである無印良品の「ポリプロピレン頑丈収納ボックス」にも同様に使えるはずです。
ライクイット・スタックアップコンテナー
実はコンテナボックスのインナーというのはDCMが初めてではありません。ライクイット(吉川国工業所)が既にインナーボックス付きの「スタックアップコンテナー」という商品を発売しています。
インナーボックスは6Lと小型
こちらはボックス本体が53リットルと83リットルの2サイズに対し、インナーボックスは6リットルの1サイズのみ。ボックスの中を仕切るというよりは小物が中で散らからないようにするためという感じです。
ただ、ボックス本体の内側が波状になっており、そこにインナーボックスの外側の波形がピッタリとハマるので固定できます。ですから、ある程度高さのあるモノを仕切る感じで使うこともできます。53リットル、83リットルともにインナーボックスを4つ並べて収納可能で、83リットルはインナーボックスを2段積み重ねて収納することもできます。
なお、スタックアップコンテナーのインナーボックスは53リットル、83リットルともにインナーボックスが1つ付属していますが、インナーボックス単品を追加で購入することも可能です。
トランクカーゴの類似品は現在ではたくさんありますが、専用のインナーバッグが発売されたことでますます便利に活用しやすくなりました。トランクカーゴのスタンダードタイプもスタッキングタイプも内寸は同じなのでどちらでも使えます。もちろん、無印良品のポリプロピレン頑丈収納ボックスでもOK。トラスコ中山のものも含め、大きなアドバンテージを得ました。
ライクイットのスタックアップコンテナーのインナーボックスも独自のスタイルで良いと思います。今後、インナーを工夫したコンテナボックスが他にも登場するかもしれないと考えると楽しみですね。
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