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東京インテリア家具、10/1から配送料1000円/件の有料に!他の家具店は…?

家具の配送・イメージ

業界紙の「ホームリビング」によると、東京インテリア家具が10月1日から配送料金を1件あたり1000円の有料にしたということです。

このことがニュースになるのは裏を返せば今まで無料だったからですが、もう10年以上も前から配送料が別途必要な家具店があるので、私は逆に「え?東京インテリアって今まで無料だったの!?」と驚きました。



家具販売店の配送料一覧

販売店名大型家具の配送料金
ニトリ平日:無料、土日祝:1000円
ナフコ無料
島忠ホームズ1500円~
IDC大塚家具無料
山新1000円
東京インテリア家具1000円
ファニチャードーム1000円~
ルームズ大正堂1000円
村内FA1000円
かねたや家具店無料
マナベIH無料
服部家具センター1000円~
太陽家具百貨店1000円
山下家具店無料
近新無料
米三無料
湯川家具無料

※売上順 ※各店通常配送エリア内 ※ネット販売のぞく

今回のニュースをきっかけに、主要な家具店の配送料を一覧にしてみました。概ね、大型家具の配送料は無料または1000円の有料となっていることが分かります。また、特に都心部や名古屋周辺で1000円の有料となっていることが多い一方、地方は無料であることが多いと言える状況です。

都心部のほうが配送効率が良いのですが、倉庫代や人件費が高いうえ、渋滞が多かったり、搬入経路が狭かったり、配送に時間が掛かることが多いため、無料では配送できないと考えられるでしょう。

ニトリでも都心部の配送はあるものの、圧倒的に郊外店のほうが多いので、今のところは都心部の負担も吸収できているものと考えられます。また、IDC大塚家具の場合は購買単価が高いため、無料でも吸収可能と考えられます。

 

家具の配送コストは1件あたり6000円以上

最近はネットで大型家具を買っても送料無料であることが増えているため、どうしても配送料は無料が当たり前と考えられがちです。しかし、当然コストが掛かることですので、無料では配送できません。

最近の事情は分かりませんが、私が家具メーカーに勤めていた15年ほど前は、家具の配送コストは1軒あたり6000円以上と言われていました。現在は人件費や燃料費などの高騰により、もっと高額になっていると思われます。

当時、トラック1台で配送できる件数は1日あたり6軒くらいと言われていましたので、そこから逆算すると人件費が15000円×2人、ガソリン代および車両関係費で6000円とすれば、確かに配送1件あたり6000円のコストとなります。

昔はそれでも家具の平均購入単価が高かったので成り立ったのでしょう。しかし、今は平均購入単価が下がっているのでコストを吸収しきれなくなっています。今回、東京インテリア家具が配送料を有料化したのは、そういう流れからでしょう。

 

家具の粗利益率はざっと4割程度です。10万円の家具が売れれば4万円の粗利益があり、6000円の配送コストを払っても手元に34%の利益が残ります。一方で3万円の家具の場合は粗利益が12000円となり、それを配送すれば利益は20%です。

食品スーパーにお勤めの方からすれば、「それでも20%も儲かるのか!」と驚かれるでしょうが、家具は食品のようにたくさん売れるものではありません。食品スーパーが薄利多売のビジネスモデルとすれば、家具は厚利少売のビジネスモデルなのです。

また、家具はアパレルよりも数が捌けないのにアパレルよりも粗利益率が低いです。もっとも、アパレルの場合は売れ残った場合の値引が大きく、最終的には赤字覚悟で売り捌く必要がありますが、家具の場合はそういうことをしない代わりに基本的に配送コストが必ずついて回ります。

業界それぞれに特有の事情があろうかと思いますが、家具を販売するうえで配送コストが大きな負担になっていることは間違いない事実です。消費者の皆様におかれましては、何かとご負担をお掛けして申し訳ありませんが、ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。

…って、私が言うのも変な話ですけどね(笑)

 

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