1年前に発注したロードバイクがようやく昨年のクリスマスに届きました。購入時はまさかそんなに待たされることになるとは思いもよらなかったので、早めに買ったミノウラのバイクハンガーは随分と待ちぼうけを食らいました。
それはさておき、バイクハンガーと言えばミノウラというのはサイクリストの常識だと思っていたのですが、amazonで見てみると意外とワケの分らない中華メーカーの商品が幅を利かせていたりします。そこに勝機があると見たのか、平安伸銅工業の「LABRICO(ラブリコ)」シリーズにバイクハンガーが追加されました。
※この記事は2023年1月27日時点の情報に基づいています
ラブリコ・ロードバイクハンガー
このたび発売されたラブリコの「ロードバイクハンガーSXK-519」、実は試作品を先に見てきました。
ミノウラのバイクハンガーはツヤあり塗装ですが、ラブリコのはエポキシ樹脂粉体塗装でマットな質感。すごく鉄っぽいというか、インダストリアルな雰囲気です。
ベースとハンガーが独立した構造
また、ミノウラはハンガーが軸を中心として跳ね上げる方式ですが、ラブリコはベースとハンガーが独立していて、引き抜いたハンガーをベースに引っ掛けるようにして畳みます。
そういうこともあって、余計に鉄っぽさが強く出ているんですよね。
取付け時に角度調整が可能
あとですね、ミノウラはハンガーの角度を変えられるように下部に調節用のネジが付いています。一方で、ラブリコは構造上そういう風にはなっていません。その代わりに、3ヶ所のネジ穴のうち一番上が横長の穴になっているので、取付け時に角度を調整しやすいようになっています。
ミノウラとの違いは概ねそんなところです。価格も重さも似たり寄ったりです。もちろん、ロードバイクを掛けるにあたって特に問題はないと思います。インテリア性重視ならラブリコという選択肢は十分アリじゃないでしょうか。
ラブリコ・ロードバイクフック
自転車関連はもうひとつあります。「ロードバイクフックSXK-520」はサイクルラックのようにサドルを引っ掛けることができるフックです。
こちらも質感は鉄っぽくて男前な感じ。また、ベースとフックが独立していて、いったんフックを持ち上げてベースに引っ掛け直すことで畳むという構造も同じです。
突っ張った2×4材に全重量を預けるのはちょっと不安と感じる方には、こちらのほうが安心かもしれません。
ラブリコ・スケートボードハンガー
同時に「スケートボードハンガー」(ホワイト:SXO-521、ブラック:SXK-521)も発売されました。
フックが2本のシンプルな構造ですが、スケボーだけでなく、キャスターボード、キックボードなども掛けることができます。また、それぞれ横向きだけでなく縦向きに掛けることも可能です。
以上、ラブリコのロードバイクハンガーほか2点を紹介しました。
ぶっちゃけ、ローダー(ロードバイクに乗る人)からすれば、ミノウラ一択の状況は変わらないと思います。しかしながら、ラブリコから入った人にとってはむしろラブリコのバイクハンガーのほうが信頼できるんじゃないでしょうか。
ローダー人口なんてたかが知れています。一方で、DIYをする人はローダーよりもずっと多いはず。必然的にラブリコのロードバイクハンガーは売れると思いますねー。
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