洗濯機上ラックは現在ではメジャーな収納グッズのひとつです。しかしながら、未だ定番と言えるものがなく、群雄割拠の時代が続いています。
そんな中、大手の一角を占める平安伸銅工業から新しい洗濯機上ラックが発売されることになりました。どんなものか詳しく見て参りたいと思います。
※この記事は2023年4月10日時点の情報に基づいています(2023年7月19日一部更新)
平安伸銅工業・ランドリーラック バスケット台付きHSR-4BK
平安伸銅工業から発売予定の新しいランドリーラックは2タイプ×2色あります。まずは「ランドリーラック バスケット台・ハンガーバー付き」(ブラック:HSR-4BK、ホワイト:HSR-4WH)から紹介して参りましょう。
ネジが丸見えじゃない
こちらのランドリーラックはパッと見た感じ、従来のランドリーラックとほとんど変わりません。私はてっきり、カインズの「木目調 ハンガーバー付きランドリーラック」のカタログモデルかと思ったほどです。
しかし、平安伸銅工業の新しいランドリーラックには大きな特徴がありました。従来の幅伸縮式のランドリーラックは必ずと言って良いほど左右方向に渡すフレームに大きなネジのツマミが付いているのに、新商品にはそれがないのです。代わりに、モップの伸縮柄のような構造になっています。
これにより、見た目がスッキリするだけでなく、ひも状のものが引っ掛かってイラッとするようなこともなくなるはずです。
洗濯機を移動することなく設置OK
その他の機能は従来品にもあったようなものばかりですが、まず下台をセットしてから上台を乗せる構造のため、洗濯機を移動させることなく設置が可能です。
最初だけのこととは言え、洗濯機は重くて移動させるのが大変なので、この構造はとても助かります。
角パイプで見た目スッキリ
従来のランドリーラックは丸パイプのものが多かったですが、こちらは角パイプなので見た目がスッキリしています。強度を高めるうえでも役立っていることでしょう。
また、バスケットを乗せる棚はメッシュ状ですが、その上の段の棚板はフラットです。洗濯バサミなど小物を乗せてもすき間から落ちることがありませんし、見た目やお手入れの面でも良いですね。
水平or斜めにバスケット設置可能
バスケットを乗せるメッシュ棚は水平または傾斜した状態で取り付けできます。水平にして洗濯カゴや洗剤のボトルなどを置くも良し、斜めにして洗濯物を出し入れしやすい状態にするのも良いでしょう。
平安伸銅工業・ランドリーラック 棚2段HSR-5WH
バスケット用のメッシュ棚に代えて2段ともフラットな木目調棚板になった「棚2段」タイプ(ホワイト:HSR-5WH、ブラック:HSR-5BK)もあります。
棚板以外の構造はバスケット台付きと同じで、こちらにもハンガーバーが付いています。ちなみに、ハンガーバーの耐荷重は3kg、棚板は一段あたり4kgですから、それほど重いモノは乗せられません。
平安伸銅工業・ランドリーサイドラック HSR-6BK
新型ランドリーラックの発売と同時に、「ランドリーサイドラック」(ブラック:HSR-6BK、ホワイト:HSR-6WH)も投入されます。
こちらは短辺が20cmで、洗濯機と壁のすき間に置くのに良いでしょう。高脚式になっているため、排水ホースを跨ぐこともできます。
棚板の高さは上写真の位置のほか、足元近くにセットすることもできます。ただ、もうちょっと自由度が高いほうがありがたかったかなーと思います。
というわけで、平安伸銅工業の新しいランドリー収納グッズ3点を紹介しました。
ランドリーラックは伸縮式ながら大きなネジのツマミがないのがとても良いです。木目調のフラットな棚板も相まって、これまでの質実剛健な平安伸銅工業のランドリーラックのイメージを覆すものだと思います。
また、目新しい機能はないものの、これだけのスペックにしては価格が手頃だと思います。今後、平安伸銅工業の主力ランドリーラックに育っていくのではないでしょうか。
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