突っ張り式の収納グッズと言ったら、どんなイメージを持つでしょうか。お手軽、壁に穴を開ける必要がない、賃貸住宅でも使える、どこでも使える、色々アレンジできる…など、メリットがたくさん思い浮かびますよね。
一方で、すぐに落ちたりズレたりするとか、見た目が安っぽいとか、そういうネガティブなイメージもあるかもしれません。私としては正しく設置すれば落ちたりズレる心配はほぼないと思いますが、正直、ちょっと安っぽいというイメージは拭い去れません。
上写真の平安伸銅工業の「突っぱり強力2段ハンガーTNP-3」なんか見ると、写真の雰囲気も掛かっている洋服も昭和な感じで(苦笑)、余計に安っぽく感じてしまいます。しかしこれが、マットブラックに変わるだけで全然イメージが違ってくるのですから驚きです。
※この記事は2018年11月10日時点の情報に基づいています
平安伸銅工業・ハンガーラックTNP-3B
こちらがマットブラックになった平安伸銅工業の「ハンガーラックTNP-3B」。掛かっている洋服も現代風になり、平成を飛び越して次の世代に間に合いましたという感じです。
基本的には本当にツヤのある白色がツヤ消しの黒色に変わっただけのはずなんですけど、チープに見えた竿受けの部分も逆に格好良く感じられるから不思議です。確か平安伸銅工業の常務は突っ張り棒の黒は難しいと言っていたはずなんですが、やればできるじゃないですかー(笑)
ちなみに、マットブラックの突っ張り棒としては既に同社の「DRAW A LINE(ドローアライン)」シリーズがありますが、それよりもお手頃価格というのもうれしいところです。クオリティはちょっと違いますけど、「DRAW A LINE」1本よりも安く手に入るというのは実にありがたいですね。
平安伸銅工業・ランドリー収納TLR-2B
平安伸銅工業は前述の突っ張りハンガーラック以外にも着々とブラック化計画を推し進めているようで、ほぼ同時期に角パイプのランドリーラックのマットブラック色(TLR-2B)も発売しています。
黒色なら見た目に安っぽくないだけでなく、汚れる心配もなければ、サビてきてもサビが目立ちません。洗面脱衣所を諸々ブラック系でコーディネートすれば、一気に高級感が出てくることでしょう。
それにしても、角パイプのハンガーラックと言えば一昔前はカタログ通販で2万円くらいするのが当たり前でしたけど、これだったら4千円ちょっとで買えちゃうなんて、そりゃあ千趣会も経営が厳しくなりますわねー。
というわけで、取扱商品のブラック化を強力に進める平安伸銅工業ですが、会社自体はブラックどころか純白のごとくホワイトです。古いビルから新社屋に移転して、一気にあか抜けた感じになりました。
三代目社長も大活躍で、雑誌やテレビなど各種メディアにも引っ張りだこです。これからもますます期待できると思います。
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