私は和気産業のフリーペーパー「e-monoマガジン」を毎号楽しみにしています。最新号(vol.145)の特集は「珪藻土の秘密」で、これまた興味深い情報がてんこ盛りでしたー。珪藻土って、食べることができるものもあるんですね!
ともあれ、珪藻土トリビアに唸りながら、ふと思い出した商品がありました。和気産業の商品ではなくて(笑)、アネスティ・カンパニーの「Karari 珪藻土スプーン」という商品です。
我が家は個装されていない粉末だしを使っているので、湿気の影響で調味料ポットの中で固まってくるんです。それで、珪藻土の調湿力を活かせば、その問題が解消されるのではないかと考えました。
※この記事は2018年3月30日時点の情報に基づいています(2023年9月25日一部更新)
アネスティ・Karari珪藻土スプーン
こちらがアネスティ・カンパニーの「Karari 珪藻土スプーン」です。私はアマゾンで購入しましたが、ニトリやホームセンターでも売っているので、見たことがあるという方はいらっしゃるかもしれませんね。
スプーンだけでなくスティック状のものもあるのですが、スプーンだったら粉末だしを計量できるので、今回はスプーンをチョイスしました。
珪藻土の破片が少し付いている
パッケージを開けてみると、スプーンに珪藻土の破片が少し付いていました。珪藻土を固めて作ったスプーンなので仕方ないですよねー。
これをサッと水洗いします。洗剤をつけると湿気を吸い取ってくれる細かい穴が埋まってしまうので、洗剤は使ってはいけません。
電子レンジで乾燥
一晩置いて乾いたら、さらに電子レンジで乾燥させます。500Wで2~3分チンします。
しかし、もともと乾いていたので、違いがよく分かりません(苦笑)
使用前の調味料ポット
一方で、こちらが我が家で粉末だしを入れている調味料ポットです。
調味料ポットはリスの「リベラリスタ・クックポット・スリム」。私のお気に入りで、一応パッキンも付いているんですけど、どうもこの粉末だしだけは湿気てしまうのです。
粉末だしは味日本の「だし」というもの。まんまの名前ですが(笑)、私のように料理が下手でも勝手に美味しい料理ができ上がります。結構、味が濃いです。
使用後の調味料ポット
珪藻土スプーンを使ってみたところ、2~3日で今までより粉末だしが少しサラッとなったように感じました。ただ、完全にサラサラになったという感じではありません。
その後、1週間ほどが経ちましたが、それ以上の変化はありませんでした。この粉末だしは開封前から湿気を帯びているので、この程度がちょうど良いのかもしれません。
というわけで、「Karari珪藻土スプーン」を使った結果は、カラリとはならず、やや微妙な結果となりました。それでも以前のように粉末だしが固まる様子はないので、効果はあるのだと思います。乾燥材ではなく調湿材だと考えれば、妥当なところでしょうか。
ただ、スプーンとしてはちょっと使いにくいと感じます。今まで調味料ポットに付いていた小さじで計量していたのでそれに慣れてしまったということもありますが、浅くて面が広いうえに柄が短いので、計量スプーンとしては役不足な感じがします。
スプーンではなくスティックタイプで良かったかな、という感じですね。
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