私はもともと、オフィスのキッチンの吊り戸棚の下あたりに水切りラックを設ける予定でした。しかし、壁面はキッチンパネルではなく壁紙なので、濡れたり汚れたりすることは必至です。そもそもグラスくらいしか洗わないので、そんなに大きなものは必要ないかとも思いました。
アスベル・ポゼ
そこで、アスベルの「スライド式シンク水切りバスケット・ポゼ」をシンクに設置することに。たまたま旧仕様のものが500円以下で買えたので置いてみたのですが、結果的に正解でした。壁面に水切り棚を設置するより見た目が良いですし、そもそもオフィスには持て余す大きさのシンクだったのでシンクに水切りを設置しても問題なかったのです。
ただ、箸やスプーンを寝かせて置くことだけがちょっと気になっていました。キッチンツール立てを追加すれば良いだけですけど、なかなかコレと思えるものが見つからなかったんです。
イノマタ化学・キッチンツール水切り
新居に引越して1年が経とうかというときにキャンドゥで見つけたのがイノマタ化学の「キッチンツール水切り」です。プラスチック製のものは汚れやすいので敬遠していたのですが、これが実に良くできた商品なのです。
底が取り外せる!
プラスチック製だと底の内側が洗いにくいものですが、こちらは底がスライドして取り外せるようになっているのです。これなら汚れてもすぐに洗えます。
引っ掛け部分が長い!
また、イノマタ化学のキッチンツール水切りは水切りカゴに引っ掛ける部分が長いのです。
私が使っている水切りカゴは深さが7cmほどしかありません。箸を立てるのに適した深さのキッチンツール立てをを立てるときに引っ掛け部分が短いと、水切りカゴに固定できないんですよね。その点、これなら大丈夫だと思いました。
やっぱり大正解!
思った通り、引っ掛け部分が長いおかげで浅い水切りカゴの内側でも問題なく固定することができました。
もちろん外側に引っ掛けてもOK
もちろん、水切りカゴの外側に引っ掛けてもOKです。特に邪魔になるわけでもなかったので、最終的に外側に掛けることにしました。
とても良心的な取扱説明書
最近は100均の商品でもサイズが記載されていることが増えていますが、イノマタ化学のキッチンツール水切りはサイズはもちろん、使用可能な水切りカゴの仕様や正しい使い方までとても丁寧に書かれていてとても良心的です。水切りカゴの縁のワイヤーの太さは4.5mmまで、網目の間隔は12mm以上、なんてことまで記載されています。
さすがイノマタ化学。大阪が誇るモノ作りの会社です。
たかが100均、されど100均。「神は細部に宿る」と言われますが、イノマタ化学のキッチンツール水切りはまさしくそれと言えるでしょう。底面をスライド式にすることで水洗いが容易になり、引っ掛け部分を長くすることで浅い水切りカゴでも安定させることが可能。さらに、取扱説明書も手を抜くことなく丁寧に書かれています。
しかも日本製。ポリプロピレン製で耐熱温度は120℃ですから食器洗い乾燥機で洗っても大丈夫じゃないかと思います。これはちょっと得した気分ですね(笑)
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