最近、我が家は山崎実業の収納グッズを購入する機会が増えました。デザインがシンプルだし、丈夫で信頼性も高いというのがひとつ。ラインナップが豊富で、とりあえず山崎実業の商品から探してみようかなーと思うことが増えたことも大きいと思います。
逆に言うと、収納グッズのメーカーはたくさんあれど、山崎実業ほどデザインが揃っていて、信頼性が高くて、ラインナップも豊富なところって、これまでなかったんですよね。
ひょっとすると、レックが新商品で狙っているのはそのポジションかもしれません。
※この記事は2021年9月17日時点の情報に基づいています
レック・SORO:U ステンレス
各種フックや激落ちくんでお馴染みのレックの新商品「SORO:U ステンレス」は、現在のところ12アイテムが明らかになっています。ステンレスのフレームをベースにしたシンプルなデザインの収納グッズで、その名の通り「揃う」ことがコンセプトなのかなと思います。
マグネットフック
順番にご紹介しましょう。「マグネットフック」はレの字型のシンプルなデザインながら耐荷重500gをキープ。これはネオジム磁石を採用しているからだと思います。
ただ、ネオジム磁石は水に弱くてサビてしまいます。よって、風呂場はもちろん、キッチンの水回りでの使用はNGです。残念。
ピンフック
お次は先ほどのフックとほぼ同じ形状の「ピンフック」。石膏ボード壁用のフックですね。2本のピンで壁に突き刺す構造です。耐荷重は2kg。
ダブルピンフック
「ダブルピンフック」はピン3本で壁に突き刺さり、耐荷重も6kgと大きめです。コートやカバンなどを掛けるのに適した形状と性能を持ち合わせています。
S字フック Sサイズ
お次は「S字フック Sサイズ」。100均のものと違ってオシャレな感じ。5個で税込780円というのも18-8ステンレス(SUS304)製ということを考えれば妥当なところでしょうか。
ダブルS字フック Mサイズ
「ダブルS字フック Mサイズ」は無印良品の「ステンレス横ブレしにくいS字フック・小」の倍以上の価格ですが、クオリティーを考えたら個人的にはアリなのかなと思います。
ダブルS字フック Lサイズ
「ダブルS字フック Lサイズ」も同様に、無印良品の「ステンレス横ブレしにくいS字フック・大」に比べると高価ではありますが、個人的にはアリだと思います。
ドアフック
「ドアフック」まで用意されています。同じシリーズでマグネット、石膏ボード壁用ピン、S字、そしてドアフックまでラインナップされている商品なんて今まで存在したでしょうか。
石けん皿 吸着シート
ここからはフック以外です。まずは、タイルなどに貼り付ける「吸着シートタイプの石けん皿」。
私が「お風呂の壁にマグネット 石けん皿」を知っているからかもしれませんが、レックは石けん皿に並々ならぬ執着があるみたいです。
歯ブラシホルダー 吸着シート
お次は「歯ブラシホルダー 吸着シート」。普通の歯ブラシだけでなく電動歯ブラシ用の替えブラシを立てやすいようになっているのは良いと思います。また、デザインもちゃんと揃っているし、単品で見ても素敵だとは思います。
石けん皿 置き型
お次は吸着シートではない「石けん皿 置き型」。デザインは良いと思います。石けんトレーを吸着シートタイプと共用できて生産性も悪くないんだろうと思います。ただ、あまりニーズが感じられません。
歯ブラシスタンド
「歯ブラシスタンド」も前述の石けん皿と同じような感じですかね。
引き出す フロスケース
最後は「引き出す フロスケース」。これはまたマニアックなところを突いてきましたね。
以上の通り、レックの新商品「SORO:U ステンレス」シリーズは、一見すると洗面化粧台周りや風呂場の収納グッズのように見えますが、石こうボード壁用のフックがあったり、ドアフックがあったり、水回りでは使えないマグネットフックがあったり、家じゅうの幅広いエリアをターゲットにした商品群です。
実にレックらしい目の付けどころだと思いますし、個人的にはお手入れが楽そうなところは魅力です。ただ、ラインナップにまとまりがないように感じます。また、ステンレス系の小物って、あまり女性受けする感じじゃないし、かと言って男性でこんなコスパの悪い商品を好んで買う人ってどれくらいいるのかなとも思います。
店頭にどのように並べるのかもイメージしにくいですし、なかなか難しいんじゃないですかね。
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