リビングの片づけが難しい3つの理由
リビングは家の中でもっとも片づけるのが難しい場所です。それなのにリビングから片づけようとして、自ら「片づけられないコンプレックス」を抱く人が後を絶ちません。
リビングの片づけが難しい最大の理由は、モノだけでなく家族をコントロールする必要があることです。モノのコントロールすらままならないのに、家族と言えど人をコントロールすることは至難の業です。
そして2つ目の理由は、分類が難しい多種多様の種類や大きさのモノを片づける必要があることです。今回のカタソの記事にもあるように、大きさが異なるモノを上手に収納するには、それぞれのモノに合った最適な収納グッズを選ぶ必要があるのです。
そしてリビングの片づけが難しい3つ目の理由は、見た目が気になることです。圧迫感が出ないようにと、ついつい収納力の少ない背の低い家具ばかり置いてしまったり、高さの揃った引出しや扉付きの家具を選んでしまいがちなのです。
リビングには一等地の「再開発」が必要
背が低くて使いにくい家具が並んだリビングは、単に家具の並び替えをするだけでは片づきません。リビングは家族が集まる家の中の一等地。低くて使いにくい家具を処分して高層化する「再開発」をするのがもっとも有効と言えます。
大型の壁面収納を設置するというのも悪くありませんが、コストが掛かるうえに必ずしも使い勝手が良いとは言えません。確かに壁面収納家具の多くは扉や引出しのラインが揃っていて美しいです。しかし、扉を閉めると中に何が入っているか分かりにくくなりますし、棚の高さが中途半端で何を入れても中途半端になることが多いです。また引出しも文房具などの細かいモノを収めるには中途半端だったりします。
総じて私は壁面収納家具は良いものだと思います。リビングの収納スペースを一ヵ所に集約できるからです。しかし何を収めても中途半端になることが多いので、必ずしも使い勝手の良いものとは思いません。
リビングには無印良品のユニットシェルフ+ポリプロピレン収納が最強

出典:無印良品
随分と前置きが長くなりましたが、ここまで申し上げたことを踏まえると、私はリビングには無印良品のユニットシェルフ+ポリプロピレン収納が最強なんじゃないかなと思います。
無印良品のユニットシェルフはパイン材、スチール、ステンレス、オーク材とバリエーションがありますが、基本的に棚板の位置を自由に動かせることができます。そのためいろいろな高さのモノを収めることが可能です。
ただ、それだけのことであれば、むしろ25mm単位で棚板の位置を動かせるルミナスラックのほうが優れていると言えます。無印良品にはユニットシェルフに合わせることができるオプションの引出しや、奥行の合うポリプロピレン収納が各種用意されています。だから無印良品のユニットシェルフとポリプロピレン収納を使えば、小さなモノから大きなモノまで、軽いモノから重いモノまで、使いやすく収納できるのです。こういうことがワンストップで実現できるのは、メーカー、販売店すべて含めても、無印良品だけではないかと思います。
さらに、無印良品なら見た目はそこそこ、価格もそこそこです。ちょっとリビングの収納を見直して、低くて使いにくい家具を処分して高層化するにはちょうど良いのではないでしょうか。
もちろん、無印良品の収納が絶対に良いというわけではありません。実際に使う人、そこにあるモノの種類や量に応じて、選ぶべきものは自ずと変わってきます。
あくまでも最大公約数的に見た場合に、無印良品の収納はリビングで使うのにオススメする価値があるということです。
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