前回お伝えした通り、無印良品の「スチールユニットシェルフ」がリニューアルされて色がライトグレーになり、セット品が最大約20%安くなりました。
一方で、上位モデルと言える「ステンレスユニットシェルフ」は昨年の8月末に値下げされています。これから新生活を迎える方の中には「どっちを買ったほうが良いの?」と思われる方もいらっしゃることでしょう。
そこで今回は、スチール、ステンレスに加え、パイン材のユニットシェルフも比較してみたいと思います。
価格の比較
商品名 | パイン材 | スチール | ステンレス |
---|---|---|---|
セット・ワイド大 | 14,900円 | 12,900円 | 28,900円 |
セット・大 | 11,900円 | 9,990円 | 23,900円 |
追加棚・幅80cm台用 | 2,490円 | 1,890円 | 4,490円 |
追加棚・幅50cm台用 | 1,790円 | 1,490円 | 3,490円 |
追加用帆立・大 | 3,490円 | 2,590円 | 6,490円 |
クロスバー・L/大 | 990円 | 590円 | 1,490円 |
ワードローブバー・幅80cm台用 | 1,990円 | 1,890円 | 1,890円 |
ワードローブバー・幅50cm台用 | 1,790円 | 1,490円 | 1,490円 |
全部のセット品やパーツを比較すると分かりにくいので、今回は高さ175.5cm、幅は80cm台および50cm台の主要アイテムだけをピックアップして比較しました。
このたびスチールユニットシェルフのセット品が最大20%ほど値下げされたことで、パイン材とスチールの価格が逆転しました。より正確に言うと、スチールのパーツ単体の価格は変わっていないのでパーツの価格で見ればこれまで同様にパイン材のほうが高いわけですが、セット品ならスチールのほうが安くなったのです。
また、スチールが値下げされたことにより、相対的にステンレスがこれまで以上に割高に感じられるようになりました。共通パーツであるワードローブバーなどを除いては、ステンレスはスチールの倍以上です。ステンレス棚ではなくオーク材やウォールナット材、ダークグレーなどを選べば価格は抑えられるものの、ちょっと手を出しづらくなったように感じます。
オプションパーツの比較

出典:無印良品
もともとスチールとステンレスのオプションパーツは素材が違うだけで同じ形状のものがたくさんありました。よりこだわるならステンレスという向きはあったと思いますが、使用感には大きな違いはなかったと思います。
しかし、スチールユニットシェルフがリニューアルされてライトグレーになった現在、オプションパーツはほとんどが従来のグレーのままです。もちろん、形は同じなのでホワイトグレーの帆立にグレーの帆立補強パーツを取り付けるなどは可能ですが、色はちょっと違います。そのため、現状ではパーツの色までこだわろうとするとスチールは避けたほうが無難と言えるでしょう。
一方で、パイン材のほうはもともとオプションパーツが豊富ではありません。スチールともほとんど価格が変わらないことから、パイン材はあくまでも天然木の雰囲気を重視したい方向けと言えます。
様々なパーツを組み合わせてトコトンこだわりたいならステンレス、あくまで価格を重視するならスチールというところでしょうか。
3年ほど前に比較したときはまだオーク材ユニットシェルフが健在でした。しかし、事実上その選択肢はなくなったので、幸か不幸か現在は選びやすくなったと思います。
価格重視で天然木が良ければパイン材。同じく価格重視で拡張して使いたいならスチールですが、キズやサビの心配もあるので、予算があるならステンレスを選ぶことをオススメします。
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