先日、建築中の我が家の周囲を囲っていた足場が外され、ようやくその姿がお披露目されました。
賃貸ハイツじゃないですよ。
入居者募集してませんから!(爆)
ドアが2枚あるのは二世帯住宅だからです。
しかし、ここまでの道のりは想像以上に大変でした。自宅を建築された先輩方も同様に感じてらっしゃるようです。
※この記事は2020年2月24日時点の情報に基づいています
半数近くが予算オーバー

出典:PR TIMES(以下同)
ワンストップリノベーションを提供する住環境ジャパンが、30~40代の未就学子育て世代の住宅購入経験者を対象に調査したところ、多くの方が住宅購入の際に理想と現実で大きなギャップを感じたという結果が明らかになりました。
もっとも大きなギャップとなったのは「予算オーバー」ということで、これが実に半数近く(44.3%)に上ります。一生に一度の買い物だから多少無理をしてでもという思いや、必要だと思う設備を入れると想定以上に高くついたということなどがあったのでしょう。
実は我が家の場合はまったく逆で、当初の見積りよりも安く上がりました(笑)総額で言うと4%近く安く上がりましたかね。玄関、キッチン、風呂など、すべて2つずつ設置するフル二世帯住宅であるにもかかわらず、建物本体価格の坪単価は税別で45万円を切りました。
ちなみに、積水ハウスで見積もったら同じ間取りで坪単価が140万円くらいだったんですよ。それはまあ極端な例としても、普通は大手ハウスメーカーなら70~100万円くらいだと思います。
我が家は「家事が楽であること」を重視
我が家の坪単価を低く抑えられた理由は、ローコストハウスメーカーであるアキュラホームに建築を依頼したことがもっとも大きいと思います。決して手を抜いたり設備のグレードを落としているわけではなくて、システムキッチンなどの住宅設備を大量一括仕入れすることでコストを抑えているのです。まるで型落ちの在庫処分品みたいな値段になるので、これには本当に驚かされましたね。
しかし、大量一括仕入れするために安く買える設備は限られてしまいます。たとえばクリナップの「ステディア」ならめちゃぐちゃ安いのに、同じメーカーでもそれ以外のシリーズはほとんど安くならないという具合です。
よって、予算を抑えるためにはアキュラホームから提案された選択肢から外れないことが重要です。それでも、「多少コストがかさんでもこっちのほうが良いかなー?」という誘惑はたくさんあります。
そんなとき、私は「家事が楽であること」を重視しました。コストアップしても掃除などが楽になるなら出費はいとわず、逆に見た目が良くなっても掃除などが面倒になるものは見送りました。
窓の数はかなり絞りました
「家事が楽であること」を重視したことが顕著に表れているのは窓です。我が家は共働きなので、日中に家の中が明るい必要はありません。なので、窓は必要最低限の採光面積が確保できれば十分なのです。
また、窓が多いと掃除が大変です。FIX窓や押し出し窓などを多用することが最近のトレンドになっていますが、新居の前をバスやトラックがガンガン走ることを考えると、地味な引違い窓のほうが掃除がしやすくて良いのです。
さらに、窓が少ないと家具のレイアウトがしやすいというメリットもあります。おまけに、窓の数を絞ることでコストも抑えられます。そんなわけで、少なくとも私にとっては窓を減らすことは良いこと尽くめなのです。
注文住宅は本当に大変
多少は家作りについて予備知識があった私にとっても、注文住宅を建てるということは本当に大変でした。住環境ジャパンの調査でも、9割の方が「住宅購入は大変だった」と回答しています。
中でも大変なのが「複数回ある書類提出」。建築予定地に建っていた建物の解体に始まり、次世代住宅ポイントの申請、住宅ローンや火災保険の申し込み、登記などに際しては、専門知識や諸々の書類の準備が必要になります。
これを全部お任せしてしまえばすごく楽です。しかし、自分でやれば抑えられるコストというのもあります。実際、火災保険は自分で安いのを探すことで費用を抑えることができました。住宅ローンはどこに頼んでも金利は同じようなものですが、ポイントサイト経由で申し込めばお得だったというのがあります(苦笑)
外構工事も自分で業者を探したほうが2~3割くらい安上がりだったと思います。ただ、電気配線なども絡んできますし、住める状態になるまで工事をスムーズに進めたいという思いから、我が家はアキュラホームに丸投げしてしまいました。内装などをケチるくらいだったら、外構工事を自分で手配したほうが良かったかもしれません(苦笑)
というわけで、家を買うというのは本当に大変だとつくづく実感しています。「家は3回建てないと分からない」なんてことも言われますが、こんなに大変なことは2度も3度もしたくないというのが本音です(苦笑)
でも本当に、アキュラホームのおかげで素晴らしいマイホームが完成しました。見た目は賃貸ハイツみたいでショボいですけど、なんたって坪単価45万円以下ですからねー。しかも、これは外観よりも家事動線を最優先した結果ですから。もちろん間取りで失敗というのはあり得ません。
また追々、肝心の中身のほうもご紹介して参りたいと思います。
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