昨年の夏に妻が「コーヒーメーカーが欲しい」と言ったときは、紙パックのアイスコーヒーを買うことでコーヒーメーカーの購入を回避することに成功しました。
しかし、寒くなってくると妻は「温かいものが飲みたい。やっぱりコーヒーメーカーが欲しい。」と言い出しました。やっぱりコーヒーメーカーを買うことは回避できなかったみたいです(苦笑)
仕方なく色々検討した結果、ネスカフェの「ドルチェグスト・ジェニオアイ」を購入することにしました。
※この記事は2021年1月14日時点の情報に基づいています(2023年7月11日一部更新)
ドルチェグスト「ジェニオアイ」
ネスレの「ドルチェグスト」は専用のカプセルをセットしてコーヒーなどを抽出するマシンです。妻はコーヒーを飲みたいというより、そのときの気分で色んなものを飲みたいのだろうと考えて、全部で30種類以上の飲み物を選べるこちらを購入しました。
ちなみに、コーヒーだけでも10種類以上、カフェオレやカプチーノはもちろん、ミルクティー、チョコチーノ、宇治抹茶ラテのほか、スターバックスのコーヒーなども愉しむことができます。なお、1杯あたりのコストは概ね約60円から200円となります。「高い!」と思われるでしょうけど、喫茶店で飲むのと遜色ない美味しさなので、一度飲めば十分納得できる価格だと思います。
他シリーズとの比較
ゴールドブレンドバリスタ「フィフティ」
ネスカフェのコーヒーマシンは主に3つのシリーズがあります。我が家が買ったドルチェグストよりもメジャーなのが「ゴールドブレンドバリスタ」で、こちらはカプセルではなく粉末のインスタントコーヒーをタンクに入れて使用します。カップに先にブライトを入れておくことによって、カフェラテやカプチーノを愉しむこともできます。
1杯あたりのコストは15円前後。コーヒーを気軽に飲みたい人に向いていると思います。味はインスタントのネスカフェそのものですが、何となくスペシャルな感じはします。妻の実家にプレゼントしたところ、食事のあとに必ず飲むのが恒例になりました。ただし、飲むのを中断すると、粉がタンクの中で湿気って固まります。
ネスプレッソ「エッセンサ ミニ」
「ネスプレッソ」はドルチェグストと同様に専用のカプセルを使います。しかし、ドルチェグストとはまったく別のカプセルで、基本的にエスプレッソのみ。それでも上写真のエッセンサミニは風味などが異なる29種類のカプセルが用意されています。
1杯あたりのコストは約80~100円。私は舌がお子様なのでエスプレッソの良し悪しが分からないのですが、喫茶店で飲むことを考えたら安いのではないでしょうか。また、エスプレッソマシンよりも手軽にエスプレッソを愉しめることが最大のメリットだと思います。
ドルチェグストは後片づけが簡単
私がドルチェグストを選んだ理由は一般的なコーヒーメーカーと違ってコーヒー以外も飲めるからですが、もうひとつ大きな理由があります。それは準備や後片づけが簡単なことです。
一般的なコーヒーメーカーの場合、フィルターにコーヒー豆を入れ、抽出し終えたら豆を捨てたりパーツを分解して洗う必要があります。
一方、ドルチェグストなら準備は基本的にカプセルと水をセットするだけで、片づけもカプセルを捨ててホルダーなどをサッと水で流したり本体を拭くだけでOKです。家族それぞれが別のカプセルを選ぶ際も途中で洗う必要はありません。なので、後片づけの心配をすることなく、気軽に好きなものが飲めるわけです。
無料レンタルではなく購入した理由
ネスレのドルチェグストのマシンは家電量販店などで購入する以外に、ネスレの公式サイトから無料でレンタルを申し込むことができます。
ただし、その場合は3ヶ月ごとに、毎回6箱以上、そしてそれを3回以上、購入する必要があります。つまり、およそ7~9ヶ月でザッと2万円強のカプセルを購入する契約をするということになるわけですね。
これについて、妻が不安だと言いました。私もまったく同感でしたし、飲みたいときに飲みたいものを飲めるように一式を用意するのに、定期便でせっつかれながら飲むのは本末転倒に思えました。また、一度に6箱も届くというのもちょっと厄介に感じました。そのため、マシンは無料レンタルではなく、楽天市場で実質8,000円ほどで購入しました。
無料レンタルでも良かったかも?
ただ、結果から言うと別に無料レンタルでも良かったかなーと思います。と言うのは、使用開始から1ヶ月が経って、家族4人で軽く3箱分以上のカプセルを消費しているので、3ヶ月に6箱というのはまったく問題なかったからです。私はほとんど飲まないんですけど、妻と子供たちがせっせと飲んでます。でも、支払いは私です(苦笑)
あと、ドルチェグストのカプセルが市販でもあまり安くならないんですよ。楽天ビックでお買い物マラソン中に買って約10%から最大約35%引き程度(カプセルやキャンペーンによって異なる)。一方で、ネスレの定期購入なら6箱でも5%引きになります。差額5~30%でマシンの代金をペイしようと思ったら、最小でおよそ30箱、つまり1ヶ月あたり2箱を消費するとして1年3ヶ月ほど掛かるんですね。割引率が低いカプセルが欲しくなってしまうことも多いことから、実際にはマシン代の元を取るには2年前後かかると思います。
ちなみに、マシンの保証期間は1年間ですが、ネスレ会員登録をすることで+1年間延長されます。また、定期購入を申し込んでいる間は5年間まで延長されます。
でもまあ、マシンを購入したことに後悔はありません。1万円ほど払って、好きな飲み物を好きなタイミングで買える権利を得たと考えています。いくら毎回違うカプセルを発注できると言っても、どうも定期契約というのは性に合いません。
最初にアソートセットを購入することで最初から色々試せたのも良かったです。もっとも、これは無料レンタルしながらでも注文できます。
つまるところ、私の場合はマシンを購入しましたが、逆に無料レンタルでスタートしてライフスタイルに合うかどうか9ヶ月ほど試してから、合うようであればマシンを返却して改めて買うというのも方法のひとつかもしれません。一般的にはそのほうが家族の理解を得られやすいということが多いと思います。
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