我が家では洗濯のお供に、JEJアステージの「リセ テーブルワゴン」を使っています。洗濯機から取り出した洗濯物をカゴに入れてベランダのほうに運ぶと、屈むことなく洗濯物を取り出して干すことができます。また、洗濯バサミなど一式の収納場所に困らず、サッと出したり片づけることができ、見た目もスッキリしています。おまけに軽いので移動も楽々。言うことなしです。
これを上回るワゴンなんてないだろうと思っていたのですが、ニトリの新商品がかなり最強っぽいので紹介したいと思います。
※この記事は2023年11月16日時点の情報に基づいています
ニトリ・ワゴン型室内物干しスタンド
このたびニトリで販売開始されたのは「ワゴン型室内物干しスタンド(ホワイト FC05)」という商品です。
上の写真だとちょっと分かりにくいかもしれませんが、脱衣カゴを乗せられる棚が2段付いていて、その上に洗濯物をチョイ掛けできるハンガーパイプが付いています。また、天板は洗濯洗剤やタオルなどを置けて便利です。
まさに一石三鳥な商品なのですが、実はそれだけではないのです。
物干しまでそのまま運べる
こちらのワゴンはハンドルが付いているので、物干しスペースまでそのまま押していくことができます。洗濯機の前であらかじめハンガーに掛けるなどしておけば、これからの寒い時期は助かりますね。
洗濯カゴを斜めにセット可能
別売の「ランドリーバスケット」はワイヤーネットの棚板を外すことで斜めにセットすることができます。これなら家族みんなが洗濯物を放り込みやすいですね。
棚板はサイドネットとして活用できる
ランドリーバスケットを斜めに置くために外したワイヤーネットの棚板は、側面に引っ掛けてサイドネットとして活用することもできます。外した棚板が邪魔にならないうえに、小物などを引っ掛けることができて、これだけでも一石二鳥です。
ハンドルはタオル掛けにも
ハンドルの部分はタオル掛けとしても使えます。しかも、この位置なら脱衣カゴに入れた洗濯物を隠すこともできますね。タオルで手を拭くにもちょうど良い高さだと思います。
ネックは価格と耐久性か
以上の通り、一石八鳥くらいのメリットが享受できるニトリのワゴン型室内物干しスタンドですが、死角がないというわけでもありません。
まず価格が税込6,990円と決して安くありません。オンリーワンな商品であることは理解しつつも、質感が近くてボリュームもある「洗濯機ラックDK003」(税込3,990円)と比較すると割高に感じてしまいます。
また、全体の耐荷重は約20kgとなっていますが、この構造でワゴンのように移動させたらかなりグラつきが生じるんじゃないかと思います。小さいお子さんがいるご家庭では、転倒する可能性も考えておいたほうが良いかもしれません。
ニーズによってはワゴンハンガーラックもあり
ワゴン型室内物干しスタンドほど多機能なワゴンは他にないと思うのですが、逆に脱衣カゴをセットする必要がない場合は「ワゴンハンガーラックTR4637」(上写真)などを使うのも良いかもしれません。IKEAのロースコグワゴンもどきにハンガーラックが合体したような商品です。サイズ感も近いと思います。
というわけで、ニトリの新商品「ワゴン型室内物干しスタンド」は脱衣カゴだけでなく、洗剤やタオルを置くスペースとして、チョイ干しスペースとしても使えます。さらに、そのまま物干しまで運べたり、洗濯カゴを斜めに置けたり、タオル掛けにもなるなど、うれしい機能が満載です。
こんな多機能な洗濯ワゴンがこれまであったでしょうか。価格そのものは「おねだん以上」と素直に思えないものの、使ってみればそう感じることもあるかもしれませんね。
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