我が家ではIKEA(イケア)の「RÅSKOG(ロースコグ)ワゴン」のバッタもん(類似品)を使っています。
私はあくまでバッタもんと理解していますが、妻はそんなことはまったく気にしていないようです。IKEAやニトリ、ホームセンターで同じようなワゴンを見ると、「ウチにあるのと同じ」と言っています。私の妻に限らず、同様にあまり気にしていない人は少なくないのではないでしょうか。
こんな風に”コモディティ化”すると、いつも行く店で買えるとか、たまたま安かったとういことが購入のきっかけとなります。iPhoneのようによほどブランド力が強かったり、目立った特徴がないと、価格競争に陥りがちです。
35期連続で増収増益を達成しているニトリもそこはよく分かっているのでしょう。店舗数を増やすことで顧客との接触機会を増やしたり、期間限定セールを実施するだけでなく、さらに差別化要素を追加してきました。「トロリ3」と「トロリ3 コンパクト」に新しいパーツが追加です。
※この記事は2023年8月29日時点の情報に基づいています
ニトリ・トロリ&トロリコンパクト用 新パーツ
回転バスケット
このたびニトリのトロリとそのコンパクトサイズに追加されたパーツは5つあります。
まずは「回転バスケット」。トロリの支柱がいわゆるメタルラックと同様の構造であることを活かした追加棚です。上写真のように外側に拡張しても良し、邪魔にならないように内側に引っ込めても良し。カトラリーや洗濯ばさみ、文房具など、細かいモノを収納するのにもってこいですね。
スチール製で税込999円とはお手頃です。
バッグハンガー
お次は「バッグハンガー」。デイパックの肩ひもを掛けるのに最適な構造です。エコバッグやお弁当バッグ、ショルダー付きの水筒を掛けるにも良さそうです。
ハンドル代わりに使うこともできそうですね。こちらもスチール製で税込599円となっています。
仕切り
トロリはもともと「整理バスケット Nブラン」がピッタリ収まるサイズですが、専用の「仕切り」も追加されました。ゴム磁石で底面のスチールメッシュにくっつくようになっています。
こちらはトロリとコンパクトで異なるサイズが用意されています。さほど大きさは変わらないのですが、前者が税込499円、後者が同399円です。いずれもスチール製です。
これは市販のスチールデスクのワゴンの引出しの仕切り板としても使えそうですね。
すべりにくい木製ふたトレー
我が家のロースコグワゴンもどきには木製の天板が付いていて便利です。冒頭の写真のように水切りカゴを乗せたり、配膳に使うこともできるからです。
ニトリのトロリにはこれまで天板の用意がなかったのですが、満を持して専用の木製天板が追加されました。「すべりにくい木製ふたトレー」は「すべりにくい木製トレー」と同様に特殊ウレタン塗装が施されており、お盆の代わりに使うこともできます。
トロリ用が税込1,290円、コンパクト用が同1,190円となっています。本家ロースコグワゴンの天板(ホーグスマ、税込1,400円)よりも安いです。
フック 小×3/大×2
最後は「フック」。小(3個入り、税込199円)と大(2個入り、同199円)があります。
市販のS字フックでも何かしら掛けることはできますが、専用品のほうがブラブラしなくて良いですね。スチール製でコスパも決して悪くないと思います。
以上、トロリ&コンパクトの新しい追加パーツを5つ紹介しました。どれも使い勝手の良いものばかりで、しかもお手頃価格だと思います。
IKEAのロースコグワゴンもどきはたくさんありますが、こんなに多くの追加パーツが用意されているワゴンはありません。トロリ本体も決してロースコグワゴンに負けていない商品力と価格、カラーバリエーションなので、これでますますニトリ優位となるかもしれないですね。
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