収納の超定番アイテム「カラーボックス」。たまに引出式衣装ケースやカラーボックス用のインナーケースのことをカラーボックスと呼んでいる方もいらっしゃいますが、そのものを見れば知らない人というのはまずいないでしょう。
というわけで今回は、そのカラーボックスに関する問題です。
収納の問題
上写真のように縦置きにした3段カラーボックスにもっとも適したモノを以下の3つの選択肢から選んで答えなさい(可動式棚板ではありません)。
- A4用紙
- B5ファイル
- 雑誌『女性自身』
解説と答え
ズバリ、答えを先に言っちゃいましょう。答えは2.のB5ファイルと、3.の雑誌『女性自身』です。
3段カラーボックスと言ってもメーカーによって若干の寸法の違いはありますが、縦置きにした場合の1段あたりの高さはほとんど変わりません。ちなみに上写真のアイリスオーヤマのCX-3の1段の内寸はW390×D275×H275mmです。
一方の収納物の高さについて、3つの選択肢とともに、他のものについてもいくつかピックアップしてみましょう。
- A4用紙…297mm
- B5ファイル…約268mm
- 雑誌『女性自身』…262mm
- 雑誌『日経ビジネスアソシエ』…272mm
- 雑誌『週刊文春』…258mm
- 雑誌『週刊ファミ通』…260mm
- 雑誌『週刊少年ジャンプ』…256mm
- B5用紙…257mm
- A4ファイル…約307mm
- 角形3号(角3)封筒…277mm(折りシロ除く)
- 角形4号(角4)封筒…267mm(折りシロ除く)
つまるところ、3段カラーボックスを縦置きにして使用する場合、B5またはB5変形と呼ばれるサイズがもっとも適していると言えます。これは覚えておくとちょっと便利です。
でも残念ながら現代では、身の回りにはB5サイズよりもA4サイズのファイルや雑誌のほうが多いんですよね。B5サイズが多いのは高校生くらいまでじゃないでしょうか。その点、『週刊少年ジャンプ』や『りぼん』がB5サイズになっているのは理に適っているなーと感心します。
A4サイズが多い場合にカラーボックスを縦置きで使用したい場合は、A4ファイルサイズのカラーボックスを使うようにするのが良いでしょう。
3段カラーボックスを横置きした場合に最適なモノは?
ちなみに、3段カラーボックスを横置きした場合に最適なモノはと言うと、B4ファイルがちょうど良い大きさと言えます。B4ファイルの短辺は290mm前後なので、カラーボックスからはちょっと飛び出してしまうことが多くなりますが、こちらもほぼピッタリで収まりが良いです。
3段カラーボックスは縦置きにするとB5ファイルがジャストフィット、横置きにすればB4ファイルがジャストフィット。これを覚えておくと、他のサイズのものが3段カラーボックスに適しているかどうかの目安が立てやすくなりますよね。たとえば、縦置きではA4ファイルは入らないけど、横置きなら問題なく入るとか。
3段カラーボックスは何にでも使える魔法の収納グッズではありませんが、コストパフォーマンスの高い収納グッズです。こういった基準を活かして賢く使いましょう!
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