一昔前は3段カラーボックスの価格というと、だいたい1千円前後だったと思います。その認識でホームセンターに行くと、「え!ちょっと高いんじゃない?」と思われることでしょう。最近はだいたい1,500円前後からですからね。
もっとも、ただ値上げされたというわけではありません。一昔前はフラッシュ合板(中空合板)を使ったものが一般的でしたが、最近はどこにでもネジを留められるベタ芯のもののほうが多いです。また、固定棚ではなく可動棚を備えたものも増えています。
ともあれ、何でも良いから安いカラーボックスが欲しいということもあるでしょう。というわけで、ホームセンター各社の3段カラーボックスの価格を比較してみました。
※価格および仕様はすべて2024年4月7日現在に更新済み
※店舗により取扱品および価格が異なる場合があります
3段カラーボックスの価格比較
ホームセンター | 税込価格 | サイズ(mm) | 可動棚 | カラー |
---|---|---|---|---|
コーナン | 1,408円 | 418×290×880 | × | 6色 |
ナフコ | 1,450円 | 420×290×890 | 〇 | 4色 |
コメリ | 1,480円 | 420×275×870 | × | 3色 |
カインズ | 1,580円 | 440×290×880 | ○ | 3色 |
ニトリ | 1,590円 | 419×298×878 | 〇 | 4色 |
DCM | 1,628円 | 415×290×884 | × | 3色 |
ロイヤルHC | 1,749円 | 415×290×880 | × | 3色 |
イオン | 2,178円 | 419×298×878 | ○ | 3色 |
ビバホーム | 2,178円 | 439×290×890 | ○ | 3色 |
2019年に最初に調査したときはイオンが最安、2022年はニトリだったのですが、2023年以降はコーナンが最安の座をキープするという結果になりました。一方で、100円も変わらず可動棚タイプではナフコが最安です。ニトリは一時期に比べると高くなりましたね。イオンは完全に脱落した格好です。
なお、上表のホームセンターの中には可動棚タイプや色違いなど別仕様のカラーボックスを扱っているところもあります。価格はもちろん高くなりますが、必要に応じてチェックしてみてください。
安いカラーボックスはダメ?
一般的に安いものはそれなりの品質です。では、安いカラーボックスは品質が低いと言えるのでしょうか。
個人的にはこれに関してはそうは思いません。もし価格と品質が連動しているのであれば、ニトリのカラボは値上げとともに品質も上がっているはずですが、品質は良くも悪くもそのままです。
ちなみに、コーナンとビバホームはインドネシア製、ナフコとコメリとカインズはタイ王国製、ニトリとDCMとイオンはマレーシア製、ロイヤルホームセンターはアイリスオーヤマのCBボックスなので中国製です。
なお、可動棚タイプは固定棚タイプに比べると、やや横揺れすることが一般的です。しかしながら、以前のニトリのカラーボックスや、無印良品の「パルプボードボックス」のように揺れるものは、現在はほとんどないです。
amazonで一番安い3段カラーボックス
では、amazonでもっとも安い3段カラーボックスはというと、プライム対象では不二貿易の「カラーボックス 3段 93500」で税込1,436円です。昨年はニトリが最安でしたけど、現在はamazonでは扱われていないようです。
なお、可動棚タイプではアイリスオーヤマの「CX-3KD」が税込2,200円で最安となっています(一回り小さいサイズの「モジュールボックスMDB-3K」除く)。
楽天市場で一番安い3段カラーボックス
一方、楽天市場で送料込みでもっとも安いのは不二貿易の「カラーボックス3段 93502」の税込1,796円となりました。ただし、amazonなら同1,436円で買えるので、ポイント消化やお買い物マラソン対策って感じでしょうか。
なお、可動棚タイプではコーナンの「3段カラーボックス可動棚」が税込2,690円で最安値となります(モジュールボックスMDB-3K除く)。
ちなみに、今回は説明を省きましたが、カラーボックスは棚板が可動式か固定式かという以外にも、カラバリや、棚板の厚みや構造といった要素も決め手になると思います。可動式の場合は横揺れするものもありますし、棚板が動かせないよりは動かせたほうが良いとも言い切れません。
たかがカラーボックスではありますが、やはり実際に店頭で確認してから購入するのが理想と言えるでしょう。
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