ベッド下の引出しに洋服を収納することは基本的にオススメしません。就寝時にかいた汗が湿気となってマットレスの下に抜け、ベッド下の引出しに及ぶ可能性が高いからです。また、ベッドの下はホコリが集まりやすい場所でもあります。その2つの理由で、ベッドに下に洋服を収納するのはあまり良い方法とは言えないのです。
ではベッドの下の引出しには何を収納するのが良いかと言うと、もっとも理想的なのはシーツや掛け布団カバーの替えなどです。モノは使う場所に収納するのが理想的ですから、シーツをベッド下に収納するというのはもっとも合理的。また、洗い替えのシーツはずっとそこに収納することがないので、湿気やホコリの影響を実感することがありません。
逆に、ベッドの下に引出しがない場合はシーツなどをどこに収納すれば良いでしょうか。今回はその点についてアドバイスしたいと思います。
クローゼットのチェストに収納
まずもっとも無難なのは、クローゼットや押入れのチェストに収める方法です。引出しならシーツを交換するときに取り出しやすく、洗い終えたシーツを収納するのも苦になりません。
洗い替えのシーツが少なかったり、交換の頻度が高ければ、チェストの上に乗せるかたちでも良いでしょう。
布団圧縮袋や収納袋に収納
冬用の厚手のシーツは引出しには収めにくいです。また、来シーズンまで使わない場合は、布団圧縮袋や収納袋に収めてクローゼットや押入れの枕棚に収納しても良いでしょう。我が家にも毛布と同じくらいボリュームのある冬用シーツがあるので、それは圧縮しています。
冬用以外のシーツは薄いので圧縮してもコンパクトにはなりませんが、防湿や防虫の効果は期待できるでしょう。面倒臭い圧縮作業も、手で押して空気を抜くタイプなら気分的には楽かもしれません。
ベッド下に引出しを置いて収納
ベッド下に引出しがない場合は、引出式衣装ケースやベッド下用ボックスを置いてシーツなどを収めるという方法も考えられます。しかし、これはあまりオススメとは言えません。
その理由は、ベッド下はものすごくホコリが溜まりやすいからです。ケースの中までホコリが侵入することはあまりないとは思いますが、それでも気持ちが良いものではないでしょう。
ベッド下に引出式衣装ケースなどを置く場合は、マメに掃除することを決めておいたほうが良いですね。
シーツは寝具のひとつなので、ベッド下以外に収納する場合は、ほかの寝具と一緒に収納したほうが分かりやすくて良いです。シーツと一緒に交換することが多い掛け布団カバーや枕カバーと同じ場所に収納しておけば、分かりやすいだけでなく、作業にも無駄がありません。
さらに、シーズンオフの寝具と一緒に収納すれば、寝具類は一ヶ所にまとめて収納することができます。梅雨時は気温の変化も激しいので、寝具一式をまとめて収納しておけば便利に違いありません。
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