二世帯住宅の我が家にはエアコンが全部で9台あります。1台は旧居から移設して、4台は次世代住宅ポイントでもらい、さらに4台を家電量販店で購入しました。すべて三菱電機の「霧ヶ峰」です。
どうしてすべて霧ヶ峰にしたかと言うと、スタンダードモデルを含めて全機種が国産で、リモコンのデザインが良い、もしくはマシだからです。エアコンの室内機のデザインなんてどれもそんなに変わらないし、見上げることもほとんどありません。一方でリモコンは目に触れる機会が多く、私にとってはリモコンのほうが重要なのです。
ただ、霧ヶ峰ってリモコンホルダーが別売なんですよね。代わりにフックに掛ける穴があるのですが、これがどうにも使いにくい。そこで、壁面にリモコンを掛けるベストな方法を検討してみました。
GEシリーズ:NH191
まず我が家でもっとも台数が多い霧ヶ峰GEシリーズ「MSZ-GE2219-W」のリモコン「NH191」は、ベロスの「エルハンガー LH-705C」に掛けました。
ベロス・エルハンガー LH-705C
これ、前々から使ってみたかったんですよー。ベロスのエルハンガーは斜めに刺す押しピンの下に巨大なL字型フックが付いたような形状です。基本的には帽子などを掛けることを想定しているようです。
イマイチ使いにくい
ただ、これは期待したほど使いやすくなかったです。押しピンの刺し込みが浅いため、パッとリモコンを手に取ろうとするとピンが抜けてしまいます。それを避けるには上写真のようにリモコンを傾けなければなりません。
まあ、壁に掛けたままリモコンを操作することが多いので、大きな問題はありませんが。
なお、GEシリーズの純正リモコンホルダーは以下のものとなります。
Sシリーズ:SG174
霧ヶ峰Sシリーズ「MSZ-S2519-W」のリモコン「SG174」は、100円ショップで買ったマグネットシートを裏面に貼り、IKEAのスチールシェルフ「FJÄLKINGE(フィェルキンゲ)」のフレームに貼り付けました。
超強力両面テープで補強
ただし、マグネットシートに最初から付いていた粘着テープでは接着力が弱くて、しばらくすると剥がれてしまいました。そのため、いつもの超強力両面テープで補強。厚みが出てしまったものの、マグネットシートが剥がれることはなくなりました。
なお、Sシリーズの純正リモコンホルダーは以下のものとなります(2020年モデルも同様)。
Xシリーズ:YU191
霧ヶ峰Xシリーズ「MSZ-X4019S-W」のリモコン「YU191」は、純正リモコンを使う以外の方法が思い当たりませんでした。
ちなみに、Xシリーズの純正リモコンホルダーは前述のSシリーズと同じです(2020年モデルも同様)。
引っ掛け穴が薄すぎて…
リモコン裏面の引っ掛け穴が薄すぎて、「かけまくり」のフックを曲げても掛けにくいのです。前述のSシリーズや後述のFZシリーズもそうですが、三菱電機のリモコンは基本的に皿ネジの頭に掛けたり、リモコンに紐を掛けて吊るすことを想定しているようですね。
室内機の前面パネルに温度表示
余談ですが、霧ヶ峰Xシリーズは室内機の前面パネルに温度が表示されて格好良いです。一方で、ど真ん中にムーブアイが付いているのがちょっと不気味だったりします(苦笑)
FZシリーズ:AAG201
霧ヶ峰FZシリーズ「MSZ-FZ6320S」のリモコン「AAG201」は、壁に掛けずにイノマタ化学のリモコンスタンドに立てることにしました。リビングやダイニングから操作したり、まずエアコンを付けてからテレビを操作したりすることも多いので、すべてのリモコンを一緒に収納したほうが便利だと考えたからです。
別にケチったわけではなく、ほかに良いものが見つからなかったのですよ(苦笑)なお、イノマタ化学のリモコンスタンドはダイソーでも買えますが、ダークグレー色はセリアだけだと思います。
ちなみにFZシリーズの純正リモコンホルダーは以下の商品です。
運転開始で威圧感を発揮
また余談ですが、FZシリーズは真四角でシンプルなデザインがとても素敵なのですが、運転を開始するとフラップがガバーッと開き、ムーブアイが潜望鏡のように降りてきて(上写真右下)、かなり厳つい感じになります(笑)
賃貸住宅に住んでいたときは、いかに壁紙を傷つけることなくリモコンを取り付けるかということに注力していました。自分の家を建てたら悩むこともなくなると思ってたんですけど、逆に選択肢が増えて悩ましいですね(苦笑)
なお、今回紹介した霧ヶ峰4シリーズ以外の純正リモコンホルダーの品番は取扱説明書に記載されています。年式によって変わる可能性があるのでご注意ください。
2020/12/15追記:
セリアで買ったリモコン用フックを試してみました。なかなか良い感じです。
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