最近は100円ショップという言葉が死語になりつつあります。ダイソーもキャンドゥもワッツも200円以上の商品が増えているからです。
しかし、業界2位のセリアだけは100円ショップという看板を下ろしていません。消費税は別として、扱う商品は今も基本的に100円を維持しています。
でも、このご時世に100円を維持するって本当に大変だと思います。心なしか、新商品が登場することが減ったようにも思います。
そんな中、久しぶりに「おおっ!」と思える新商品を見つけましたのでご紹介しましょう。
※この記事は2023年3月31日時点の情報に基づいています(2023年6月22日一部更新)
スルガ・伸縮するインナーケース
JANコード | 4905687358887 |
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外寸 | 94×44×70mm |
内寸※1 | 大:86×36×66mm 小:86×31×65mm |
材質※2 | ポリプロピレン |
製造国※2 | 中国 |
税込価格※2 | 110円 |
※1…収納マン実測(最狭部)、※2…以下同じのため省略
今回ご紹介するのはレックの関連会社・スルガの「伸縮するインナーケース」です。引出しやボックスの仕切りとして使うこともできる、伸縮式のスリムなインナーケースです。
94~175mmで伸縮して仕切れる
上写真のように、入れ子になったインナーケースをスライドさせることで伸縮させ、仕切りとして利用するわけですね。最小時は94mm、インナーケースが完全に抜けてしまう状態まで引き出すと最大175mmとなります。
普通はザッと100mmから150mmのスペースに利用する感じでしょう。ファイルボックスの高さ1/2サイズにちょうど良いサイズですね。
小に脚が欲しかった
ただ、入れ子になったケースの小さいほうには脚が付いていないため、150mm程度まで引き出すと小さいほうが傾いてしまいます。伸縮すると言うなら、傾かないように脚を付けて欲しかったですね。
単体でも仕切り板として使える
一方で、脚がないのでそれぞれ単体で仕切りとして使うこともできます。90~100mm程度のスペースならちょうど良い大きさではないでしょうか。
スルガ・取っ手付き仕分けケース
ワイド | 2段 | スリム | |
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JANコード | 4905687358894 | 4905687358917 | 4905687358900 |
外寸 | 83×81×100mm | 81×81×100mm | 53×81×100mm |
内寸※1 | 各70×34×77mm | 各70×34×37mm | 40×35×77mm |
スルガの伸縮するインナーケースは「キレイに片付く!ちょい足し収納」というシリーズで、ほかに関連商品として「取っ手付き仕分けケース」という商品が3種類あります。およそ80mm角の「ワイド」、その高さ1/2サイズで積み重ね可能な「2段」、ワイドの半分の底面積の「スリム」です。
いずれも持ち上げやすいように、上にツマミが付いています。
カラボ1/2インナーケースにピッタリ
底面がおよそ80mm角のワイドタイプや2段タイプはカラーボックス用インナーケースの幅ハーフサイズにちょうど良い大きさです。ちなみに、上写真のケースは山田化学の「ラッセ・ワイド」です。
ただ、こういうケースってペン立てくらいしか使い道がないんですよねー。なので、個人的には「取っ手付き仕分けケース」よりも「伸縮するインナーケース」のほうが魅力的だと感じた次第です。
もっとも、伸縮するインナーケースは小さい側に脚がないし、伸縮すると言ってもレールなどで固定されているわけでもないし、ちょっと完成度が低く感じます。もうちょっと浅くても問題ない場合は山田化学の「スライドケース」を使ったほうが良いんじゃないでしょうか。スライドケースもセリアで販売しています。
ちなみに、以前に紹介した「デスクスタイル小物収納」もスルガの商品です。質感もコンセプトも「取っ手付き仕分けケース」に似ているように思いますが、そんなに需要があるものでしょうか。
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