収納マンのイチオシのキャリコ型衣装ケース、天馬の「プロフィックス・カバコ」のラインナップが増えました(11月13日リリース)。ワイド幅60cmとスリム幅30cmが追加され、当初は高さ31cmのMサイズのみ3色展開となっていたのが、ほとんどのサイズで4色展開となりました。
※この記事は2015年12月18日時点の情報に基づいています
丈夫なカバコだからこそワイドでもOK!
カインズホームの「キャリコ」やサンイデアの「squ+froq(スキュープラス・フロック)」にも幅60cm前後のサイズがありますが、いずれも強度的には心許ないものです。その点、しっかり丈夫に作られている天馬のプロフィックス・カバコなら幅60cmのワイドサイズでも安心して使うことができます。
ワイドサイズの上には写真のようにスリムサイズを2つ並べることもできます。キャリコだったらグラグラですが、カバコならしっかり安定します。
しかもスリムのSサイズとLサイズを除いて4色展開。クリア、クリアブラウン、アッシュピンク、アッシュグリーンとなっていますが、個人的にはほぼ水色のアッシュグリーンではなくて洒落たグリーン系が欲しいところです。もっともこれについては今後、期間限定色などが追加されていくことでしょう。
センスが悪い「カバデコシール」
シンプルなカバコをデコレーションして楽しむための「カバデコシール」も発売されました。マスキングテープでデコレーションするのが流行った時期に天馬もマスキングテープを扱ったことがありますから、これは自然な流れと言えるでしょう。
基本的にカバデコシールそのものの目指す方向性は悪くないと思うんですが、いかんせん柄のセンスが悪い(苦笑)デザインの世界では100均に回されるレベルのものから正規の価格で販売できるレベルのものまでありますが、これは間違いなく100均レベルです。
なのに価格が高すぎる!税込1,980円で販売されているカバコMの幅45cmに対し、カバデコシールは税込798円。私だったら木目調のカッティングシートを買ってきて自分でカットして貼るでしょう。
連日、キャリコもどきを紹介して参りましたが、戦国時代とも言えるキャリコおよびその類似品の市場において、目下頭一つ抜けているのはやっぱり天馬のカバコとアイリスオーヤマの「スタックボックス扉付き」。ともにフラップ扉が内側上部にスライドインする構造で開口部が広くて使いやすく、開けっ放しでもOKで見た目優先か使い勝手優先かで使い分け可能なところが良いです。また丈夫でしっかりしているというのもポイントです。
ともにまだまだ伸びしろが期待できる商品です。また、丈夫だからこそ衣類以外を収めても使えるので、使用シーンの拡大が期待できます。ただ正直に言ってこういう商品を使うよりも、従来の引出式衣装ケースを使ったほうが洋服の出し入れは容易ですし、収納物に合わせて棚板の高さを変えられるオープンラックのほうが様々な用途に使えると思います。
そんなわけで、キャリコおよびその類似品の市場が盛り上がるのもちょっと複雑な気持ちの今日この頃です。
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