収納マンが最強のポリプロピレン製チェストと讃える天馬のフィッツプラスに、新色カプチーノ色の「フィッツプラス・イージー」が登場しました。
これはとても素敵な色!引出しの前板が段差を設けたデザインになっていることも相まって、「いかにもプラスチック製」という感じが薄まり、フレンチカントリーのインテリアにも合いそうな雰囲気です。
従来のフィッツプラス
オリジナルの「フィッツプラス」の発売は2007年頃。もうこれまでに何台お客様のお宅に納入したか分かりません。競合品のアイリスオーヤマのHGチェストよりも少し高価ですが、引出しの前板が外れない、側面や裏面にホコリが溜まらない、引出ロック機構が付いている、キャスターを取り付けできるなど、多くのメリットがあります。
でもツヤッとしていて、フィッツプラス・イージーと比べるとプラスチック感があります。
ゴージャス感の強いフィッツプラス・プレミアム
その後発売されたのが前板に鏡面仕上げを施した「フィッツプラス・プレミアム」。2012年の春に東京・赤羽の天馬の本社にお邪魔した少し前に発売されました。

でもいくらモノトーンが流行っているとは言え、個人的にはこれはちょっとゴージャスすぎて受け付けませんでした…。技術的にはスゴいと思うんですけどね。
籐チェストっぽいフィッツプラス・メッシュ
その後は2013年に「フィッツプラス・メッシュ」、翌2014年には「フィッツプラス・ライン」を発売(後者は2020年5月確認時点で既に終売の模様)。いずれも引出し前板のパターンとカラーバリエーションが違うのですが、個人的には「これぢゃない」感が強すぎました。
このようにフィッツプラスが発売されて以降、ここ数年は矢継ぎ早に姉妹商品が増えていったわけですが、結局わたしはオリジナルのフィッツプラス以外を使ったことがありませんでした。
でも今回のフィッツプラス・イージーは使いたいですねー。もうオリジナルのフィッツプラスは使わないんじゃないかというくらいに。同じくカプチーノ色のフィッツユニットとは奥行が違いますが、家中をフィッツのカプチーノ色で揃えると満足感も高まりそうです。
ちなみにフィッツプラス・イージーの「イージー」の意味。何がイージーなのかと考えてみたんですが、どういうわけかオリジナルのフィッツプラスよりも2,000円安くなっていて、ライフスタイルの変化に応じて気軽に買い足しできることがポイントになっているようです。ひょっとして劣化仕様になっているのかと思ったんですけどそういうわけではなくて、現状ではサイズラインナップを絞り込むことで価格を抑えているものと考えられます。
ともあれ、フィッツプラス・イージーはパッと見た感じ地味な違いのようで、意外とヒットの予感です。
2016/03/15追記:
大変申し訳ありません。実物を確認しましたが、写真と実物ではかなり違いがありました。思っていた以上にプラスチック感が強く、おまけに天板の表面材の貼り方が安っぽいです。第一、写真と実物ではまったく色が違います(写真では白っぽく見えますが、実物はミルクの多いカフェオレのような色です=まさしくカプチーノ)。
総じて、従来のフィッツプラスよりも圧迫感が強いです。フィッツプラスよりも私のほうがイージーでした。すいません。
関連記事




コメント