どんどん西へ関西2店舗目!「東京インテリア家具神戸店」に行ってきました

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東京インテリア家具神戸店

IKEA神戸ストアの南隣に6月23日にオープンした東京インテリア家具神戸店。オープンしてから半月が経ちましたが、遅ればせながら行ってまいりました。

神戸店に先駆けて2月にオープンした大阪本店は、想定を上回る売り上げで、取引先の家具メーカーの多くが恵比須顔だということですが、さて神戸店はどうでしょうか?

平日の午前中に神戸店に行くと、駐車場は2~3割程度埋まっている状態。そう言うと、あんまりお客さんがいないんじゃないかと思われるかもしれませんが、平日のポートアイランドなんて、コンテナを積んだトラックしか走ってませんからねー。十分な賑わいっぷりだと思います。

※この記事は2017年7月10日時点の情報に基づいています

 

神戸店はIKEAを敢えて意識しなかった?

東京インテリア家具神戸店は大阪本店と同じく、平屋建てのワンフロア構造となっています。売場構成や商品ラインナップもほとんど同じで、売場面積は大阪本店よりちょっと狭いかなーというくらい。先に大阪本店に行った人は「なんや、一緒やん」と思われた方が多かったかもしれません。

しかし、ひとつ大きな違いがありました。大阪本店は正面エントランスから入って右側が組立家具売場ですが、神戸店は同じ場所にシーツやカーテンなどのファブリック売場があるのです。神戸店の組立家具売場は正面エントランスから入って左側、つまり右手から順番にぐるっと回っていくと一番最後の場所になります。

ちょっとうろ覚えなのですが、東京インテリア家具の幕張店や名古屋本店は大阪本店と同じで、入って右側が組立家具売場だったと思います。それが確かだとすれば、神戸店だけ逆だということになります。

大阪本店では、IKEA鶴浜店から来たお客さんが自然に右手の組立家具に進んで、そこでわいわいと見ている印象が強く、神戸店も当然その戦略を取るものだと思っていました。しかし、前述の通り神戸店の入って右手はファブリック売場で、シーツを見ているお客さんが多く、逆側の組立家具売場はお客さんが少ない状態でした。

時間帯の問題もあると思うので何とも言えないところはあるのですが、神戸店はIKEAを敢えて意識しないようにしたのか、もしくは組立家具の持ち帰りの利便性を重視したのではないかと思います。大阪本店で何かしらノウハウが得られたのかもしれないですね。

 

客入りは良いが買い気に乏しい?

冒頭でも申し上げました通り、東京インテリア家具神戸店は平日の午前中にもかかわらず家具店としてはお客さんが多かったです。まだオープン後半月ということもあるものの、これにはさすがに感心しました。

東京インテリア家具を出てからIKEA神戸ストアにも立ち寄ったのですが、こちらも客入りは良かったです。ただ違ったのは、IKEAではカートに商品をいっぱい入れたお客さんが結構いたのに対し、東京インテリア家具はあまり売れていないような気がした点です。

これについては時間帯の問題や私の主観によるところが多いとは思います。しかし、もう売り切れているだろうと思っていたオープンチラシ掲載の特売品がまだ残っていたのですね。

もっとも、チラシ特売品など目もくれずに高級品の商談を粛々と進めている良いお客さんが多かったのかもしれませんが、どうも大阪本店ほどは売れていないんじゃないかなと思いました。

 

ともあれ、今回、神戸店を訪れて、東京インテリア家具はやっぱりスゴイなーと改めて感心しました。私が見ても「安い」と感じてしまうのです。

東京インテリアの家具が安いと感じてしまう理由を考えると、次のようなメソッドが思い浮かびました。

  • 売場の通路が広く、照明が明るい
  • 商品を詰め込みすぎず、整然と並べている
  • いろんなテイストを提案しながらも、最新のトレンドのものだけを揃えている

売場の通路が広いというのは、店内をぐるっと一周しているメイン通路だけではありません。食器棚や整理タンスの売場など、いわゆる「平場」も通路が広いのです。

そうすることで整然と商品が並べられているように見え、キチッと感が出ます。それって簡単なことのように思えて、実際はすごく難しいんですよねー。なぜなら、普通はついつい仕入れすぎて、ハミ出してしまうからです。

これは決してオープン直後だからというわけではありません。オープンしてから月日が経っている幕張店などでも徹底されていることだと思います。つまり、東京インテリア家具は商品管理がすごくしっかりできているということです。

それに加えて、店内が非常に明るいのが特徴です。一般的に家具店は店内が明るいものですが、東京インテリア家具は単に明るいだけじゃなくてキラキラしているんです。そのため、平場の商品でも特売品でも高級品に見えちゃうんですね。だから、見た目に対して「安い!」と思ってしまうのです。

さらに、いろんなテイストを提案しながらも変な商品は持ち込まず、基本的に最新のトレンドを踏まえて品揃えしているように思います。これもやはり、商品管理がすごくしっかりできているからこそでしょう。

いや本当に、東京インテリア家具はスゴイっすね。来春には博多店のオープンが控えているとか。九州の人にとっては楽しみですね!

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この記事を書いた人

日本で初めて一般家庭向け収納&インテリア・コーディネートサービスを始めて20年の収納&インテリアのプロ。TVチャンピオン収納ダメ主婦しつけ王優勝。
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