敢えて廉価版!日立のDCモーター扇風機HEF-DC4000に続いてHEF-DC300を購入

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我が家では昨年、プラスマイナスゼロの扇風機がたった4年で壊れてしまったため、代わりに日立のDCモーター扇風機HEF-DC4000を購入しました。

分解不能だけど収納面でもオススメ!日立のDCモーター扇風機HEF-DC4000
日立のDCモーター扇風機「HEF-DC4000」を購入しましたのでレビューします。分解不能なのでオフシーズンに収納しにくいという問題はありますが、完成品で組み立てる必要がないのがメリット。また、電源コードやリモコンは台座に収納可能。サーキュレーターとしても使えます。

HEF-DC4000は実に素晴らしいです。デザインはスタイリッシュで、サーキュレーター代わりにもなります。羽根を真上に向けて寝室のエアコンの下に置けば、寝ているときにエアコンの風が直接当たることもありません。

購入当初は分かりにくかったDCモーターの風のやわらかさも、寝ているときなどは特によく分かります。DCモーターの扇風機の風に慣れると、従来のACモーターの風はすごく不快!もはやコスパがどうのこうのとは言ってられなくなってしましました。

一方、我が家にはもう1台ユアサの扇風機があるのですが、約10年で壊れてしまいました。我が家はエアコンよりも扇風機派なので2台は必須。すぐに買い替えなければなりません。いろいろ検討した結果、今度も日立の「HEF-DC300」を購入することにしました。

※この記事は2017年7月9日時点の情報に基づいています(2023年8月23日一部更新)

2023/08/25追記:HEF-DC300は既に販売を終了しています。後継モデルは「HEF-DL300E」です。

 

またまた日立のHEF-DC300を購入した理由

前述の通り、もはやACモーターの扇風機は考えられなかったので、DCモーターのみを対象に検討しました。でも、いくらHEF-DC4000がお気に入りだからと言って、同じものでは面白くありません。むしろ他のメーカーで検討を始めました。

私としてはやはり見た目にこだわりたい。けれども、プラスマイナスゼロのようにデザインだけの家電は二度と買いたくない。そこで、ツインバードの「コアンダエア」とドウシシャの「カモメファン」、バルミューダの「グリーンファン」が候補に上がりました。

ところが、これらはいずれも高さ調節ができないのです。カモメファンとグリーンファンは中間ポールの着脱で2段階に高さを変えられるとは言え、頻繁に高さを変えるには面倒です。我が家では床に座っているときからカウンターチェアに座っているときまであらゆる高さで扇風機を使うため、高さ調節機能は必須なのです。

デザインは妥協して他のメーカーも検討しましたが、結局また日立に戻ってきてしまい。かと言って、またHEF-DC4000や後継機のHEF-DC5000を買うのはやっぱり面白くありません。

そこで、HEF-DC4000に対して唯一不満に感じていた「重い!」(5kg)ということを思い出し、少し軽め(3.8kg)のスタンダードモデルHEF-DC300を購入することにした次第です。

HEF-DC300は要組立て

日立HEF-DC300は要組立て

HEF-DC4000は箱から出したらすぐに使える完成品でしたが、HEF-DC300は分解された状態で箱に収まっており、組み立てる必要があります。組立ては10分もあればできるため個人的にはまったく気になりませんが、HEF-DC4000や後継機のHEF-DC5000のほうがデザインやスペックが良く、価格差も5,000円程度であることを考えれば、普通はHEF-DC300を買う理由はないと感じます。

ちなみに、こちらのHEF-DC300はHEF-DC4000と同じく、みんな大好き&安心安全の中国製でございます。

 

HEF-DC4000とHEF-DC300の比較

アクセントカラーが違う

(左)HEF-DC4000(右)HEF-DC300の比較

では、HEF-DC4000(左)とHEF-DC300(右)を比較してみましょう。

まずパッと見て違うのはアクセントカラーです。2016年モデルはブラックがアクセントになっていますが、2017年モデルはシルバーです。こうして写真で見るとブラックのほうが高級感があるように見えますけど、シルバーもやさしい感じで個人的にはどちらも捨てがたいです。

ちなみにこちらはもっとも低くした状態で、HEF-DC4000の高さはミニマムで81cm、HEF-DC300は同じく73.5cmとなっています。

高さが違う

(左)HEF-DC4000(右)HEF-DC300の比較

今度はもっとも高くした場合で比較。HEF-DC4000の高さはマックスで110cm、HEF-DC300は同じく95cmとなっています。

HEF-DC300は台座がチープ

(左)HEF-DC4000(右)HEF-DC300の比較

おそらくHEF-DC4000のほうが全高が高いということで、台座が重くなっているんだと思います。もちろん、HEF-DC300が組立式であるということも影響しているんでしょうけどね。

普通に使っている状態で見ても、裏返しても、HEF-DC300は台座がチープに見えてしまいます。もっとも、私としては軽いものを所望したので、これは致し方ありません。

HEF-DC4000は裏面に電源コードをつっこめる

ベース底面に電源コードを収納可能

HEF-DC4000は完成品ということもあってか、台座の裏面に電源コードをつっこめるようになっています。一方のHEF-DC300にはこのような機能はありません。

HEF-DC4000は台座にリモコンを収納可能

(左)HEF-DC4000(右)HEF-DC300の比較

つっこめると言えば、HEF-DC4000は台座にリモコンを収納できるようになっているのですが、HEF-DC300は支柱の裏側に引っ掛けるようになっています。

ちなみにリモコンはまったく同じもので、2台が近くにあると同時に動きます(笑)周波数の切り替えはできません。

HEF-DC4000のほうが羽根の角度が自由自在

(左)HEF-DC4000(右)HEF-DC300の比較

冒頭でも述べました通り、HEF-DC4000は羽根を真上に向けてサーキュレーターのように使うこともできます。一方のHEF-DC300は上方向に約20度が限界。

ちなみに下方向へは、HEF-DC300のほうが少し角度をつけられます。

HEF-DC4000のほうが裏から見てもボリューム感あり

(左)HEF-DC4000(右)HEF-DC300の比較

ついでに裏側からも見てみましょう。HEF-DC4000は羽根を真上に向けられる構造になっているため、ボリューム感があります。対してHEF-DC300は結構フツー。

ちなみに、羽根を囲っているスチールワイヤーの部分の形状はまったく同じです。羽根そのものも同様です。

HEF-DC4000のほうが首振りの角度調整が容易

(左)HEF-DC4000(右)HEF-DC300の比較

ほかに裏側から見て違いを挙げるなら、HEF-DC300には首振りの角度調節のレバーがあるということです。HEF-DC4000は台座のタッチパネルで角度調節ができるので、レバーはありません。

そんなに頻繁に角度を調節する必要があるとは思えないものの、HEF-DC4000のほうが首振りの角度調整がしやすく、逆にHEF-DC300はそれに比べると不便で貧乏臭さを感じます。

HEF-DC4000は温度センサー付き

(左)HEF-DC4000(右)HEF-DC300の比較

あと外観上で一番違うのは操作パネルです。いずれもタッチ操作なので操作感にはほとんど違いはありません。しかし、HEF-DC4000のほうが液晶画面が大きくてスタイリッシュ。HEF-DC300は液晶画面が支柱に付いており、あまりオシャレとは言えません。これはコストの問題というよりも、組立式だからではないかと思います(台座に液晶画面を設けるスペースが確保できなかった)。

機能的な部分で言うと、HEF-DC4000は温度センサー付き、HEF-DC300はナシ。これは実際のところ、別に大きな問題は感じません。

あと、HEF-DC4000は風量が8段階調節、HEF-DC300は6段階調節。これについては、いずれも最大21W、最小2Wなので、それぞれの段階の風量の差が少ないか大きいかだけの違いなので、個人的には気になりません。

 

総じて、私としてはHEF-DC4000よりも軽いHEF-DC300を買ったことに満足しています。ただ、それ以外のメリットは今のところ感じません。軽い以外のメリットは、分解して箱に収めれば収納しやすいということくらいではないでしょうか。

もし私が今いずれも持ち合わせていなかったら、間違いなくHEF-DC4000もしくはHEF-DC5000を買います。より正確に言うと、今ならHEF-DC4000もHEF-DC5000もほとんど価格が変わらないので、2017年モデルで新機能の「こっち向いてボタン」が付いているHEF-DC5000のほうがベターでしょうね。

でもまあ、最近はACモーター扇風機も安いものが続々出ているとは言え、日立のDCモーター扇風機は機能とデザインの面で見たコスパは高いと思いますよ~。東芝と三菱のブランドが冴えない今、重電は日立で決まりですね♪

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