先日、息子の部屋に山崎実業の「ウォール折り畳み物干し竿ホルダーtower(タワー)」を取り付けました。それまでアイセンの「カーテン4連フック」を使っていたときよりも多く洋服を掛けることができ、おまけにカーテンの開け閉めもしやすくなって良い感じです。まだウォークインクローゼットのキャパが厳しいというわけではありませんが、娘の部屋にも取り付けたくなってしまいました。
とは言え、まったく同じ商品を使っても面白くありません。そこで、ほかに何か良い選択肢がないか検討してみることにしました。
というわけで今回は、石こうボード壁に取り付けできる壁面ハンガーラックを8点ピックアップして紹介したいと思います。
※この記事は 2025年5月5日時点の情報に基づいています
ベルメゾン/どこでも壁付けハンガーバー
まず最初に頭に浮かんだのは、ベルメゾンの「ピンで簡単設置 どこでも壁付けハンガーバー WALL FREE」です。先月(2025年4月)発売されたばかりの新商品です。
こちらはコの字型のパイプハンガーが壁から飛び出す形状で至ってシンプル。壁との接地面はナラ材で、材質、色合いともに、娘の部屋のコーディネートにもピッタリ合います。パイプハンガーの幅も約60cmでちょうど良い大きさです。
ベルメゾン/棚付きハンガーラック
ベルメゾンにはもうひとつ、石こうボード壁に固定可能なハンガーラックがあります。こちらも新商品で「突っ張らずに取り付けられる棚付きハンガーラック」という商品。棚柱の荷重を床と壁で支える構造になっています。
幅約50cmでパイプハンガーは2段あり、多くの洋服を掛けることができます。ただ、グレー系のカラーが娘の部屋に合わないのと、床に接する構造がニーズと異なるので却下。玄関などで使うと良いかもしれません。
和気産業/ピラシェル
棚柱と言えば、和気産業の「ピラシェル」。こちらはピン止め金具を使うことで棚柱を石膏ボード壁に固定することができます。
ハンガーパイプを含めて一通りパーツを揃えても5~6千円程度で済みますからリーズナブルです。ただ、ハンガーパイプさえあればOKという場合はあまり合理的ではないかもしれません。
アイワ金属/STAND BAR
アイワ金属の「STAND BAR(スタンドバー)」を使ってハンガーパイプを設けることもできます。
ただ、STAND BAR本体、SPFブラケットロング、アイアンフックUに加え、1×4材を揃えないといけないのでなかなか面倒。シリーズで揃えるよりもスタンドバーで壁に固定した1×4材にウォールハンガーラックを取り付けたほうが合理的でしょうね。
日中製作所/bHレール ランドリーハンガー
マイナーなところでは、日中製作所の「bHレール」というシリーズを使う方法もあります。”日中”と書いて”ヒナカ”と読みます。大阪府柏原市の住宅建築金物メーカーです。
ランドリーハンガーという商品名ですが、もちろん洋服を掛けて収納するにも使えます。折り畳んでフラットにすることも可能。ただ、やっぱり見た目はちょっとランドリーハンガーって感じです。
山崎実業/ウォール折り畳みバスタオルラック
それだったら、山崎実業の「ウォール折り畳みバスタオルラックtower(タワー)」のほうが良いかもしれません。拡張性を考えなければこちらのほうがシンプルだし、スチール製で丈夫です。おまけに価格も安く済みます。
壁美人/Miseluハンガー
ホッチキスで取り付ける壁美人にもウォールハンガーがあります。「Miselu(ミセル)ハンガー」は手前に向かって傾斜ハンガーが2つセットされたタイプです。タオルハンガーのような形状のものもあります。
アーネ/Miraiウォールハンガーラック
アーネ・インテリアの「Miraiウォールハンガーラック」は吊戸棚とハンガーパイプがセットになった商品です。幅、奥行、カラーともにバリエーションが豊富にあり、選ぶのに困るほどです。価格は決して安くはないものの、日本製かつボリューム感を考えると妥当なところでしょう。
というわけで、いろいろ探してみたものの、結局はベルメゾンのどこでも壁付けハンガーバーがもっとも私のニーズに適っていると感じました。もしくは、山崎実業のウォール折り畳みバスタオルラックといったところ。
フックがいくつも付いたウォールハンガーなら石こうボード壁OKな商品はいくつもありますけど、ハンガーパイプで直接壁に固定できるものって意外と少ないものですね。室内物干しではなく普通に洋服を掛けることができるものの選択肢が増えることを期待したいと思います。
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