我が家では水筒を干す際に、100均の「珪藻土ボトル置き」を使っています(上写真)。コンパクトで良いのですが、1年も経たずにカビが生えてきました。削ってもほとんどキレイになりません。
それで、これに代わる何かを待ち望んでいました。そうしたら、山崎実業から理想的な商品が発売されたんですけれど、早々に売り切れてしまって入手困難に。それでもタイミング良く購入することができたので、今回はそのレビューをお送りしたいと思います。
※価格および仕様はすべて2021/06/10現在
山崎実業・ワイドジャグボトルスタンドTOWER
こちらが発売早々、売切れ続出となっている山崎実業の「ワイドジャグボトルスタンドTOWER(タワー)ホワイト5409」です。パッケージ写真の通り、マグボトルを立て掛け、トレーにフタを乗せて乾かせるようになっています。
写真だとサイズ感が分かりにくいと思いますが、幅は32cm、奥行は12cm、高さは17cmと、結構デカいです。これだけ大きければ税込3,850円という価格も納得できるでしょうか。
正直言って私はそれでも高価だと思いましたけど、これだけ売切れ続出となるわけですから、多くの人がそれでも欲しいと思ったということなのでしょう。
トレーは外して丸洗いOK
フレームはユニクロメッキ&粉体樹脂塗装のスチール製で、メッシュ&トレーはABS樹脂製。なので、フレームは錆びにくく、メッシュ&トレーは外して丸洗いすることができます。
任意の位置に緩衝材を取り付け可能
ワイドジャグボトルスタンドにはシリコンっぽい材質でできた緩衝材が4つ付属していて、任意の位置に取り付けることができます。これはマグボトルにキズが付かないようにするためのものということですが、滑り止めとして使っても良さそうです。
ただ、個人的にはその必要性は感じませんでした。
底面に滑り止め付き
底面の4隅に、こちらもシリコンっぽい材質の滑り止めが付いています。スチール製で自重もありますし(全体で約770g)、とても安定しています。
珪藻土ボトル置きと比較するとかなりデカい
ワイドジャグボトルスタンドをキッチンのカウンターの上に置いてみました。同じ場所に置いていた珪藻土ボトル置きと比較してみると、かなりデカいし圧迫感もあります。
マグボトルを乗せると更に圧迫感が
ワイドジャグボトルスタンドにマグボトルを乗せると更に圧迫感が出ます。
ちなみに、上写真で乗せているボトルは左から順番に、サーモスの「真空断熱ケータイマグ(750ml)JNL-753」、タイガーの「サハラマグ(360ml)MMJ-A036」、パール金属の「ブロックスタイル(1000ml)H-6039」です。
フレームの内寸は31cmなので、500ml前後のマグボトルなら4~5本乗せることができます。
2リットル以下でも背の高いボトルはNG
ワイドジャグボトルスタンドは500~2000mlのマグボトル、ジャグ、水筒に対応しています。しかしながら、我が家にある1450mlのフォルテック「ワンタッチ栓ダイレクトボトルFR-5116」(上写真右)を試してみたところ、不安定ですぐに滑り落ちてしまいました。
2000ml以下でも高さが30cmを超えるような大型ボトルには向いていないようです。
絶妙なフレーム設計
1450mlのボトルが乗らなかったのは残念ですが、ともあれワイドジャグボトルスタンドのフレームは絶妙な設計だと思います。様々な大きさのボトルに対応できるように、3本の横方向のフレームの位置が決められていて、大きさによって傾き加減が違うのですね。
この神設計には思わず唸りました。デザインも素晴らしいし、使い勝手も良いし、これなら価格が高くても納得できます。そんなわけで、しばらくウットリと眺めてしまいました(笑)
しかし、仕事から帰ってきた妻の反応は散々でした。「デカい!」「カウンターに料理を置くのに邪魔!」「ほかに置く場所を考えないと!」
確かに、デカいんですよねー(苦笑)我が家では通常3本干せたら良いので、幅は2/3くらいで十分なんです。1000ml以下、2~3本用で、もうちょっとコンパクトなものを発売してくれないものかと思います。
ともあれ、妻も実際に使ってみると、「マグボトルが置きやすい」「乾きが早い」とまんざらでもない様子。やっぱり買って良かったかなと思いました。
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