地鎮祭も滞りなく済みまして、ようやく来月から着工です。ご覧の通り、いつでも工事が始められる状態になりました。
一方で、プランは完璧にまとまっているかというとそうでもなく。五月雨式に私が細かい変更をお願いして、ようやくそれも落ち着いたかなという状況です。アキュラホームの皆様にはご迷惑ばかりお掛けして申し訳ございません(苦笑)でも本当に、私は素晴らしいチームに恵まれて良かったなーとつくづく感謝しています。
リクシル「AS」vsクリナップ「ステディア」
システムキッチンも最近になってよくやく決まったところです。もともとは幅60cmの食洗機をビルトインする前提だったので、アキュラホームからはクリナップとタカラスタンダードを提案されていました。しかし、食洗機はビルトインではなく卓上型を置くことにしたので、タカラスタンダードに代えてリクシルが候補になりました。
結果的に母のほうはクリナップの「ステディア」に、私のほうはリクシルの「AS(エーエス)」に決まりました。それぞれに良いところがあり非常に悩んだのですが、それぞれ別のものを選んだ理由をご説明したいと思います。
※以下は原則として2019/11/18現在のアキュラホームでの標準仕様となります
母が「ステディア」を選んだ理由
耐久性の高いステンレスキャビネット
母が選んだのは、2018年9月に「クリンレディ」からモデルチェンジした「ステディア」です。キャビネット全体がステンレスでできており、カビ、サビ、臭いに強く、衛生的というのが最大のセールスポイントとなっています。ワークトップやシンクがステンレスでも価格が変わらないというのも母にとっては魅力的だったようです。ステンレスなら多少雑に扱ってもキズや汚れの心配がありませんからね。
また、引出し前板などもリクシルより丈夫な感じがしました。毎日使うものだから、やっぱり耐久性が高いのが一番だと思います。
カセットガス缶が収まるフロアコンテナ
収納面ではフロアコンテナ(台輪引出し)にカセットコンロのガス缶が収まるというのが魅力的でした。ガス缶が収まるということは、500mlのペットボトルも収まることが多いと思います。それくらいの深さがあると色んなモノが収めやすくて便利ですね。
ちなみに、リクシルのASもワークトップの高さが900mmならカセットコンロのガス缶が収まるようなのですが、850mm以下では500mlのロング缶までしか収まりません。
ガスコンロに温度調節&タイマー機能あり
あと、アキュラホーム標準仕様のステディアのコンロには温度調節とタイマー機能があります。ガラストップで、水無両面グリルを装備しています。
「そんなのイマドキ当たり前でしょう?」と思うことなかれ。リクシルでのアキュラ標準はコンロの温度調節もタイマーもないんです。温度調節&タイマー機能が付いたものにグレードアップしようと思ったら高額の追加費用が発生するため、私と妻はASを「コンロなし」で発注しました(苦笑)引き渡しが済んでから設置する予定です。
私と妻が「AS」を選んだ理由
キレイシンクで見た目スッキリ
リクシルのASは同社「アレスタ」をベースに開発されたビルダー(工務店)専売モデルです。私の妻は以前にリクシルのショールームに行ったときに人造大理石の「キレイシンク」に一目惚れしており、アキュラ仕様のASでもそれが採用されていたため、妻の強い要望でASに決まった感じです。
キレイシンクは排水口の部分がカバーされていて、見た目がスッキリしています。スポンジや食器洗い洗剤もスッキリと隠すことができます。
食洗機用の分岐口付水栓を取り付けできる
次に、これは我が家特有の事情なのですが、ASなら卓上型の食洗機を接続するための分岐口付水栓を取り付けできるという点も大きなポイントでした。ステディアだと蛇口とは別に分岐管を立ち上げる必要があり、しかも大きなハンドルが付いていて不細工だったのです。
なお、食洗機をビルトインにしなかった理由は主に2点。卓上型にしたほうが洗い置きとして使いやすいということと、取り替えの際にビルトインより安く済むということです。
リクシルのほうがカラバリ豊富
あと、どうもクリナップは面材やワークトップのカラーがしっくり来なくて、リクシルのほうが妻も私も気に入ったというのもあります。これは単純に好みの問題ではありますけど、リクシルのほうがカラーバリエーションが豊富というのも事実です。
つまるところ、ステディアのほうが耐久性や機能性では総合的に良いと思います。ですが、私と妻はシンク、水栓、ワークトップ、面材ともに、完全に見た目を重視した格好ですね。
ともあれ、システムキッチン選びではアキュラホーム標準仕様が安すぎたのには参りました。「安いんだったら良いじゃない」と思われるでしょうけど、標準仕様をちょっと外れてしまうと別途費用がものすごく割高になってしまうんです。サイズの問題でタカラスタンダードの「オフェリア」が選べなかったのはともかく、ガスコンロをワンランク上げるだけで驚くほど金額が跳ね上がるのには参りました。
パーツによって卸率が違うためか、ショールームのスタッフでは金額を言えないというのも選ぶのが難しいところです。ショールームで思いっきり夢を膨らませて、アキュラホームから提示された見積書で現実に突き落とされるという経験を何度も味わいました(苦笑)しかも、ショールームのスタッフがビルダー毎の標準仕様を十分に理解していないので、余計に話がややこしくなりがちです。
ちなみに、収納の専門家ならもうちょっとそれらしいところをチェックしていると思われるかもしれませんが、そこは今回まったく重視しませんでした。下手な仕切りとか付いてないほうが使いやすいと思うからです。オプションパーツを付けても割高になりますし、100均のプラ箱などをフル活用して収納したいと思います(笑)
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