我が家の洗面脱衣所にはアキュラホームのオリジナルのサニタリー収納が造作されています。洗濯機上にはハンガーパイプがあって、そこにバスマットを干すようにしています。
ただ、高さが180cm近いので、背が低い妻は踏み台がないと手が届きません。そのため、山崎実業の洗濯機横マグネットタオルハンガーなどを取り付けて、そこにバスマットを掛けるようにしようかと考えました。
しかしながら、サニタリー収納と洗濯機のすき間だと通気があまり良くありません。そこで、既設のパイプハンガーの下に突っ張り棒を設けることにしました。
※この記事は2021年2月5日時点の情報に基づいています
アイリスオーヤマ・スタイル伸縮棒SSB-120
普通の突っ張り棒でも良かったのですが、今回はアイリスオーヤマの「スタイル伸縮棒SSB-120」を使うことにしました。一般的な突っ張り棒よりもこちらのほうがデザインがシンプルでオシャレな感じだからです。
ぶっちゃけ、本当はカインズの「DRAW A LINE(ドローアライン)」もどきが良かったんですけどね。終売になった今となっては仕方ありません。
なお、今回購入したSSB-120は長さ75~120cmに伸縮し、耐荷重は40~25kgとなります。ほかに、長さ110~190cmで耐荷重25~15kgの「SSB-190」、長さ170~280cmで耐荷重20~8kgの「SSB-280」があります。ホワイト色のほかブラック色もあります。また、2本の伸縮棒の上に渡せる専用の棚板も用意されています。
シンプルなデザイン
一般的な強力タイプの突っ張り棒は、壁に接する圧着板や、ねじって回すアジャスターの部分がゴツゴツしたデザインです。しかし、スタイル伸縮棒はとてもシンプルですっきりしたデザインになっています。
スチールパイプもツヤありではなくマットな質感。もっとも、「DRAW A LINE」に比べると見劣りしますが。
アーレンキーでネジをロック
ドローアラインはロックねじを真鍮製にすることでオシャレ度をアップしていますが、スタイル伸縮棒はロックねじを目立たないようにすることでシンプルに仕上げています。ロックネジにはツマミがなく、付属のアーレンキー(六角棒レンチ)で回すようになっています。
これはうまいことを考えましたねー。ちなみに、このロックネジは長さが1cmほどしかなく紛失しやすいからでしょうか。予備が1本ついています。
取り付け補助具が付いているが…
スタイル伸縮棒には一人でも取り付けしやすいように取り付けアダプター(補助具)が同梱されています。アダプターを壁に粘着テープもしくは画鋲で固定すると、そこに突っ張り棒の端を仮止めできるというものです。
しかしながら、これを付けることで得られるメリットよりも、あとで外すほうが面倒臭いように思います。いずれにしても正確に水平に突っ張るためには、壁や天井からの距離を確認しながら固定しなければなりませんから、私はアダプターに頼りませんでした。
一応、つっぱり棒マスターですからね(笑)そこは抜かりありません。
軽い力で回せるアジャスター
ロックネジを固定し、位置を正確に決めたら、あとはアジャスターを回して突っ張るだけです。
一般的な突っ張り棒のアジャスターは手が滑りにくいように溝が彫ってあります。しかし、スタイル突っ張り棒のアジャスターは表面がツルっとしています。これだと手が滑りやすいんじゃないかと思いましたが、思いのほか軽い力で回せて、まったく問題ありませんでした。
設置完了!
というわけで、難なく設置完了。最初はアジャスターが左に来る向きで設置しましたが、あとで左右を入れ替えました。右側はハンガーなどを掛けたときに蛇口が邪魔になるので、左側をメインに使ったほうが良いと気付いたからです。
こういう風に取り付け位置などを容易に変えられるのは突っ張り棒のメリットですね。
バスマットを干してみた
早速、スタイル伸縮棒にバスマットを干してみました。もともと造り付けてあったパイプハンガーに雑巾を掛けるなどして2段使いできて便利です。
妻も踏み台なしでバスマットを手に取れるようになってとても喜んでいます。
マスクも干せる
以前から妻が手近なところにマスクやスポンジを干すのも気になっていたのですが、スタイル伸縮棒を設置したことでそこに干せるようになりました。些細なことですが、こういうちょっとしたストレスが解消されるだけでも満足感がアップしますね。
アイリスオーヤマの伸縮棒はスッキリとしたシンプルなデザインで従来の突っ張り棒よりも満足度の高い仕上がりとなっています。それだけでなく、ロックネジのツマミが出っ張っていませんから、タオルなどを直接干したときに型崩れしないのも良いところです。
一方で、一般的な100cm前後の強力タイプの突っ張り棒なら安ければ500円くらいで買えるところが、スタイル伸縮棒は安くても1,000円くらいと高価です。最近はだいたい1,500円前後ですから、なおさら割高感があります。
ちなみに、パッケージは最悪でした。箱を開けると、パーツが板ダンボールにテープでぐるぐる巻きにされていて、すべて外すのに難儀しましたよー。これはユーザーファーストではありません。価格が少々高いことは許せても、こういうのはちょっと評価を落としてしまいますね。
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