我が家では浴室の入り口の角など様々なところをカモ井の白いマステで保護しています。これさえ貼っておけば無敵。壁紙が汚れたりキズついたりする心配はありません。
しかしながら、広い面に何本もマステを貼るというのはさずがにちょっと不細工になりそうです。何か良いものはないかなーと思っていたところ、ちょうど良さそうな壁紙保護シートを試す機会に恵まれましたので紹介したいと思います。
オリジンツリー・壁紙保護シート
今回紹介するのは、基本的に猫に壁をひっかかれてキズをつけられるのを防止するための「壁保護シート」です。T.マート楽天市場店を運営するオリジンツリーという会社のオリジナル商品となっています。ちなみに、amazonなどでも「BOOMIE」というブランドで販売されています。
ウチには猫はいないのですが、これは我が家のようにペットのいない家でも便利なんじゃないかと思って試してみることにした次第です。
ハサミで簡単に切れる
さっそく試してみましょう。こちらの壁保護シートはハサミを入れると、サーッと簡単に切れていきます。裏面が方眼紙になっているのでサイズ合わせも容易です。
半透明&ツヤ消しで目立たない
壁紙に貼って本当に大丈夫かどうかを確認するために、テープ状にカットして壁紙に貼り付けてみました。
透明、しかもツヤ消しなので、ほとんど目立ちません。適度な厚みがあるので、日常生活で生じる可能性のあるキズならほとんどカバーしてくれそうです。
剥がしても壁紙は損傷せず
接着剤が定着するのはだいたい24時間くらいということが多いので、倍の48時間が経過してから剥がしてみました。その結果、壁紙の表面が剥がれることはありませんでした。
この壁保護シートの材質や粘着力は養生テープに似ているような感じがします。養生テープも一般的なビニール壁紙に貼っても大丈夫なので、こちらも概ね問題ないことが多いのではないでしょうか。
息子のベッドの横の壁に貼ります
さて本番。今回、壁紙保護シートを試してみようと思ったのは、息子のベッドの横の壁です。写真だとちょっと分からないと思いますが、皮脂やジュースをこぼした汚れ、それとキズがあちこちあるんですよね。
シートをカットしてマステで仮止め
2.4mある壁紙保護シートから約2m分をカットして、マステで壁紙に仮止めします。
意外と貼りやすい!
こういう長尺シートは貼るのが大変というのが相場ですが、こちらの壁紙保護シートは実に簡単です。端の位置決めさえ失敗しなければ、あとは少しずつ剥離紙を剥がしながら手で押さえていくだけで、シワになったり気泡が入ったりすることはありません。
こんなに簡単に貼れる長尺シートはなかなかないと思いますよー。
貼り付け完了!
というわけで、あっという間に壁紙保護シートの貼り付けが完了しました。本当に写真の通りのような感じで、見てすぐに貼ってあるのが分かると言えばその通りだし、言われなければ気付かないと言われれば確かにそんな感じでもあります。光が当たるとすぐに分かりますが、そうでなければ気付かないことのほうが多いのではないでしょうか。
撥水性があるのでキッチンにも
少し余ったので私のオフィスのキッチンの周りにも貼ってみました。ケチってキッチンパネルをハメなかったため壁紙のままだったので、これで汚れる心配が減りました。
ちなみに、キッチンの奥の壁にも貼ってるんですけど、まったく分からないですよね。正面から見ると本当に気づかないことが多いです。
というわけで、あまり期待していなかったのですが今回の壁紙保護シートは想像以上に良かったです。粘着力は十分なのに壁紙を傷めることなく剥がせるし、半透明&ツヤ消しで特に正面から見たときはまったく気付かないほど目立ちません。どんな色の壁紙でもOKというのも助かりますね。
シートそのものもシッカリしていて、日常生活でつく可能性のあるキズや汚れはもちろん、ペットの引っ掻きキズもかなり軽減してくれるのではないでしょうか。
今回試したのは45cm×2.4mの最小サイズで税込1,690円ですが、最大で90cm×9.9mというビッグサイズも用意されています。まずは狭いところで試してみて、必要に応じて家じゅうの壁を保護してもらうと良いと思います。
2022/08/24追記:
半月ほど経ってから壁紙保護シートを剥がしてみたところ、塩ビ壁紙が少し剥がれてしまいました。普段まったく触れない部分なので壁紙が劣化していた可能性はほとんどなく(しかも築2年)、粘着力が少し強すぎるのではないかと思います。
もっとも、壁紙がキズつく可能性のある場所の場合は放っておけばもっと剥がれるでしょうから、この程度で済むならOKと考えることもできるでしょう。
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