コロナ禍でのアウトドアブームの影響もあって、ますます人気が高まっているリスのPPコンテナ「トランクカーゴ」。先日「ステッカー」が発売されたのもその人気の表れでしょう。
そんなトランクカーゴには既にラインナップが豊富に揃っていますが、2023年10月2日からまた新しい仲間が加わることになりました。トランクカーゴ史上おそらくもっともコンパクトな工具箱サイズです。
※この記事は2023年9月1日時点の情報に基づいています
リス・スタックカーゴ
型番 | S-6 | S-4 |
---|---|---|
サイズ(mm) | 365×183×180 | 365×183×128 |
容量 | 6.5L | 4L |
収納耐荷重 | 18kg | |
製品重量 | 736g | 645g |
材質 | ポリプロピレン | |
カラー | 3色(グリーン、グレー、ブラック) | |
原産国 | 日本 | |
税込価格 | 2,780円 | 2,480円 |
※価格は2023年9月1日現在のリスonlineshopの場合
このたび新たにラインナップに加わることになったのは「スタックカーゴ」です。容量6.5リットルの「S-6」と4リットルの「S-4」があります。従来のトランクカーゴでもっとも小さかったのは22リットルの「TC-20」と「TC-20S」でしたから、その約1/3ないし1/5以下というコンパクトさです。
ただし、スタックカーゴはただトランクカーゴの小さいバージョンというわけではありません。トランクカーゴでは短辺側に付いていたバックルが長辺側に2つ並んで付けられており、また天板中央に持ち手が付いています。つまり、一般的には工具箱と呼ぶスタイルです。
なお、S-4はS-6と同じ底面積で高さが約2/3というサイズとなっています。
トランクカーゴに積み重ねOK
トランクカーゴとは異なる形状のスタックカーゴですが、ちゃんと互換性があります。トランクカーゴ・スタッキングタイプの30Sサイズには2つ、50Sサイズには3つ(上写真)、70Sサイズには4つ乗せることができるのです。
トランクカーゴの中にもOK
スタックカーゴはトランクカーゴの上に積み重ねるだけでなく、トランクカーゴの中に入れることもできます。
S-6はトランクカーゴLOWタイプにピッタリ収まります。LOWタイプ以外にはS-4とS-6を重ねて収納することもできるようです。
上下連結できる
さらにユニークなことに、スタックカーゴは上下連結することができます。天板に連結パーツが付いていて、上段の底面にロックするようになっているんですね。上写真のように上下連結したまま運べるのですから立派なものです。
なお、連結部に紐を通して肩に掛けることもできます。
別売トレーや仕切り板が使える
スタックカーゴには「専用トレーS」が用意されており、一般的な工具箱のように上下で仕分けることができるようになっています。こちらはS-6とS-4共通です。
また、「S-6専用 仕切り板【2枚セット】」を使って内部を仕切ることもできます。これは「トランクカーゴLOWタイプ用 仕切り板」みたいな感じですね。
名前がちょっとややこしい
以上の通り、とても魅力的なスタックカーゴですが、名前がちょっとややこしいです。トランクカーゴ、トランクカーゴスタッキングタイプに続いてのスタックカーゴですから。また、不動技研の「スタックカーゴ」(上写真)と丸被りでもあります。
ちなみに、トランクカーゴについては2021年に岐阜プラスチック工業の名義で商標の登録が完了しています。一方で、スタックカーゴについては未申請の様子。さて、不動技研はどう動くでしょうか。
というわけで、最後は余計なお世話でしたが、リスのスタックカーゴはトランクカーゴのファンにとっては是非とも欲しい一品でしょうね。トランクカーゴでは大きすぎたギアを収納するにはもってこいです。
もちろん、アウトドアだけでなくインドアで使っても良いと思います。全長365mmですから無印良品のユニットシェルフにはピッタリです。一般的な3段カラーボックスにも収まる大きさです。
頑丈で持ち運びやすい形状なので、工具など趣味関係のモノを収納するには最適だと思います。
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